見出し画像

着ぐるみ着てたらそのまま

 着ぐるみで獣化してたらジッパー取れてTF、みたいな展開は鉄壁。



 小説だと感覚が布越しじゃなくなる描写とか、息がしやすくなる、視界が良くなる、といった身体に生じた違和感で表現がしやすいけど、一枚絵で現そうとするとなかなか大変。

 顔の表情が、半分は着ぐるみの、もう半分は「本人」のものになっていたり、あとは材質が合皮で作られたものから本当の肉球、鼻、蹄になっている、という表現でなんとかなるけど、後者は材質の描き分けのノウハウが必要になるので、必然的に技術も必要になってくる。外れたジッパーを手に困惑している表情、でもそれっぽいけど、どうせならもっとシズル感を出したい。


 自分が着ぐるみ界隈を知ったのはKemoconの時だったと思う。体験でモカにさせてもらって、そこで知り合った方もいっぱいいる。あのときから比べると、自分のキャラがいる人はかなり増えたなぁ、とJMoFなどのイベントに参加する度に思う。自分にも黒猫の子がいるけど、獣化する事に対して、どこかで言葉にできない違和感を感じてしまって、なかなか出せていない。ひどいことをしている、オーナー失格だな、と思いながらも、その違和感の正体を突き止めなければ同じことになるのではないか、と感じている。早いところその答えを見いだして、あいつを手直しして、次回のイベントに出していきたい。


 着ぐるみキャラへのTFを描く、ということは、実際にいるそのキャラのオーナーさんをTFさせている、ということになるだろう。自分はTFに対してメチャクチャ性的なものを感じてしまう人間なので、着ぐキャラTF描きたい思いはあれど、かなりハードルが高い。創作系絵描きの言う「よそのこえっち絵ジレンマ」みたいなものだと思う。いや、それよりも高いかも。

 今回はぽんさんのところのトレミーにTFさせてしまったけど、この文を打っている今でも、背徳感がすごい。「見て欲しい」と「見つかって欲しくない」の間で心が揺れまくっている。

 描きたいネタとキャラは山ほどいるんだけど、正直言って心臓が持たない。今後も「それっぽい言動をしている」人のキャラのTFをテロ的に描いていくことになると思う。


 キャラがいて、その子が人格を持って動いてたりすると「着ぐるみ」って単語、使いづらい。



【追記】
 速攻で見つかった

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?