雲外に蒼天あり。/2023年YBCルヴァンカップ 第2節 川崎F vs 湘南
どうも私です。
2週続けて雨……?嘘だろ……?
しかもなかなかのしっかりした雨だったので、だいぶ寒かったですね。せっかく春が来るから防寒具片付け始めようかなって思っていたのに、もこもこひざ掛け久しぶりに使いました。いい加減春が来てほしいなあ。
さて、インターナショナルマッチウィークに組まれたのはルヴァンカップ第2節。対戦相手はリーグ戦で引き分けた湘南です。
お互いに決め手に欠ける試合運び、もどかしい中で決め切れずにタイムアップとなり、0-0とスコアレスドローで終えました。
全く敵わない訳でもないけれど、自分たちの強みも出し切れない。90分が長く、短く感じる試合でした。
このnoteのおしながき
1.スタメンとメンバーへの所感
2.選手感想(簡略版)
3.雲外蒼天
4.今後の展望
5.おまけ
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。
先日より選手別に感想を書いてます。あと対戦相手の感想もつけてます。
ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。
1.スタメンとメンバーへの所感
我が軍のスタメンはこちら。
※現地観戦の際は試合後に書いています。
カップ……戦……?
リーグ戦ばりのガチメンなんですが……?若手観れるかなーフンフン♪と思っていたのが、蓋を開ければU-21枠は秀斗くんっていう。おおう……
今のチーム状況が見え隠れする人選ですな……
本当は鷹虎くんや高井くんや名願くんやナガネくんや推しの大関くんを観たかったのです!が!さすがに崖っぷちすぎるもんなあ。
しかし、本職+U-21枠とはいえCBとして当たり前に出続ける秀斗くんめっちゃくちゃすごいんですが。頼もしいっすなあ。いい選手取ったなあ。
あと大南くんも思いがけず出場チャンスが巡ってきている訳だけれど、まだまだ改善ポイントがあるとはいえ実戦で経験を詰めているのは大きいですね。
今季はジェジエウがシーズン中本調子に戻せるかどうかというところだと思いますし、ふたりにかかる期待は大きいです。
カミさんがスタメンとなるとベンチはアンちゃんかなーと思ってたらソンリョン。珍しい。
ベンチメンバーはリーグ戦から少しだけ入れ替えてますね。和季くんと瀬古くんは序列じゃなくて明確に役割で変えている感じなのかな。
ヤスくんは復帰後すぐスタメン、旭くんはベンチ。すぐ戻れて何より。
悠さまはここでスタメンっていうのが、もうオニさんの気持ちがね、ぐっと詰まった采配だなって思いますね。
とはいえすごくリアリストでもあるので、相手にとっても一番嫌な采配を選んだような気もします。
湘南は小野瀬も阿部ちゃんもスタメンだしタリクもいるし、いかついメンバー。湘南って本当苦手だよなあ。なんでなんだろうな。
2.選手感想
今回は時間がない+見返しができない都合上、何人かピックアップして書く形を取らせていただきます。すみません!
99.カミさん
ビッグセーブ、ありましたね。あれ止められるのすごいな……ソンリョンと違うタイプのキーパーっていうのは観ていて明確に感じるところはある。本当によく動いている。
ただ、前節もだけど、その技術がうまく活かせないシーンの方が多かったかな……もらう方だけじゃなくて渡す方の問題もあるのだけれど、それなんでキーパーに渡すの?っていうパスとか結構あったんだよな。できるからっていつでも渡していいってことでもないんだよなあ。使い分け大事。
それを後ろからコーチングできるくらいにチームに馴染んで来られたらいいな。頑張ってほしいなー。
13.ミキくん
引き続きピッチで迷走中ミキくん。要所要所で巧さとか強さを見せられてはいるので、やっぱり新しいことに引っ張られて色々とおろそかになっているかなという感じはしますね。
中に入る意味があまりない、というか「今じゃなくない?」っていう時と「あ、それめちゃくちゃ気が利いてる」って時と9:1くらいの割合に感じるのは私だけではないはずだ。効果的に使えればすごい武器になるのは間違いないのだけれど。今節に関しては張ってた方がよかったんじゃないかなあ。。。
ここが巧くいくようになると、もうそれこそ即代表に呼ばれてもおかしくないと思うので、何とかモノにしてほしいところ。
14.ヤスくん
不調真っただ中。見ている限りでは身体の調子が悪いとかっていうことではなさそうなので、これはメンタル的な問題が大きそうだ。悪い方悪い方へ転がっていってしまっている感じ。
序盤に積極的にシュートを打ちに行ったところはよかったなと思ったのと同時に、庄子さんのことがあって気合い入り過ぎていたのもあるかなと思ったり(実際本人も自覚があったようだし)。
3/30公開の練習動画を観た時に、入りがよくなかったのだけれど段々ボールが止まるようになってきたのを見て「そうそう、それだよ!できてるよ!」と思わず声が出てしまったのは私です。
自分でひとつずつ不安を打ち消していくしかないと思う。14番も、チームも、家族も、背負うものは想像以上に重いかもしれないけれど、背負えないくせに調子に乗ってと心無いことを言う人もいるかもしれないけれど、その重さは実際に背負ったその人にしかわからない。ただ間違いないのは、誰にでもできることではないということ。
ヤスくんの選択が肯定されるサッカー人生になってほしい。いい時も悪い時も見守っていきたいなと改めて思った期間でした。
11.悠さま
多少ブランクは感じたものの、一番得点の香りがしたのはやっぱりこのストライカーでした。でもベテランが一番ガツガツしてるのってチームとして一抹の不安はよぎるよね。まあ、悠さまはまた別っちゃ別なんだけれども。
