ヒーローは諦めない。誰に何と言われても。/2022年J1リーグ第22節柏 vs 川崎F

2022年10月1日 00:36

どうも私です。
次節まで2週間あるってだいぶ余裕じゃん、と思っていたらもう前日です。あるある。
夏休みの宿題は溜め込む方でした。
ていうか引き分けもそうなのだけど現地観戦によるダメージがすごくて、見返すモチベーションがなかなか上がらなかったのです。
罪深き野次。

さて、連戦による疲労とミキくんの出場停止という不安材料を抱える中で乗り込んだ日立台。最近は割と戦績の良かった柏相手でしたが、悠さまのゴールで先行するもドウグラスに意地の同点弾を決められ、1-1とドロー決着となりました。
うーん、この連戦で勝点4を落としたと思うとなかなか厳しい。首位との差を考えると勝点3ほしかったなあ。とはいえ、個人的にはこの理不尽な連戦をよく乗り切ったとも思う。

内容を三行でまとめると
・準備の差は否めない
・誰のせいでもないけれど
・ノイジーマイノリティに負けるな
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

感想つらつらスタイル継続中。さすがに期間がだいぶ空いてしまったので、今回も簡単に書きますね。
ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のスタメンはこちら。
※現地観戦の際は試合後に書いています。

さすがにかなり入れ替えましたね、そりゃそうだ。
ミキくんの代打は旭くん。うーん、瀬古くんじゃないのか……しかし瀬古くんは中央とか、運動量落ちてきたところで使いたいのもわかる……
難しいのう……

悠さまと天くんは超頑張れ。天くんはさー本当パリ行ってほしいのよ……なんとか代表に滑り込んでほしい……
碧くんパターン全然あるから最後までしぶとく頑張ってほしいなあ。マルちゃんが好調すぎてなかなか出番がないっていうのが悩みどころだけども。

ていうかさ、実況の西岡さんも言ってたけどさ、アキさん体力どうなってんの？笑
全試合出場って大体GKくらいなもんだけど、まさかの。頑張らないところは前より増えてるかもだけど笑、ここぞって時のスプリントとかも衰える感じしないのすごすぎでは。超人。

柏も実はベスメンじゃないのよね。とはいえ、2トップには期待の若手細谷真大くんとドウグラス。
ドウグラスさあ……神戸にいる時からすごい苦手意識あったのよね……やだなーと思ってたけどそういう嫌な予感って当たっちゃうから考えないのが吉だわよね。

2.試合感想

現地で観てた時はそこまで感じなかったけれど、やっぱり最終的にコンディションの差はあったかなあ。うーん。
心なしかセーブしているようにも思ったし、オニさんも多少そういうところはあったかなと言っていたので、やっぱしんどかった部分はあったかなと思います。まあ物理的に仕方ないよね、こればっかりは。

あと意外だったのは、チャナは現地で観るよりは悪くなかったなーってとこ。もちろん、ここで失われるとキツいなーとか、ここは前行ってくれよなーってポイントは現地で観た時とほぼ変わらなかったんですけど、チャナはチャナなりにやりたいことが少しずつ見えてきたような気もします。
ただ、それを実現するにはもう少ししっかり止めて蹴ってくれないとキツいかなと思うので、怪我が治ったらまた基本的なところを磨いてほしいなと思います。
やっぱチャナは攻撃にステータスガン振りした方がいい結果が出る気がする。

柏が1週間対策に割いてきたんだろうなあというのは観ていて明らかで、旭くんのところが後手に回ったりジョアンのところを狙ったりカウンター狙ったりと、なかなか落ち着いてボールを持てませんでした。
早い切り替えしてくるチームはそもそも苦手だしな。ちょっとバタバタしましたね。でも最後のところで踏ん張れたのは個々の努力の賜物だと思います。
旭くんだいぶ吹っ切れたよな。よきよき。この調子だぞ。

