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「お金がかかっても自分のための服を作りたい」ある英語講師の衣装にかける思い

今日のオンライン英会話レッスン、残り5分というところで先生が「なんでも質問していいよ」(時々、彼は時間があまるとこう言う)とのことなので彼の趣味の衣装作りについて聞いてみました。

クリスマスパーティーの衣装は自らデザイン

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彼は、歌とダンスが好きで、同じくらいファッションもメイクも好き。いつかステージに立って歌を歌いながら踊れるアーティストになりたいと、時々言っています。

去年、1000人以上が集まったクリスマスパーティーで、彼は舞台の上で歌とダンスを披露しました。その中の1曲を歌う際、彼が着ていたのは、赤いチェック柄のスーツ。

「クリスマスパーティーのドレスコードが赤だったんだ。だから赤い生地のスーツを作ったんだ」

私が彼にスーツを着た写真を見せてもらった時、そのスーツは既製品を買ったものだと思っていたからびっくり。

「え? 自分で作ったの?」と彼に聞いたら

「作ったのはお店の人だけど、デザインは自分で描いたよ。ファッションは大好きだし、絵を描くのも大好き。デザイン画は昔から描いてたんだ」と。

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彼がデザインしたスーツはとてもオシャレ。ジャケットの裾は短くし、ズボンのすそも少し短めにして、チェックの生地と合ったカジュアルでポップなデザインに仕上がっていました。

ダンスが踊りやすいように、足元には白いスニーカー。赤と白のコントラストがいい感じ。

以前、モデルをやっていた時の写真を見せてもらったけど、そのときは完全なるモード系の仕上がりだったけど、今回はポップな感じに。フィリピンらしいかなり大掛かりで派手な演出のあるパーティーだったから、今回の衣装はとても合っていたかも。

いつもは家族優先。でもたまには自分自身のためにも使っていい

「洋服のデザインをするのも好きなんだ。一番初めに洋服をデザインしたのは、大学の時に着た制服。オーダーメイドで洋服を作るのは、ちょっと高い。でも、自分のために作りたいんだ」

彼は、いつも離れて暮らす彼の母親や兄弟たちのために仕送りをしているから、自分のために使えるお金はそれほど多くはないはず。彼自身の好きなことのために使えるお金があってよかった。

「自分のお店を持ちたい。好きな音楽を流して、制服もデザインしたい」

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彼は今年の9月、タイに行く予定です。一度はタイに行くことをあきらめかけたものの、再び行けることになったそう。

「タイに行って公立の学校で英語教師として働き、お金を貯めたら、カフェをやりたいんだ。自分のお店をもって、スタッフの制服をデザインするよ。好きな音楽を流して、スペシャルなフードやドリンクを出すんだ。このカフェを訪れた人は、とてもリラックスして、ゆったりとしたいい気分で過ごす。そんなお店を作りたいんだよ」

彼にはたくさんの計画があって、いつもそれには音楽やダンス、ファッションが関わっています。彼がいつも話しているのは「アーティストになって活躍したい」ということ。

きっとほかにも、舞台の衣装デザインを手がけたい、オリジナルのブランドを作りたい、絵画の世界で活躍したい、自分のライブハウスを持ちたい、カフェを経営したいなど、いろんなことを考えているのだと思います。

彼にはいろんな夢があって、これからどんどん叶えていけると思います。

私も夢を叶えている途中

ちなみに、私の夢、目標は、英語でインタビューしてそれを記事にすること。いろんな国を訪れて、いろんな国の人に会って、いろんな人の生き方を伝えたい。このnoteを書くことで、私の目標はすでに叶い始めているのです。彼に負けないように、私もいろんな人のインタビューを続けていきます。


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