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Recipe|7月のフィンランドレシピ 〈夏野菜のジャーマンポテト〉

フィンランド出身のフードコーディネーター・ヨハンナさんに聞く、季節のフィンランドレシピ。今月は、フィンランドではメイン料理の他、料理の付け合わせとしてもよく使われる、じゃがいもを使ったレシピをご紹介します。たくさんの夏野菜と酸味のあるソースをあわせた、これからの季節にぴったりな味わいです。

●Pyttipannu(夏野菜のジャーマンポテト)

『日本でもお馴染みのジャーマンポテトですが、フィンランドでは「ピュッティパンヌ」という名前で呼ばれていて、前日の料理で余った茹でじゃがいもを有効活用させる目的でも人気の家庭料理です。じゃがいもにウインナーと玉ねぎをあわせて、塩こしょうで味付けするのが定番ですが、夏には採れたての野菜を加えて彩りよくすることもあります。マスタードとサワークリームを入れたヨーグルトソースと一緒にいただくと、暑い日にもさっぱりといただけます!(ヨハンナさん)』

【材料】(2人分)
じゃがいも 2個
ウインナー 100g
ズッキーニ ½個
赤パプリカ ¼個
玉ねぎ ¼個
にんにく ½片
無塩バター 10g
オリーブオイル 小さじ1
塩 少々
黒こしょう 少々

〈ヨーグルトソース〉
ヨーグルト 50g
サワークリーム 30g
粒マスタード 小さじ1
ディジョンマスタード 小さじ1/2

〈飾り用〉
小ねぎ 適量

【作り方】
1:じゃがいもはよく洗い、皮がついたままでアルデンテ(芯が残るくらい)まで茹で、粗熱がとれてから皮をむき、1.5cmの角切りにする。ズッキーニは1cmの角切りにする。パプリカは種を取り除き、1cmの角切りにする。玉ねぎは皮をむき、1cmの角切りにする。にんにくは皮をむき、芯を取り除きすりおろす。ウインナーは1cmの輪切りにする。小ねぎは小口切りにする。

2:ヨーグルトソースのすべての材料をボウルに入れ、均等になるまでに混ぜる。

3:フライパンにバターとオリーブオイルを入れて中火にかけ、にんにくを入れ香りを出し、じゃがいも、ウインナー、玉ねぎを加えて、軽く焼き色がつくまで炒める。ズッキーニとパプリカも加えて火が通るまで炒め、塩こしょうで味付けし、皿に盛り付ける。2をのせて上に小ねぎを散らす。

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野菜がたっぷり入って栄養満点な今回のレシピ。コロコロとした可愛らしい見た目も食欲をそそりますね!にんじんやきのこを入れたり、目玉焼きをのせてみたり、アレンジ自在のピュッティパンヌ。ぜひ作ってみてくださいね!

【レシピ考案者】
ヨハンナ・ノウシアイネン
フィンランド出身。2014年からは料理関連のサービスに携わり、2017年にフードコーディネーターの資格を取得。現在は幅広く北欧料理を広める活動を行っている。メディアやカフェ向けの北欧料理メニューの監修・プロデュースからスタイリングやトークイベントを実施。フィンランド料理教室の講師としても活躍中 。
Instagram: @hokuofood.meirami