あとノボリが復調してきたのは残り少ない試合数の中、明るい材料のひとつですね。後半の相手をひらひらと躱すノボリ、一瞬誰かと思ったよ。巧すぎて変な声出たよ。
どうしても怪我の影響で抑えながらプレーしてる感は否めないけど、それでも気の利くプレー何度も見せられるとね。やっぱすごいわーと思いますね。
先生は先生で違う持ち味のあるSBだけど、旭くんも含めて三者三様でいいですわね。

ゴールシーン、実はピンチからチャンスに変えてるのよね。ジョアンの奪取もノボリのパスも良かったけど、やっぱりアキさんのキープからの悠さまが張ってくれたのがね、、、あそこにいるから生まれたんだよね、あのゴール。そういうところにいるのが小林悠だと思う。アキさんわかってるわ、本当。
ゴールを決めたのが悠さまだとわかった時、もう涙が止められなくて喜ぶより前に泣いてしまったのだけど、近くに座ってたおばさまも泣いてて。なんかもう、悠さま本当愛されてるよな。
思い出が美化しているところが絶対ないとは言わないけど、思い出を超えるというか、それでも期待せずにいられないのが悠さまというか。それだけのエネルギーをまだまだ持っているストライカーだと思う。めっちゃくちゃカッコ良かった。

危ないシーンを何度も作りながらも、チャンスも作った我が軍。けれどなかなか止められなかったサイドからピンチを作ってしまいます。
ゴール前に入れられると混戦の末ドウグラスに押し込まれ失点。おい……嫌な予感当たるなよお……

マルちゃん、大弥くん、知念、ヤスくんと次々にフレッシュな選手を投入し追加点を狙いに行きますが、なかなか決定打には至りません。
うーーーん、もちろん疲労があることを踏まえても、メンバーをスタメンとサブで変えたところでやっぱりパワーダウンはするなって感じた。
相手もだいぶ疲れてたと思うしもう少し押せるかなあと思っていたのだけど、こちらのパワーダウンの影響の方が大きかったかな……目立ったのはどちらかといえばずっとピッチに出ている選手たちだったしなあ……

明らかに疲労の色が見え始めていたアキさんも87分には交代。ここで瀬古くんなんだなあ。瀬古くんもう少し長い時間中盤で見たいんだけど、なかなか難しいわね、、、

結局両者追加点を獲るには至らずドロー。勝点3がほしかっただけに厳しい結果となりました。なかなか首位に迫れるチャンスを活かせないなあ。
可能性は充分あると思うのだけど、もう少し勢いはほしいところではあるよね、、、

3.ノイジーマイノリティに負けるな

これ、どうしても書きたかったけど直後だとあまりにも良くない言葉や表現が出てきそうだったので、ちょっと寝かせていたのです。ようやく書く気になれた。

今回、私はビジター指定席に座って観ていたのですが、近くにいた酔っ払いおじさん集団がもう本当に野次が酷くて。
悠さまのこともだし、チャナのことも他の選手のことも、ここに書くのも憚られるくらいに酷い言葉で、大音量で罵っていて。
色々通り越して泣きそうになってしまったんです。自分の尊敬する、大好きな選手たちのことを、なんでこんなにも酷い言葉で中傷されなければならないんだと。
サッカー知ったかぶって選手を下げることでしか気持ちよくなれないような低俗な人たちに、彼らのサッカー人生の何がわかるんだと、もう本当に辛くて辛くて。

そんな中、酷い言葉の数々を結果で否定してくれた悠さまがすごく、ヒーローのように思えたんです。
選手は私たちのように気持ちのまま言葉をぶつけることもしないし、タイトルを獲ると言った以上、獲れていない現実に批判は甘んじて受けるスタンスだと思います。だからこそ、何かを訴えようと思ったら、結果でねじ伏せるしかない。特にストライカーは、得点を決めること以上に存在価値を示せるものはないと思いますし、それは本人が一番よくわかっていると思います。

酷い言葉を投げ掛ける人は思っている以上にたくさんいます。でもそれ以上に、選手のことを思っているサポーターがたくさんいることを実感できたのが、今回現地に行ったことでの一番の収穫かもしれません。

強い言葉は大きな声のように聞こえる。でも、声を出す人が全てじゃない。
そういう強い言葉をかき消せるように、せめて目一杯の拍手をし続けたいと思います。