クローン発症時の経験談①

こんにちは。

現在は567の影響で世間は自粛やテレワークへ切り替わっているなか、私は現場へ出て仕事をしております。仕事は内装業です。
本当に内装の管理というのはブラックで工期が短いとなると休みがありません。
ストレスを溜め込まないよう感情のバランスを保つことが重要になってきます。

これから大変な世の中になり、一層感情のコントロールを身につけることが重要になるだろうと思っています。
クローン病も感情との関わりが深くあると思っていて、これからどういう考えで向き合っていくかをお話しできればと思います。
ですがまず私の発病体験をシェアしたいとおもいます。

〜発病体験談〜
クローン病発症から15年、現在は全く食事制限をする必要がなく、薬も飲まず普通な生活をしております。3年くらいで普通の生活が出来るようになりました。
もしかしたら僕はクローン病の中でもそこまで重いほうではなかったかもしれません。ですが辛い思いしてきたし、病気になってしまったという変えられない現実に絶望感を感じ、感情の行き場がなくなり、物に当たったり暴れることを繰り返していました。
当時は20歳という若さだったというこもあるかもしれませんが、病気を受け入れる事が全くできませんでした。
そんな僕がどのように病気と向き合って回復してきたかを伝えることで、少しでも参考になれれば幸いです。

まず僕のクローン発症当時の経験を簡単にですが読者の方へシェアしたいと思います。

私は20歳の頃にクローン病を発症し、当時は音楽の専門学校へ通っておりました。
腹痛が酷く授業中に何度もトイレに行き、まともに授業が受けれない状況でした。
おかしいなと思い、消化器の病院へ行き診察を受けましたが整腸薬を処方されただけで
その時はクローン病の診断はされませんでした。
整腸薬をもらった後は腹痛が多少良くなりましたが、腹痛とトイレに頻繁に行く事は続いていました。
当時の生活は昼間は学校へ、学校が終わってから居酒屋のアルバイトへ、アルバイトが終わって夜中に彼女の所へ会いに行くという、睡眠時間を削った生活をしておりました。
今を思い返せば、大分ストレスが溜まっていたと思います。
さらにハンマーで頭を叩かれたようなショッキングな出来事もありました。
内容はここでは差控えますが、心身共に大分負荷をかけていたと思います。

元々病院へ行くことが嫌いで(好きな人はいないと思いますが)腹痛の症状をそのままにしておりました。
今を思えば若気の至りでバカだったなと思います。
そんな調子でいるとある日、強烈な腹痛を味わいました。
実家の車を借りて夜遊びに行った帰りの事でした。
家に着いてトイレに駆け込むと、今までとは違うなとすぐ分かりました。
血便でした。
血便というか血です。
食事中の方はごめんなさい。。笑
流石にヤバイと思いましたがスッキリしたので、そのまま寝てしまいました。
もちろん次の日には病院へ行こうと思いましたが、普通だったらそのまま夜間病院へGOですよね。

次の日に母親がトイレの状況を見て驚き、すぐ病院へ、、
大雑把な性格であまり掃除できていなかったみたいです。笑
母親と共に病院へ行き内視鏡など検査をしてもらい、そこでやっとクローン病という意味不明な病名を聞きました。
当時の担当医は非常に冷たい心のないような先生で、一切表情を変えず
『もう一生食べ物が食べられません、一生付き合ってください」
と、たんたんと説明。すぐ入院の手続きと準備をしてください。
まるでロボットのように顔の表情を変えず業務を進めていく感じが凄く冷たく感じました。
こんな冷たく言われたら更に病むよ。って思ったことを覚えています。

今まで入院をした経験が無かったので、不安な気持ちでいっぱいになり、
「いつ退院して帰れるんだろう、、一生食べ物が食べれないって本当なのか、、」と
一気に人生が変わってしまった出来事でした。

それからは数週間入院して退院、退院してすぐ悪くなり再入院。
痔ろうになり手術、急な高熱が出たと思ったら数時間で下がったり、口内と喉に謎の口内炎が全体に広がるなど、様々な事を経験しました。
点滴とおいしくない栄養ドリンク。飲まなくてはいけない薬の数々、、
縛られることが嫌いで、もともと精神的に強くない私は鬱になってしまい、入院している病院から許可を貰い別の病院へ診察してもらいに行ってました。
体力、気力が0でした。診察の時もひどい貧血で座ってられず、寝ながら診察を受けていました。

成人になってこれからだという時期に足かせをくらってしまった。
入院したりなんだかんだで、専門学校の授業についていけず気力もなく2年の頃に中退してしまいました。

僕のクローンの経験の話はひとまずここまでにしておきます。

長くなってすいません。
そしてここまで読んでくれてありがとうございます。

次回から考えかたや、どうクローンと向き合っていくかを書いていきたいと思います。

それではまた!

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