洋服以外の海外の服が欲しい

もう6月になりました。暑い日々になってきて、暑さが苦手な自分はもう毎日冷房と除湿にお世話になりまくっています。この日本的な暑さの何が嫌って湿気が増してきたときに汗が一切引かないことですよね。Tシャツの下からパンツの中までじっとり汗が溜まっているような感覚がめちゃくちゃ気持ち悪い…

そこで思ったことがあるんですよ。昔からの民族衣装が一番涼しいのでは?

洋服じゃない海外の服

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現代で”洋服”って言えばアメリカやらヨーロッパ生まれの服がを連想すると思います。いわゆるシャツにパンツ、女性ならスカートだったり。スーツとかが典型的な例です。ただ、ヨーロッパとかアメリカ(特にファッションの流行地の北の方)って基本的に寒いんですよ。昔アメリカのニューヨークだったりイギリスやイタリアに遊びに夏頃行ったことがあります。その際感じたのは、日本と比べ物にならないほど過ごしやすいと言うことです。夏でも湿気はなくて日中の日差しはキツイけど、夜とかは軽く冷えるくらいです。

そんな欧米諸国と比べて日本、特に東京はもはや亜熱帯です。夏は異常な湿気に熱が籠もって異様に暑い。しかも夜になってもまだ暑いしベタついて寝苦しい……8月のクソ暑いビル街をスーツ着て社会人の大半は歩き回ってたとか全員頭狂ってるんだと思います。みんなテレワークとかになったら日本人の頭も多少マシになるんですかね??

クソ暑い東京CITYには今までのような洋服は本当にベストな服装なのでしょうか??裸で街を出歩ければ多少マシかもしれませんが、世間様はそんなこと許しちゃあくれません。それじゃあ服を着て気温もマシに過ごすにはどうすればいいのか??それはおそらく昔の人は知っているんじゃないでしょうか。

日本はファッキンホット

日本にはそもそも和服という素晴らしい伝統衣装があります。夏場は浴衣のような格好をして市内を歩いていたり、寒い冬は羽織りなどを着ていたようです(https://meetsmore.com/services/dressing-up/media/15026)。このような格好は冷暖房などがない時代にできるだけ涼しく、または暖かく過ごすために生み出され進化していった結果の服装の文化ではないかと思います。

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ただ、この昔ながらの和服が今の夏の日本においてベストなのか。特にコンクリートジャングルな東京においてはまだ涼しさが足りないのではないか。この100年で日本全体で1.2℃、東京に至っては3.2℃気温が上昇しているようです(https://sumamon.jp/social/atsui-ondo/)。もはや日本の夏はシンプルに”暑い”のではなく”クソ暑い”ということを認識を改めることが必要です。

暑い国の服が着たい

そこで注目したいのは昔から暑い国、いわゆる東南アジア中東の方々です。彼らはそもそも暑い中でいかに過ごしやすくするか、知恵を絞ってきたはずです。住宅や生活習慣までは変えられないとしても、服装だけなら今すぐにでも真似できます

自分が注目しているのはミャンマーのロンジーという服です。まだネット上でしか見ていないのですが、いわゆる一枚布を筒状にしたものです。インドにも似たようなルンギという服があります。使い方としてはほぼスカート、あるいは湯上りの時のバスタオルのように腰に巻いて結び目を作るように着る、と言ったイメージです。

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じゃあスカートでいいじゃん、というようなことをいう人もいるかと思いますが、日本で男性がスカートを履いているのって世間の目とまだ自分に抵抗がある、という問題があります。別に気にしなきゃいいだけの話なんですけど、如何せんまだハードルが高い。そこで、少し似たようなロンジーで精神的障壁を減らしたい、というのが本音です。

サルエルパンツって流行りましたよね。ちょっと前にイケてる風の男たちがよく履いていました。ただ結構流行り物だったようで今着てるとちょっとダサい、時代遅れのような印象があります。多分腰パンが流行った時期にその進化系のようなイメージがついてしまったので、着てる人はだらしない印象を受けてしますのかもしれません。ただあれって元々イスラム圏の伝統衣装なんですよね。純粋にシンプルさや涼しさ、カジュアルさなどの視点で再注目されてもいいのかもしれません。

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それと別の選択肢として、中東のカンドゥーラという服があります。ただこれは日本に適さないと感じています。まず、中東は湿気がなく乾燥と強い日差しによる暑さ、という暑さのレベルが違うという点。そしてあまりにもイスラム圏の人!的な印象が強すぎるからです。どうしてもコスプレ感が強くなっちゃう。部屋着にするなら涼しいのかな……

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民族感ある服っていいよね

いろいろ言ってきましたが、自分としてはなにも服装と言えば洋服という一つの形に囚われる必要性なんてないんじゃないかということです。日本にだって和服があるし、いろんな国のいろんな服もそれぞれの魅力だったり特徴があります。洋服は安価で大量生産が可能なことが魅力で全世界で広まっていますが、もっとカジュアルで安価で各家庭で作れるような服装だって世界中にはあります。人それぞれの価値観が重んじられるようになりつつある今だからこそ、もっと様々な国の服、いや文化に目を向けて知見を広めてみるのもいいんじゃないでしょうか。そう思っていろんな国の服が欲しいと思った次第です。

とりあえず和服と布買いに行ってきます。浅草とか日暮里とかにあるらしいよ。へ〜〜。

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