アキさんのクロスに頭で合わせたところは惜しかったですなー。クロスの落ちる位置がもうちょっと下だったらなあ。むむ。
コンディション的には問題なさそうなので、次こそ決めてもらいましょう。悠さまが決めればチームの雰囲気も変わるんじゃないかな。
23.マルちゃん
マルちゃんは相手陣地に切り込むところまではばっちりなのに、ゴールが見えると途端に無理筋に行ってしまうのはなんでなんだろう。三笘くんと全く同じものを求めている訳ではないのだけれど、もう少しパスの選択肢があればいいのになっていつも思ってしまう。ひとつ入ればケチャドバだと思うのだけれどな。
ところで明らかに変な突っかかり方して倒れ込んだところ、どう考えてもハムってる感じだったのですけれど、その後普通に走ってたのどうなってるんです?人体の神秘すぎるのですが。笑
碧くんが変な形で膝ぐにゃっといった時もびっくりしたけど、それ以上の衝撃だったなあ……めちゃくちゃ柔軟性高いのかな。。。いや、大怪我じゃなくて本当よかったのだけれど……
20&33.新くん&大聖
ここは触れない訳にはいかなかった。交代により爆誕したシンタイセイ2トップ。エ、エモい……!なんてロマンのある2トップなんだ……
アカデミー時代に2トップを組んでいたふたりが4年越しにトップチームで2トップを組むってマンガじゃないですか?得点してたらそれこそ大盛り上がりでしたわね。できなかったけど。
新くんと大聖だと役割も割と明確なので、あとは本人たちだけでなく周りがどうやってふたりを活かせるかって感じだとは思うのですよね。大聖は器用なだしワンタッチでゴールっていうよりボールをなるべく触ってリズムを作りながら相手を剥がしたいタイプな気がするので、どちらかといえば2トップの方がやりやすいんじゃなかろうか。そういう選手がシュートモーションほぼなしで強いシュート打てるからすごいんだろうなって思っている。
お互いにいい刺激を与え合いながらゴール量産できたらいいなあ。そんな未来が観たいんだよ。
湘南ベルマーレ
こちらの出来がお世辞にもいいとは言えなかった中、湘南も前回対戦した時よりはちょっとパフォーマンス落ち気味だったかなあ。こちらが全然うまくいってないのにその隙を突き切れなかった感じはありましたね。メンバー結構変えていた影響もあったのかもしれないけれど。
しかし小野瀬はいいっすな……マジでいい選手獲ったね……あと杉岡くんは鹿島に行ってちょっとスケールが小さくなってしまった感があったのだけれど、戻ってきてだいぶいいのではないだろうか。頑張れ頑張れ。
しかし2分けですか。苦手だなあ……
3.雲外蒼天
現地で撮った写真の空があまりに曇り空だったので、「曇天」で何かことわざみたいなものないかなーって探してみたんですね。今のチーム状況のような空だったもので。
そうしたら、「雲外蒼天(うんがいそうてん)」という四字熟語がヒットしました。曇り空の外には青い空が広がっている、転じて「どんな困難があっても、努力を続ければ必ず状況は好転する」という意味です。
うわー、これだなと。私たちが信じるべきはこの言葉だなと思いました。
ゴールは入らないし怪我人は多いし、選手はどんどん移籍するしチームは勝てないし、色々な方向へストレスをぶつけたくもなります。でも、空はいつか晴れるのだと信じていなければ、楽しみなはずのサッカーがストレスの原因にしかならないと思うのです。
それって、何のためにこのチームを応援しているのだろうってなりませんか?なんだかもったいない時間の使い方です。誰かを傷つけるようなストレス発散しかできないのであれば、もっと自分が楽しいと思えることに使った方が人生有意義だと思います。
サッカーはいいことばっかりじゃない。だから勝った時や報われた時の喜びがひとしおなんですよね。サッカーだけでなくスポーツにも、それ以外の様々な趣味や娯楽や仕事や、自分を取り巻く色々なことも同じです。いいことばっかりじゃないけれど、それでもいいことがあると思えるから、それを知っていて忘れていないから耐えられるんだと思います。
雲が去って晴れた時の喜びは、曇天から耐え続けた人にしかわからない。怒りを選手やクラブにぶつけないのは綺麗事でも何でもなく、ただただ、その喜びを失い続けている哀れな人たちのようになりたくないだけですよ。なんてね。
4.今後の展望
1分1敗と崖っぷちではありますが、清水と浦和が引き分けたことで望みはまだ繋がっています。あとは勝っていくだけです。
次節はホームに浦和を迎える形になるということで、好調浦和をどこまで追いつめられるかが焦点になりますね。うーむ。どうだろうか……
どちらかといえば自分たちの抱える課題の方が大きいので、まずは足元固めるためにリーグ戦からひとつずつ勝っていって自信をつけていくしかないですね。
U-21枠で名願くんか鷹虎くん観たいところだけどどうだろうなあ。先生が戻って来られるならあるかもしれないな。ノボリいるし、名願くんもうちょっといけるんじゃないだろうか。観たいなー。
私たちは私たちにできることをひとつずつ。です。
試合結果
--☆-☆-☆-☆-☆--
川崎F vs 湘南
0-0
得点者
--☆-☆-☆-☆-☆--
スコアレスドローっていうのは寂しいものだなあ。そろそろ。
5.おまけ
引き続き雨のため写真抑え目ですがご了承くださいな。
次はアウェイのルヴァンで当たるのかな。
今度こそ勝ちたい、というか勝たなければいけない。
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