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メタバースの体験設計で意識していること

こんにちは。メタバース開発部の伊藤です。
今日は珍しく採用の話ではなくメタバース開発の話です。

各種サービスを絶賛開発中ではあるんですが、日々のサービス開発・設計の中で意識している3つのことを忘れないようにまとめました。 ゲームでも、WEBでも、SNSでもないメタバースならではの設計方針をまとめてみましたので、ぜひ読んでみてください。
※この記事では、フィジカルな現実世界を「オフライン」デジタル上の世界を「オンライン」として表記しており、私たちはオンラインとオフラインとが融合していくようなメタバース体験の構築を目指しています。


決済手段はウォレット登録形式

ECサイトのような「カートにいれる」や、ゲームアプリのような「ポイントを購入する」とは違い、様々な用途やシーンで決済をするメタバースでは、お財布からお金を支払うことに近い形を考えています。 step1. ウォレット(お財布)を登録 → step2. 様々なシーンでシームレスに決済 のフローにすることで、買い物だけでなく、ETCのような有料区間への入場や飲食店、コミュニケーション上での決済などが可能になります。

オフライン側の受け皿となる空間も用意する

オンライン空間だけで完結するような視点で考えてしまうと、飲食や睡眠、なんなら椅子ですら不要だと思うのですが、メタバースの本質は没入なので、オフラインの生活もオンラインに取り込めるようにしたいと思っています。 zoom飲み会やVR睡眠といった、オンラインとオフラインが紐づく体験や文化は既にあるので、メタバースも現実なんだと捉えて日々の「衣食住」や生活感をも感じられるような空間を用意しています。

メタバース人格は流動的に変わる前提

SNSで裏垢・サブ垢を作るように、メタバースでは空間やシチュエーションによって「自身がどのように振舞うか」が変わっていくと思っています。
現在私たちが作っているのは単一の世界ではなく、空間ごとに世界観や価値観の変わるようなマルチバースに近しいものだと思っています。
VR SNSのような場所では普段の自身に近い人格で過ごしますし、例えばマンガの世界に入り込むんだとしたら、その世界や登場キャラクターに近しい設定や人格になりきってコミュニケーションをとる方が楽しめると考えています。
そういったことを踏まえ、自身で操作するアバターは、見た目が自由に変えられるだけではなく、立ち居振る舞いも自由度の高い世界を目指しています。

以上、最近試行錯誤しているメタバース開発での設計方針でした。
メタバースの開発や設計は、まだまだ発展途上な領域ですので、気になったことやご意見などありましたら、noteやtwitterでぜひコメントいただけると嬉しいです!



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