采配大当たり絶賛確変中。／2020年Jリーグ第10節 札幌vs川崎

葉月りょう

どうも私です。
今日も外あっついな……川崎は光化学スモッグ注意報が出てました。皆さま、ご自宅での観戦時も熱中症対策はお忘れなく。
今節、個の力が強い札幌ということで多少の不安はありましたが、結局1-6という大勝で終えることができました。
前節とは逆で、内容以上に点差がついた試合となりました。

今節の内容を三行でまとめると
・1点目を決める重要性
・若きストライカーの台頭とベテランの意地
・勝った時こそ課題を考える
もっと詳しく見たいなって方は続きをどうぞ。

※ちなみに選手のことは基本愛称で書いているので、気になる方はバックでお願いします。

1.スタメンとメンバーへの所感

我が軍のメンバーはこちら。

画像1

またアキさんがいない……だと……

いえ、何となくはわかっていたのですよ。
この週オニさんは遠征メンバー固定するんじゃないかって。
冒険するのはあくまでホームなんじゃないかなって。
まあ、そうなりましたね、、、
練習には普通に参加してたので、怪我は重くないと思ってます。
セレッソ戦で復帰しなかったら結構コンディション悪いんだろうなって判断しますが、とりあえず様子見ですかね。

そして、リョウタが抜けたところにやまむーを入れるという。
今節は結果それがいい判断だった訳ですが、まあもしかしたらノボリか元々リョウタを外すつもりだったかもしれないです。

大聖を引き続き起用したのもちょっと驚きましたが、もう少し見たい気持ちもよくわかる。
そして学はまたベンチスタート。学スタメンで見たいなあ。。。

2.試合内容と選手の活躍

入りに苦しみましたが、1点入ってからはかなり活性化した印象ですね。
札幌のスタイル的にも難しい展開になることは多分オニさんも予想していて、割とセットプレーに強いメンバー揃えたのかなあとは試合が終わってから思いました。ノボリやリョウタってどうしても高さで劣ってしまうのでね。
ダミアンは試合の中で波があるように見えていたので、もう少し早く交代するかなと思っていたのですよね。でも我慢して使い続けて、その結果後半に点を決めてるんだから監督の目ってすごい。

相手の個の強さになかなかCKやクロスのチャンスがなかったですけど、1点目は狙い通りではありましたし、今節に関しては運もかなり味方したかなと。
駒井がかなりキレありましたから観てて怖かったですが、入らなくてよかったです、本当。あとチャナはやっぱうまい。結構危ないシーンもあり相手にチャンスもあった中で、数字としては1-6っていうのは出来すぎですね。
札幌は充分強かったけど、川崎の決定力に泣かされた結果かなと。

今節の先生の活躍には花丸を差し上げたいです。
ルーカスの対応に手を焼くのでは、なんて前評判もありましたが、リスクの芽はかなり刈り取れていましたし、何と言ってもビューティフルな1点目ですからね。あの1点でチームのギアが上がった感があります。まさに値千金。簡単にはレギュラーの座は渡さないぞという気迫すら感じるパフォーマンスでした。
その後みんなが点入れて結果大勝な訳ですけど、ギアを上げるのに苦戦している我が軍にとって、1点目ってとても大きいと思います。
ここぞという時に大きな仕事をする先生ってば素敵！しかも4年ぶり！

素晴らしすぎるゴールなのでここにも貼っちゃう。

守田も時間経過毎に良くなっていたので、彼もボールを触ってなんぼだなあと思いました。後半はね、人の入れ替わりでスペースが出来てきたのもあるけど。
特に超セーフティなスライディングやセーフティにボールを逃がすリスクマネジメントはかなり感度が上がってきたなあと。

そして、悠さまの2点気持ちよかったー！まあ、そろそろ獲るぞっていうのは前回のレビューでも触れてはいたのですが、本当に獲りましたね。しかも2点。ジュニーニョのパフォーマンスに胸熱なサポも多かったようですが、最後レオくんとじゃれてるのも可愛かった。笑

そしてそして、個人的にこの4人に触れておきたいです。
レオくん、碧くん、やまむー、そして学。

まず、レオくん。直近で1番いいパフォーマンスだったと思います。鬼キープからの三笘くんへのアシストもだけど、6点目のアシストも痺れたなー！アキさんとはまた違ったタイプのウィンガー。
攻守のバランスが良くて献身性があるのがいい。
とはいえ、突き抜けた個の話になるとアキさんより上とも言い難いので、ここはもう1歩頑張りたいところ。体幹が強いのもあるけどどちらかと言えばオールラウンダーなのかな。結果が欲しいね。

次に碧くん。CKやFK蹴ってるのにもビックリしたけど、その精度が高くて更にビックリですよ……
碧くんはたまにポカするのが気になるなあ。それ以外のパフォーマンスが良すぎて悩ましいところなんだけど。これ続いちゃうと今日の守田の出来ならアンカー取られちゃうかもしれん。まあ、1列前でも出来ちゃうのがこの子の怖いところですけど……ただ、海外への道を考えるともう少し極めてほしいかな。

