ストレスと向き合うのって、難しい。

私は、人よりストレスを溜め込んでしまうことが多い。これは気質だからどうにもならないことだと、自分では思っている。

私の情緒のイメージは海だ。海は"母なる"なんて形容されるけど、日によって表情を変える。夕日が映り、キラキラとロマンチックに光る海だって、富嶽三十六景の神奈川沖浪裏みたいに荒れ狂った海だって海は海だ。私は海辺に住んでいたから、海の怖さだって美しさだってよく知っている。

人にとっっても優しくなれる日。誰とも喋りたくない日。機嫌が悪い時は人には気づかれないようにめいいっぱい気を使うけど、温厚と評されることが多い私だけど、心の中は大荒れなのだ。

ザパーン、ザパーン。

やめて、今日は疲れてるからせき止められない。

ザパーン、ザパーン。

やめてよ、耐えられないから。

ザパーン、ザパーン。

もう!!!!やめてってば!!!!!

ザパーン、ザパーン。

ウワァァァァァァァァァ。

…半年に一度、こんな日が訪れる。たとえば寝不足、たとえば大量の課題、たとえばバイト、たとえば低気圧、たとえば生理。こんなふうに色んな悪条件が一気に重なってしまった日だ。

そういう時は眠れなくなる。まだ波に飲み込まれる前ならば助けを呼ぶ、だとか波を予兆して浮き輪を用意する、だとか方法を考えることはできるけれど、波に飲み込まれてしまったらもう溺れるのみ。時すでに遅しって感じだ。ゴボゴボともがけばもがくほど沈んでいく蟻地獄状態、どうしようもない…まぁ、海なんだけど。

こうなったら最後、海の荒れが収まるのを待つしかない。引き潮もあれば満ち潮もある。情緒もそんなもんだ。

こんなふうに開き直れるようになったのだって1、2年前。全く、ストレスと向き合うこと、おしゃれな言い方をするならばストレスコーピングは難しい。

だけど、最近私は新たなストレスへの向き合い方を見つけた。出来過ぎた文章に見えるかもしれないけれど、それがこのnoteであり、文書を書くことだ。

言葉にすることで、脳内に浮かぶ不確定なモヤモヤがはっきりと形になる。モヤモヤは怒りだけじゃない、疑問とか、願望とか、自分が思ってること全てだ。私の脳内はいかんせんカオスなので(笑)モヤモヤが減るだけでもだいぶ楽になる。自分がこんなことを考えていたのか、という発見をすることも多い。

ま、そんな偉そうなことを言ってもダメな日はダメなんですけどね(笑)特に生理の時は一発KO。泣いた。

やっぱり、ストレスと向き合うのって一筋縄ではいかないんだ。難しいね。




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