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トイストーリー4はボーだけ見てればいい

トイストーリー4、やっと見ました。
ネタバレありの完全に個人的な感想です。


賛否両論かなり分かれているという噂は聞いていたし、実際見てみて全体のストーリーに対する感想は確かに「複雑な気持ちになる」という感じ。

いやトイストーリー3までの趣旨と話逸れすぎじゃない?!と思わなくもないけど、かといってウッディの判断がおかしいと思うわけでもない。一個人(一おもちゃ?)としての決断はカッコよかったと思うし。

でもひとつだけ確実に言えることがある。


「ボー・ピープ」が最高すぎた

これです。本当にこれに尽きる。

全体のストーリーにはそれぞれ意見があると思うけど、これに関しては異論は認めん(笑)
トイストーリー4は、ボーだけ見てればいい。

若干過激な感想だけど、私がこの映画を観て一番感じたことです。


ボーが纏うマントの意味

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ボーが身につけているマント、まずこれが最高。

見て分かるように、ボーのマントはこれまで彼女がスカートとして腰の周りに纏っていたもの。
それを裏返してマントとして使っている。

モノにはそれぞれ象徴的な意味があって、マントの象徴は「保護」とか「権威」とか。

誰かに与えれたものではなく、もともと自分が手にしていたもので身を守る。誰かに守ってもらうのではなくて、自分の身は自分で守る。

そして「権威」っていう言葉を辞書で調べると出てくるのが、

『ずば抜けた実力や、優れた判断力の累積によって支えられた、他を威圧し、追随させしめる人が漂わせる雰囲気』

周囲を圧倒できる高貴な雰囲気は、誰かに与えられるものではなく、自分がずっと身につけていたもの。

強さは人に与えられるものではなく、自分に内在していたもの。

自分のスカートをリメイクすることで作られたマントからは、彼女のそんな意思が見えるような気がする。

ボーがカッコよすぎるラスト

スクリーンショット (67)

ここでついに盛大なネタバレですが、ウッディは最後にボニーのもとを離れて外の世界で生きていく決断をします。

ウッディのこの決断は賛否両論分かれるところだと思うけど、とにかくボーだけにフォーカスして考えたい。

ウッディはボーに再会し、彼女の生き方を知る。

もう持ち主の子どもはいないけれど、外の世界で自分らしく自由に生きるボー。

初めはそんな彼女の価値観を受け入れられずにいるウッディだったけれど、最後には彼女とともに、彼女と同じように外の世界で生きていく決断をするのだ。


私が彼女のことを最高にクールなヒロインだと思う理由はこのラストシーンにある。

彼女がウッディと別れたあと、どんな経緯で外の世界で生きていくことになったのか詳しくは描かれていない。

でも、彼女は自分のいた世界を抜け出し、殻を破り、新しい世界で逞しく生きている。

女性が新しい世界に向かい、そこで強く生きていくというストーリーは時代柄か最近のディズニープリンセスやその他の映画ヒロインにも見られる。

でも、ボーは「それだけじゃない」。


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彼女はただ自分の世界を生きていくだけではなくて、ウッディをもその世界に魅了させた。

ボーの生き様に、ウッディは心動かされたのだ。

これは「かわいそうな女の子を男の子が幸せにする話」でも「女の子が男の子の協力を得て幸せになる話」でもない。

ある女の子の生き様が、ある男の子の人生に大きな決断をもたらしたお話だ。

「女の子が男の子に幸せにしてもらう時代」はもう終わった。

女の子だって男の子の人生を変えるかもしれない。
強さを纏った女性は眩しいほど魅力的なのだ。



自分の力で自分の世界を切り開き、愛する男性までもを自分の生きる世界に引き寄せたボー、最高にクールすぎるじゃん?

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「知らないこと」が大好き。好奇心のカタマリ。趣味は海外旅行、映画、ディズニー、人間社会観察 人の話を聞いたり、文章を書いたり、旅行したりします。
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