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6/7(1-24) 音楽が美しいこと、話が面白いこと

下北沢へ行ったのにB&Bにやり忘れた。『ODD ZINE vol.4』を買うつもりだったのに。

もう今後しばらくは何をするにもどこにいくにも「久しぶりに」がついて回るのでもう辞めます。久しぶりと言うとなんだか楽しい再会が自然と連想されますが、それと同じくらい残念な邂逅もあるでしょうし。それは例えばあのマーク。

街の至る所に禁煙マークがベタベタに貼ってあって、no smokingと書いてあればその下にno lifeと書いてやるけど、「〇〇区では路上の喫煙を禁止します」とかなんとか、指示と警告がとにかく細かく記載されている。そのマークに元から敏感な喫煙者は置いといて、あれだけ攻撃的な配色とセンスを放棄した配置でベタベタやられると、喫煙に対するより分断はこのまま進みそうですね。

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サウンドクルージングのリストバンド交換所だったケージは解体されてフェンスに囲まれていた。ここで見た出来事を前に描いたことがあったなあと懐かしくなる。本田劇場とヴィレバンのつなぎ目の喫煙所とか、開かずの踏切とか、大学4年間だけでだいぶ変わった。小沢健二に眠亭が出てきてはしゃいだのも懐かしい。

GARDEN近くの古本屋でずっと探していたQJ130号を見つけた。『ゲラニチョビ』の4ページインタビューが掲載されていることだけ知っていたのだけど、いざ目を通すとAマッソと白武さんが適当なことを話していただけだったので立ち読みだけで済ませた。ミュージックマガジンのバックナンバーが異常な量揃っていて、こんなところで下北感出してくんなやと思った。

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地元で焼き鳥屋の大将になった同級生と20年ぶりにあった話〜東ブクロ嫁決定戦までを聴きながら歩き回った。
ドラゴンボールのエンディングテーマ「ロマンティックあげるよ」はなにかのCMでかかっていたと確信してから調べたのだけどそれらしきものが見つからず。
ずいぶん昔に佐々木希出演のCMで流れていたのは記憶になし。しかしそのカバーを歌っていたのがlampの榊原さんというので驚いた。アルバムにはもちろん未収録。

・ブクロの嫁決定戦
パンチが効きすぎていたから家で聴いていたらゲボ吐くくらい笑ったと思う。三回勝ち抜きで嫁になれる嫁決定戦の初回に登場したのがセフレ希望者って時点で神企画でした。その人が勝ち抜いていくなかで彼氏と別れ、既婚者の彼氏をつくり、そしてそのまま優勝してしまうのっとり具合。さらに最終戦の相手が(下世話な言葉を無理やり使うならば)ブクロの既セクという最大のハプニングあり、敗退者の旦那決定戦などというスピンオフあり。とんでもない三部作にしてしまったさらばの引きの強さに勝るものは2020年優勝といっていいでしょう。下ネタというか、二人の性欲がすべての源となる番組なのだけど、ここまで来ると爽快。

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天気が良かったから小田急線を途中で降りて新宿まで歩いた。天気の子の事務所があるあたりのはず。
コクーンタワー側の出口で右翼さんが演説をしていて、それを見ているのはメモとペン片手にしかめっ面で佇む大勢の私服警察たちだけという状況。お前らだけのやり取りになってないか?というご苦労さんの図に見えた。

池袋のブックオフでハチクロをまとめ買いしてヴェローチェで読みきる。真山に入れ込んでしまうのは一番最初に卒業して働いているからかもしれない。

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さて。
4回前くらいから惰性になりつつあったので、シーズン1を聴き終えたところでいったん、聴く抗鬱剤とはおさらばすることにした。
毎晩の散歩が癖から習慣になり、コンビニしか行けない自粛生活のささやかな楽しみでその日のお供に何を飲むか考える時間が楽しかった。明日からはNetflixに時間を使おうかな。とにかく、効果があることがわかっただけで十分。つぎに聴くときは、どの季節になっているだろう。永遠ラジはないのだ。ありがとうございました。



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