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元日本代表監督/岡田監督がオーナーとなったFC今治の今度を占う地方クラブの今後

2014年11月、元日本代表監督・岡田武史監督がFC今治のオーナー企業である株式会社今治 夢スポーツの株式の51%を取得し、オーナーになりました。

日本サッカーの日本代表監督を2度務めた他、中国リーグの監督を務めるなど、日本サッカーを指揮官として支えた岡田武史氏のオーナー就任とあって注目を浴びました。中でも、「岡田メソッド」というトップチームから育成まで一貫した型を作り、「守破離」という守備の基本の型を撤退した型を身につけるメソッドが注目を浴びました。

FC今治オフィシャルウェブサイトより引用)

FC今治の現在の適正価値

FC今治は、2016年シーズンに四国リーグを優勝し、2017年シーズンからJFLに昇格しています。2017年シーズンはJFLを6位で終了し、シーズン途中は可能性のあったJ3昇格を逃しています。

FC今治の事業構想としては以下が挙げられています。

①2025年にはJ1で常時優勝争いをするチームとなり、ACLで優勝を目指す
②2025年にはFC今治から5人以上の日本代表選手を輩出する
③サッカーを通して、今治に、日本に、世界に、夢と勇気と希望そして感動と笑顔をもたらす

2025年にJ1で優勝争いをする強豪クラブを担う上で、目下の目標としてはJFLのアマチュアリーグからJ3のプロリーグに昇格を目指す必要があります。J3への昇格基準は以下です。

■J3への昇格基準
 ①J3スタジアム要件に関する審査を受け、合格すること
 ②J3ライセンス基準に関する審査を受け、合格すること
 ③Jリーグ入会審査を受け、合格すること
 ④以上の条件をすべて満たした上で、当該年度のJFLに於いて以下の要
  件をすべて満たすこと。
  ・1試合平均入場者数が2,000人を超えており、かつ3,000人に到達
   することを目指して努力していると認められること。
  ・年間事業収入が1億5000万円以上になり、かつ債務超過ではない
   ことが、合理的に見込まれること。
  ・当該年度のJFLでの最終順位が「4位以内」かつJFL所属のJリーグ
   百年構想クラブの上位2クラブであること

JFLにて6位だったFC今治にとってはまずはクラブチームの順位をまずは4位以内にしなくてはならず、まずは戦力強化を伴わなければ土台にも乗りません。また、1試合平均入場者数の2000人も大きな壁となります。JFLの平均入場者数はわずか800人程度で、2000人に到達するためにはとてつもない企業努力を要します。

今治って、そもそもどんな都市か?

今治市とは、四国/愛媛県の北東部に位置する市であり、人口約15万人ほどの地方都市です。

(Googleマップより引用)

人口15万人というと、千葉県浦安市、静岡県磐田市、東京都東村山市といった中小都市と同様の人口基盤を有しており、多いとは言えないが、少なすぎるともいえない、中の小程度の中規模都市に位置付けられる都市人口です。

来期の予算規模は7億円

岡田武史オーナーによれば、来期の予算規模は7億円程度で、スタッフは契約社員を含めて50程度となっています。

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・FC今治の予算7億円とはどの程度の予算規模か
 J2/J3の平均予算規模とは
 予算規模が同等のレノファ山口のPLから見るFC今治の今後

・地方都市問題とセットのスタジアム問題

 「ありがとうサービス.夢スタジアム」建設の意味
  他の愛媛県クラブとの関係
  愛媛FCとファジアーノ岡山の存在

・FC今治の今後の戦略

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元日本代表監督/岡田監督がオーナーとなったFC今治の今度を占う地方クラブの今後

橘大地

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