そしてやまむー。ジェジエウの負傷というアクシデントからの交代ではあったけど、あれだけ遜色ないパフォーマンスが出来るなら全く不安ないですね。ジェジエウの個の強さは代え難いんだけど、やまむーは精度が安定して高いのが魅力だなと。ゴール前で相手のボールをヘディングでブロックしちゃうの超好き。

最後に学。いいプレーもたくさんあったけど、落ち着くのに時間が足りなかったのが気になるところ。
学はスタメン向きの選手だと思うので、もう少しスタメン機会が増えるといいなあ。三笘くん確変中なのでなかなか来ないけど、バランスで言えば学の方がいいと思うんだ……レオくんもいいんだけど違った良さが出ると思うんだ……

……とまあ、色々書いてみたものの。

前半は我慢、後半はイケイケでしたけど、若手とベテランが複数得点とは、何とも未来に明るい結果ですね。三笘くん確変中、悠さまついに大当たり。笑
このまま連勝記録も伸ばしていってほしいですね。

3.勝った時こそ課題を考える

……と、いうわけで、こういう時こそ今後のことを考えたいなと。
なんと言っても、次節は天敵・セレッソ大阪。その後名古屋との再戦も控えています。
おそらく、このままだと弱いところをするっと掬われると思うので。

やっぱりずっと抱えているのは入りのところですね。私が見ていてもそう思うのだから対戦相手のスカウティングでも言われているのではないかなあ。
相手が大分のようにスロースタートの場合は気にならないんですけど、名古屋みたいにアグレッシブに来られたりするとリズムが作れなくてバタバタしちゃうというか。
そのバタバタ感に若干チームの若さを感じますね、、、

だからってロングボールで戦えとは思わないのですが、もう少しゲームを落ち着かせられるといいなあとは思いつつ。
まあ、今節に関して言えば、それもわかっていてのスタメンなのかなあとも思うのですけどね、、、
ベンチメンバーとベンチワークを見ると後半絶対息の根止めるマンだし……前半は我慢できれば御の字的なね……
奪いに来られてもするっと躱す、リョウタや先日の悠さまみたいな技術や、アキさんみたいに絶対奪われない絶大なるフィジカルで勝負するとか、その辺が解決策になるんですかね。

あとは課題を解決するための時間がないので、そのまま目をつぶるしかないのが今後どう影響するか。
三笘くん、本当に結果残していて大活躍なのだけど、今節もヤバめのロストが複数あったのがなあ。
たまたま失点につながっていないものの、それが原因で失点してしまった時のメンタル大丈夫なのかなっていう心配はあります。責任の重さはまだ若手には背負えないかもしれない。そろそろ対戦相手も三笘シフト組んでくるような気がするので、自分を止めるために来る選手（しかもJ1で戦う巧い選手たち）に対してどう対応するのか、考える必要はありそう。
デメリットを呑んでも余りある結果を残しているので今は高評価の声が圧倒的ですけど、失点し出すと途端に低評価に転じますからね。ここはある意味自分との戦いでもあります。海外に行くなら避けられない道です。

そのヤバめロスト、三笘くんだけじゃなくて碧くんやヤスくん、守田にも散見されるのがまた怖いというか。守田は今節に関しては良かったけど。あとミキくんもたまにあるかな。
チャレンジするポジションなので成功もあれば失敗もあるのは仕方ないのだけど、失い方がちょっと怖いんですよね。
若いチームは勢いがある反面、諸刃の剣でもあります。そこをベテラン勢がどうサポートできるかにも掛かっているように思います。
チームとしての解決策は獲られたらすぐ獲り返す、なんだと思うんですけど、すぐ獲り返せないロストの仕方をしてるのが怖い。本人が獲り返せなくても背後の選手がフォローする等、もう少し目を揃えられたらいいのかなあとは感じています。実際上手く獲り返せるシーンはそのパターンも見られるのでね。

4.今後の展望

なんやかんやと書いてまいりましたが、この状況で勝ち続けているっていうのがやっぱり強いなと思います。結果9連勝ですからね。すごいね、本当、、、なんか他人事みたいに思えてくるレベルの勝ちっぷり。
今シーズンのレギュレーションがうまいことハマってるのもありますけどね。飲水タイムも交代枠5人も川崎には有利すぎる。

次節はいよいよセレッソ戦ってことで、メンバーはあまり落とさず来ると思います。
タツヤがいないのは残念だけど、アキさんが帰ってこれるのであれば左にレオくんが堅いところかな。CFは悠さまかなー。あとジェジエウの状態が気になるけど、無理ならやまむーか先生が埋められるしね。リョウタも休めたし碧くんも後半のみだったので、ここは決まりかな。
今回はあまり冒険はしないかもですけど、原田くんとか神谷くんとかゼインくんとか、サプライズベンチがあったりしたら嬉しいなあ。
そして我らがバンディエラの復帰もね。

柏vsセレッソ戦観てたんですけど、やっぱりセレッソは堅いとは思いつつ、いけなくないとも思いました。柏は結構攻めてて、決定力の問題のところもあったので。
先制点を獲られるとより守りが堅くなるので、いかにこちらが先制するかがキーかもしれないです。

ここが前半戦の大きな山場の一つですね。
ひと山さくっと乗り越えて、今年の川崎は違うってところを見せ付けましょう。


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