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税理士試験について⑲ 科目の特徴 ≪法人税法≫


簿・財 2科目の解説が終わり、税法科目です。
まずは必須科目の法人税法から

【法人税法】


計算50点、理論50点

税理士試験の中で最も難易度が高く、時間もかかる科目です。
学習開始時に簿記論と財務諸表論の知識が必要なことから、2科目を合格した(合格レベル)の受験者に大いにも関わらず、毎年の合格率は12%前後に調整されています。

理論の量も圧倒的。消費税法と比べると理論教材の厚さも倍以上かと思います。

学習時間の目安は約600時間(講義+問題演習)+理論の学習

ただし、学習されていた方によると1,400時間とか1,500時間という話もよく聞きます。

【合格率】


受験者数4,260人 合格率14.7%(69回)

≪過去5年の合格率≫
H30 11.6%
H29 12.1%
H28 11.6%
H27 11.1%
H26 12.4%

うーん、財表と比べると合格率はかなり低いですね。
上位1割に入らないと合格は難しいと考えたほうがいいでしょう。

【受験者数】


税法9科目の中では消費税法に次いで多い4,260名。
それでも簿記論の11,784名と比べると約1/3。
やはり大学院での免除をする方も増えているのでしょうか。
H27の試験が受験者数6,079名なので、激減していることは確かですね。

ちなみに税理士試験全体の受験者数は30,850名なので今年は30,000人を切るでしょう。
毎年1割(3,000人~4,000人)前後、減少していますからね。

なんにせよ、法人税法は実務には必須になるので学習するべき科目の一つです。

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【今回のポイント】


・法人税法は難しい。
 
「私より詳しい受講生がいる」と言っていた予備校の先生もいました。
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【雑記】


マカロニサラダや(明太子)ポテトサラダはサラダなのでしょうか?
そろそろ本格的にダイエットに取り組まないとヤバそうな三十路です。
筋トレ+有酸素運動で痩せるかチャレンジ中

写真はこの間行ったサイゼリア1号館

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