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重度知的障害/ 自閉症/ 聴覚過敏だけではない?

今回は息子の聴覚過敏や、耳の聞こえかたについて書かせていただきます。息子は聴覚が過敏な時はイヤーマフを装着しています。

障害の有無関係なく、人はそれぞれ聴覚が異なるといいますよね。よく聞くのは「モスキート音」についてです。猫避けに使われる、あのキーーンという音です。

猫避けではなくても、日常的に至るところでこのモスキート音を拾ってしまい、苦しんでいる方がかなりいるそうです。突然襲ってくる不快な音…とても辛いと思います。

本題の息子についてに入ります。

息子の聴覚過敏に気がついたのは、幼稚園の時です。週に1日通っていた療育施設で、大きめな声で話すお子さんを嫌がる素振りを見せていました。

その子が近くで話す度に反応していたので、そこで私はふと聴覚過敏に気がついたのですが、実は

息子は耳を塞ぐことを知りませんでした(ToT)


耳を押さえると聞こえなくなるんだよ、と私が教えてから、初めて不快な音を遮れるようになったのです (ToT)

思い起こせば乳幼児時代も、決まった路線の電車では寝ないとか、他の赤ちゃんの声にビックリしていたりとかありました。

今でもこの聴覚過敏はありますが、日々のコンディションによって変わります。苦手な音も変化したりもします。

思春期入りたての小学校5年生の時は ( 思春期早目に始まりました ) 本当に酷く、シャワーや水道の水の音も駄目でした (ToT) モスキート音も女性のほうが拾いやすいそうなので、ホルモンも関係あるのかなぁ…と思っています。

聴覚過敏以外にもう1つ。
小学校低学年の時、3年間同じ担任の先生だったのですが
「私の言うことにはよく反応するけど、他の先生だと駄目なんです。」と言われました。

これはきっと息子の聴覚は

日常の雑音まで拾っていて騒音だらけなので、聞き慣れた声でないと拾えないのではないか


と思いました。街中をレコーダーで録音した時の再生のような聞こえかたです。

常に騒音の中で、更に苦手な音に対する聴覚過敏….毎日それだけでもかなり疲れるだろうな…と思います (ToT) 

言葉の理解が進むに連れて、だいぶ色々な人の声に反応ができるようにはなりましたが、やはり聞き慣れた私の声が一番耳に入るようです。

私が小声で「まったくもう… 」と呟くだけで、え?俺何かした?…という感じでビクビク振り向く息子です (^_^;)

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#発達障害
#知的障害
#自閉症
#聴覚過敏

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