見出し画像

「飲酒」による体脂肪が爆増する理由

お酒好きのダイエッターに悲報です。
なんとお酒を飲むと太ります!

いやいや、お酒と共に食べる食べ物が太る原因だ!だからお酒だけなら大丈夫だ!
と言いたい気持ちはわかりますが実はそれがそうでもないんです。

今日の記事はダイエットとお酒(アルコール)についてです。

✔︎なんでお酒を飲むと太るの?
✔︎それ、本当にお酒が原因?
✔︎お酒が太る原因というなら理由を教えて!

週末に仲のいい友達としっぽり飲むお酒(小洒落たおでん屋なんて最高すぎる)

西麻布の薄暗いBarで高いお酒を飲む自分に酔っちゃう(気持ちええ〜)

嫌なことがあったときに記憶を嫌な奪ってくれるお酒さん(酒だか涙だかわからない。もう明日は会社休みます!)

お正月、友達と初詣の出店で飲む日本酒(年越しの特別感と深夜に外で友達と飲むワンカップの旨さと言ったら…もう最っ高!)

書いてたら飲みたくなってきました(笑)
というわけで本題です。

□ダイエット中のアルコールは悪いのか


結果から言うと、残念ながら悪いです。

もしあなたがお酒好きならやめろとは言いませんが痩せたいなら減らすべきです。

□なぜダイエットにアルコールが悪影響を与えるのか

よく聞く理由は「お酒を飲むと食欲が出てたくさん食べちゃう」「糖質の多いビールや日本酒は太るからダメ。飲むなら糖質のないハイボール」といった理由ですよね。

いろんなサイトで同じようなことが書かれていますが、もうすこし深掘りしてアルコールがダイエットにどう影響するのかを詳しくお話しします。

▼脂肪合成を促進するから
アルコールを飲むと食欲とかどうこうって言うより脂肪が増えやすくなるんです。

・アルコール分解と酵素の関係
アルコールが体に入ってくるとそれを分解しようと体は頑張ります。

その分解はこんな感じ、

アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→二酸化炭素と水

結構大変そうですよね。

このアルコールを分解する時、いろいろな『酵素』が働きます。
アルコールやアセトアルデヒドなどの物質を分解するための酵素です。

これらの酵素が働くと『ある物質』が大量に出て体が「栄養豊富」と判断してしまうんです。

そして『脂肪合成酵素』を活性化させてしまう。

体に栄養が十分になると言うことは後から入ってきた栄養素はすぐにエネルギーにする必要がなく脂肪細胞へ蓄えます。つまり太ります。


(ある物質とはNADH+H+やNADPHと言われるもので糖質をエネルギーに変える時に関係します。覚えなくていいのである物質と書きました。詳しく知りたい方はYouTubeで検索すると出てきますよ!
これが多いとエネルギー化が十分にされていると判断されます)

・脂肪合成酵素の活性化とインスリン
インスリンって知ってますか?ランゲルハンス島から出るあれです。

インスリンは血液中の栄養素を細胞に運んでくれます。筋肉にも脂肪にも運びます。

そしてお酒を飲むとこのインスリンは脂肪合成酵素を活性化させます。

そしてどんどん太ります。
(食ったら食っただけ)

インスリンについては以前書いた記事を読んでみてください。


・締めのラーメンは最悪です

飲み会の最後におじさんがよく食べる『締めのラーメン』

アルコールを分解する為にエネルギーが必要だから飲んでからの締めのラーメンは理にかなってる!なんて言われますが(僕は言われたことあります)ダイエットの面から見るとよくないです。

さっきお話ししたように締めのラーメンは脂肪になっちゃう。

・糖質の少ない食事とインスリン
飲んでいる時のおつまみはタンパク質多めの食事を選ぼうって聞きますよね。これはインスリンの悪影響を避ける為です。

糖質の少ない食事だと血糖値が上昇しにくいのでインスリンが活性化しづらい。

だからインスリンが脂肪合成酵素を活性化させる働きを抑えられるんです。

だからすこしはマシになります。もしどうしても飲み会に行くのであれば糖質を避けましょう。

・ビール?ウィスキー?醸造酒、蒸留酒とダイエット

そしてお酒を飲むなら蒸留酒、つまりウィスキーや焼酎などがいいと言われます。

これは糖質が含まれていないから。さっき話ましたが糖質が体に入ってくるとインスリンが働きます。その結果太ってしまうんです。

逆にビールや日本酒は醸造酒です。糖質を含んでいるお酒ですね。

せっかく食べ物を気をつけてもお酒の種類がビールとかだと糖質をとってしまうことになって太っちゃいます。

▼筋肉に悪いから

アルコールがダイエットに悪い理由のもう一つが筋肉に悪いから。

筋肉はダイエットには欠かせない存在ですよね。
(筋肉の多い身体は燃費が悪くて痩せやすい)

