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たまには人生に不便もデザインしてみる。

年明け、少しお休みをいただいて常夏のマレーシアとシンガポールへ足を伸ばしました。

2023年、初めての旅はどのようなものになるやら…?

期待と不安、と一抹の嫌な予感を胸に抱きながらスタートした訳ですが…
妙な予感というのは的中するものでして、
まさかの手違いによる飛行機の搭乗拒否をされてしまう、という、
出鼻をくじかれるようなスタートを切りました(笑)

しかし、ここで大人しく怯んでは旅人心が廃る、と意固地になり
再度翌日の航空券を取り直し彼の地へ赴きました。
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到着までも、そして到着してからも記憶に残るほどすったもんだありましたが、

やはりたまには不便な環境に身を置く、という大切さを身に沁みて実感した数日間でした。

旅の定義はそれぞれですが、

今回の旅で自身が旅に求めるものは、いつもとは違う環境に身をおいて
自己を再定義すること、そして現在地を正しく理解した状態でスタートすることにある、と再認識しました。

予定調和にいかないこと、たまには思いっきり恥ずかしいや悔しい思いもして、そこからがスタートだと。

良くも悪くも日本で何不自由なく過ごしていたらおそらく抱かなかった感情の機微に触れるたび…

向上心とも焦燥感ともつかない適切な名付けに困る感情が全身を走るような瞬間があります。

「あぁ、まだ言語化はむずかしいけれど、きっと私はこの「不便」から得られる感情の先にあるものを求めて旅をしているんだな」

「国内の旅では決して味わえない、この感情に会いに行くためにわざわざ海の向こうへ行くんだな」

とふと思ったのでした。

続く…

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