姉ちゃんがウザい弟たち

可愛い弟にウザがられて悲しい姉ですこんばんは。

弟は私と比べると非常に勉学に励んできた男なので、
最近は何だか私のことを小バカにしている様子を見せます。

腹が立つので生活態度などをぎゃーぎゃー言いすぎて、より嫌われます(笑)
恐らく、私が過去に母との確執で男女不平等感に苛ついてケンカしていた頃から、
弟は自分のせいでもないのに自分の名前が俎上にのぼるのは嫌だったのでしょう。

別に基本路線としては、
そんなに仲悪くはありません。
年に一度ぐらいは二人で飲みますし、実家で集まれば喋ります。

自分たち対親、だけを見てると
男の子を産んだら小さい頃はバカわいいと思うが大人になったら味気なさそう、
女の子を産んだら反抗期とか大変そうだけど大人になったら楽しそう。
と、勝手に思います。

いや、子供の将来に過剰な期待はしちゃいけないとは思いますけど。
(今マジメに親孝行"させられてる"感があってキツい時がある)

最近、彼が地元に帰ったのに実家に寄らなかったということがあって、
「？？？この人、お父さんの話よくするのにな？嫌いだったっけ？」
と思ってそう聞いたら、
「違う、姉ちゃんがウザい」
と言われてえーっ？と笑ったんですが、
すぐ実弟の顔を思い出して落ち込んだ事がありました。

あとから『…結婚したくないのって、まさか私が世話焼き体質なのも知ってるからか？(※しつこいですが知り合い歴は15年あります)』と思い(笑)、
ちょっと聞いてみました。

「ねえ、お姉さんウザいって言ってたのって、何でなの？うちの弟もそういう節あるのよ。」

「…あれこれ口うるさい。」

(…ビンゴ)

「45なんだからこれぐらいしろとか、もう45なんだから変わらないの分かるだろ！ってことを口喧しく言ってくる。」

(うわぁ…ビンゴすぎる…そしてお姉さんに共感できてしまう)

「いつまで経ってもオカン体質が抜けずに上からモノを言われるのが嫌。」

「上なんだから仕方ないのでは？Bさんのことが可愛いのでは？」

「もう45でか？気持ち悪いだろ。先に生まれただけじゃないか。」

「なるほどねー。あー、ちなみに、うちの父は伯母…って父のお姉ちゃんね。に、あれこれ言われて、Bさんと似たようなこと言ってたよ。ちなみに78と72ね(笑)」(←事実です)

「笑 そっか、姉ちゃんって一生そういう生きモンか」

「そうなのかも笑 まあ私は家族以外から同じ話聞けて今耳が痛いから、これから気を付けるわ～笑 」

という訳で、弟にはともかく、
Bさんへあれこれ世話を焼くのは金輪際『自分のため(彼に押し付けない)』と心得よう…。と決意を新たにしたのでした。

いや、弟にも最近は気を付けてるんですけどね。

昨年の実家帰省の折に両親と私とで一悶着あり、
「何で弟は31日に帰れば良くて私は１日後倒しにした(しかも30日)だけで文句を言われる？！ねえ？！」
と両親に詰め寄ったのですが、
よく考えたら何だかんだお母さんの寂しい攻撃に負けてやってるの、私なんですよね。
いつの間にかコントロールされてると言うか、自ら良い子に戻りに行ってるというか。

上記の通りガッツリ弟を引き合いに出しちゃってるんですが、
弟が俺を比較に巻き込まないで。と思うのも最もです。

なんで世の姉属(弟持ち)の多くは面倒見が良くてちょっとウザがられるおせっかいに育つんでしょう。

誰にも頼まれてないことに機転を利かせてお母さんを助けているうちに、
役に立つ「お世話」と「余計なお世話」の区別がつかなくなってってるんですよね。きっと。

頼まれてないことやってるとそのうち、
まわりは感謝ではなく"当たり前""この人は動くの好きな人なんだな"と思われるようになり、
いつの間にか『何で私ばっかり頑張ってるんだろう？(←がんばらなくても良い)』となってわーっとキレるの繰り返し。
唯一「やってあげる」じゃなく「教えてあげる」対象である弟に、残りの矛先が向くのかもしれません。
(あと産んだことないけど我が子とか？)

ありがとうとか褒められるとかを求めないで、
自分の本当にやりたいことに生きられるようになりたいと、今でも足掻いてる姉なのでした。

78歳の伯母も、恐らくアラフィフのBさんのお姉さんも私と同じ「弟を持つ姉」ですが、
彼女たちは私と違って、息子・娘を持つ母でもある人です。
ここんとこどうなんでしょうね。いつか聞いてみたい。

父もBさんも私の弟も、第一声『ウザい』以外には我々姉にどんな印象があるんでしょう。

今日は彼と私の話ではなく、姉ちゃんと弟の話でした。