・アルコールと男性ホルモン(テストステロン)
そして筋肉をつくる上で大切なホルモン。それは男性ホルモンであるテストステロン。

アルコールはこのテストステロンを生産する細胞にダメージを与えます。
(筋トレする人も知っておくべき事実)

・筋肉が作られにくくなる
アルコールによってテストステロンが低下すると筋肉が成長しづらくなってしまいます。

筋肉が成長しづらいと言うことは理想の体型になりづらく、基礎代謝も上がりづらい。つまり太りやすい体になると言うことです。

だからダイエットにアルコールはよくないんです。

□ダイエット中のアルコール、どれくらいなら飲んでもいいの?


ダイエットをするならお酒は基本的には飲まないほうがいいです。

とは言っても社会人をやっていると自分の都合だけではないことも多々ありますよね。

だから最低限にしましょう。

1日疲れたからとか、友達に誘われたからとか、そう言った自分の意思で飲まなくてもすむお酒は強い意志でなんとかして下さい。

▼国で決められたアルコール摂取量の目安
ちなみに厚生労働省が示す1日のアルコール摂取量の目安は20gです。

・ビール中瓶1本
・日本酒1合
・酎ハイ(7%)350ml1本
・ウィスキーダブル1杯


純アルコール20gとはこのくらいのお酒の量です。結構少ないですよね。

ただしこれはあくまでも飲むならばこの程度に抑えましょうと言う目安です。基本的には飲まないほうがいいですよ。

□お酒をたくさん飲んでるけど太らない人いるけど?

周りにお酒を結構飲んでるけど太らない人いませんか?特に若いうちはお酒を浴びるほど飲んでるのに全然太らない人いると思います。私なりに理由を考えてみました。

▼お酒の影響を受けないくらい努力している
一つ目はびっくりするくらい運動をしているからと言う理由です。
ウエイトトレーニングを死ぬほどやって走ってたくさんご飯食べて…とお酒の影響以上に筋肉を作る行動をしているから。

そう言う人は太りづらいですね。

あと、運動を真面目にやっている人は結構体のことを考えて食事制限をしていたり等自己管理をきちんとしている人が多くて実はお酒の飲む量も管理していたりするかも。

▼昔運動をしていて体が痩せやすい状態
若い時に運動をしていて筋肉があって基礎代謝が高い人。こう言う人も太りづらいです。

筋肉はすぐになくなるわけじゃ無いのでしばらく太りにくい体をキープできます。

でも20代後半から30代にかけてだんだん太り始めます。
(油断大敵!)

▼太りづらいひとも何もしなければ太る
若い時にたくさん運動をしてバキバキだった人も運動をやめて昔と同じような食生活を続けると必ず太ります。
(やりがちなんですよマジで)

飲んでも食べても太りづらいひとには必ず理由があるんです。

□ダイエット中のアルコールはやめたほうがいい

ダイエット中にお酒が体に与える悪影響、少しは伝わったでしょうか。

お酒が好きで今まで毎日のように飲んでいた人がダイエットの為に明日から一切お酒を飲まないって言ういのもストレスが大きいと思います。(まぁ無理な話ですよね)

だから急に辞める必要はないです。
(量は減らしてください。頻度を減らしてください。最終的には辞めてください…)

ただし、本気で痩せる!とか筋肉質な体になる!って決めたんだったらお酒は基本飲まないようにしていくのが正解だと思います。

飲み会もできるだけ断るようにしたほうがいいですね。行くと楽しくて飲んじゃいますから。
(僕なら飲んじゃう)

一時的に大変だとは思いますが近い将来必ず理想の体が手に入ることを信じて頑張りましょう。

▼ダイエットにアルコールが与える影響

✔︎アルコールによる脂肪合成が活発になる。食べたものはかなりの割合が脂肪になってしまう。
✔︎アルコールによる男性ホルモンの低下。筋肉が付きづらく基礎代謝が上がらない。

今日のお話があなたのダイエット生活の役に立てば嬉しいです。

これからもゆるくダイエットをするためのガチ情報をお届けするので遊びに来てみてください^ ^

ひろせでした!またね!


P.S.
SNSもゆるっとやってます^^

Twitter:@lat_fitness
Instagram:@lat.fitness


▼参考文献
山本義徳 業績集ダイエット-理論編-



▼画像提供サイト
https://o-dan.net/ja/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?