21年卒就活経験者による実践的web面接のコツ!〜実行編〜
就職活動において、「何を述べるか」はもちろん重要です。しかし、私の経験では「どう述べるか」ということの方が重要だったように思います。
今回は私がweb面接で高評価を獲得した、少し意識すれば誰にでもできるコツを余すことなくお伝えします。
1.面接の始まりと終わり
web面接と対面式面接での大きな違いの1つが「面接の始まり方と終わり方」です。
web面接では、面接開始の時点でお互い座った状態で、すでに名前も表示されていることがほとんどです。
そして、面接自体が終わったら、座った状態のまま画面を切って終了です。
このように自分をアピールする場面が限られていたり、少なかったり、また従来の方法と異なる状況では、どのようにして「第一印象」をうまく相手に伝えたら良いのでしょうか。
どんな面接においても「第一印象」は本当に大切ですからね。
ある面接官の方は、正直第一印象だけで判断しているとおっしゃっていたくらいです。
ここでweb面接の際に、私が第一印象を良くする為に最初に言っていたセリフを2つご紹介します。
①聞こえていますでしょうか。
②「◯◯ ◯◯(名前)」と申します、本日はよろしくお願い致します。(頭を下げて礼)
以上の2つです。
大事なのは、相手に自分の声が届いているかの確認をすることと、名前が表示されていても、あらためて名前をしっかり口に出して自己紹介し、座っていたとしても一礼することです。
終わりの際には、「本日はお忙しい中、お時間頂き本当にありがとうございました」と感謝を伝え、少し長めに礼をします。
そして基本的には相手が退出するのを待ち、こちらが退出するのを待ってくれている場合は、「失礼致します」とはっきり伝えた後に退出します。
こうすることによって、最後まで好印象で終わることができます。
なるべく面接官が気分良く面接を終了できるよう心がけましょう。
2.目線
「どこを見ればいいんだろう」
面接官・自分・カメラ・・・どのタイミングでどこを見ればいいのか私も初めはすごく悩みました。
そんな中、ある企業の評価で1番の加点ポイントとなっていたのがカメラ目線でした。
ここで言うカメラ目線とは、パソコンのカメラを真っすぐ見ることです。
ではなぜ、カメラを見ることが大切なのでしょうか。
web面接において、こちら側がカメラを見るということは、相手側からは自分の目を見て話してくれていると思うことになります。
対面式の面接とは違った目線の工夫がweb面接においては必要であり、また他の人との差をつけられるところだと思います。
私が結果的に1番効果的だと思った目線の使い分けを今回はご紹介します。
【自分が話すとき】
カメラと面接官を交互に見る
⇨特に主張したいときは、カメラ目線で訴えかけ、質問や自分のターンが終わる際などは面接官の方を見るようにすると、意識していることが伝わり、印象が良いと思います。
【面接官が話しているとき】
基本的にカメラ目線
⇨相手の画面に映る自分を想像して相槌をきちんと打ちながら、カメラ目線を続けると、相手の話を真摯に聞いているということが伝わり、好印象に繋がると思います。
ポイントは、目線を意識しているということが相手に伝わるようにすることです。
「この人は目線にまで気を配れる」という印象がつくと好評価につながると思います。
3.姿勢や手振り
基本的に上半身しか映らないweb面接では、その限られた範囲の中でより効果的に自分の思いの丈を伝えなければいけません。
多くの人が実践しているとは思いますが、面接中は背筋を伸ばし堂々と姿勢良く座っていることが望ましいでしょう。
それに加えて、強調したい内容の時は前のめり気味になって伝えることを意識すると、視覚的にも内容の強弱が伝わりやすくなる為、より良い面接になると思います。
どうしても途中で猫背になってきてしまうという人には、後ろの壁がギリギリの場所で面接を行うのがオススメです。
前から見ている面接官には背中と壁がついているかどうかはわからないので、ギリギリのところに座ると、背中が壁に触れるたびに姿勢をただそうとする意識を持つことができますよ。
また、手は基本的には下ろした状態で面接を進めると思いますが、ずっと下ろしたままよりも時々手振りをつけて話した方が熱意が伝わると思います。
以上が私がweb面接で実際に意識していたポイントの全てです。
冒頭でも言った通り、少し意識をするだけで誰でもより相手に伝わる面接ができるようになると思います。
何よりも自信を持って面接に挑むことが重要です。
この記事が、読んでくださった方々の自信に繋がれば幸いです。
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