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2023年4月の記事一覧

頼りなく外へ出る|まちは言葉でできている|西本千尋

唐芋通信  記憶が確かであれば、子どもが2歳になるかならないかの頃、近所に住んでいた友人が、「奥田直美さんという方がね、編集していてね」と言って『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』(『ち・お』)という育児書を見せてくれた[*1]。  「直美さんは、京都の西陣でね、ご夫妻でカライモブックスっていう古本屋をやってらして。直美さんが石牟礼文学に親しいことからね、カライモなんだって。カライモは、ほら、熊本とか、南九州の方言でサツマイモのこと!」「西陣で、カライモブックス、そうな

「庭文庫」さんが泊まれる本屋になりました!

4月最初の土曜日、恵那市にある本屋「庭文庫」さんから「ついに泊まれる本屋になりました〜」という連絡をもらったので、さっそく行ってきました! 今回はクラファンのリターンということで宿泊させて頂きましたが、振り返ると「最高!」の一言しか出てこないお宿でした。 一日限定2組ですので、ぜひ皆さまお早めにご予約ください◎ 庭文庫さんでは夕食の提供はなく、また近隣に飲食店やスーパーもありませんので各自でご準備が必要です。 恵那駅の徒歩圏内にお店はたくさんありますので、食材を揃えてから