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犠牲的ポジションについて

「無意識に犠牲的になろうとしている」とカウンセリングの先生に指摘されてハッとした。

犠牲的なポジション

この言葉には献身的になって相手に尽くす、自分を蔑ろにする、色んな意味が含まれるが、実質最も深部で暗黒で恐ろしいもの。
刷り込まれた根底の部分…。

無意識に犠牲的になるとはどういうことかと言うと、
(以下自分の経験による)
・被害・厄災を受けるイメージが常に付きまとう(私の場合はナイフで刺されまくるイメージ、原爆でドロドロになるイメージ。フラッシュバックのようにパッと現れる)
・リスクを考える、損得勘定になる
・ネガティブな思考になる
・被害者になるよう妄想が走る
・被害者=自分は安全圏だ、責任を問われないと言う思考パターン
・責任に関して過剰反応する(過剰に仕事をしたり、突如放棄したりする)
・責任を問われた時にパニック状態、思考停止になる
・スクラップ&ビルド(地道に行ってきた積み重ねに対し、ゼロベースにする)つまり過去の経緯より犠牲的思考が勝つ
・自己表現をしない
・自分がどうしたいのかを考えない
・保身に走る

こういったことを「無意識」にやってきた。
無意識って厄介だ。育て直さなきゃならないから。

気づいたことで他の人と私が「何が異なるのか」が明確になった。
仕事に固執しながら望み通りに出せないパフォーマンス、、、
生きることに希望がそもそも無い理由。
地獄でしか無いよね。冷笑してしまう。

何故この犠牲的思考になったのか。

それは例に漏れず教育環境によるものだが、恐ろしいことに根底の部分では 犠牲的ポジション=愛情を求める行為 と言うこと。。。

私の母親は常に罪悪感を与え続けた。
良い子でいることを強要し、聖人君子を振り翳し、今の行動が大きな出来事になると脅した。
自分の思い通りにならない時は「機嫌が悪いアピール」をして謝らせた。
機嫌が悪い時と良い時の子供に対する接し方に波があり、ヒステリック

また父親を異常に持ち上げる癖があり、私も「そうしなければならない」と刷り込まれた。
父は父で機嫌が悪い時は手がつけられなかったし

キレたら殴られるしで

もう、どっちが子供よ?

つまり愛される条件(これも大きな誤解だが)は良い子で両親よりも犠牲的立場でいないと可愛がられない・良い評価に繋がらない

知った時本当に吐きそうだった。

私はいまだに両親を赦せていない。
その両親に対し今でも愛情を求めているというの?
吐くほどの自分に対する憎しみ。。。
「おまえ、まだあの両親から抜け出せていないの?」
悪い自分の声が聞こえる。

無意識って脳内に刷り込まれたパターンで自動的に行ってしまう行動でしょう。
それを自分で育て直しするのって、可能なの?

でもやるしかないよね
この世で犠牲的ポジションで送る人生は地獄だ。

私もう地獄は嫌です


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