BOOTHで時折神々にお気持ちを届けている

 基本的に、同人誌は秋葉原に遊びに出かけた折に取扱店の本棚を眺めながら、気になったものを購入→持ち帰りさせてもらっているのですが、ごく稀に、私が気に入ったキャラクターを、完全理想形にされている至高の一冊にpixivで出会い、感謝の気持ちを言葉だけでは伝え足りず、BOOTHに在庫が奇跡的に存在した場合、ものすごい勢いでブーストをかけてしまうことがあります。

ブーストとは、BOOTHの仕組のひとつで、作られた方が設定したお値段以上のお金を、作品購入時に支払うことができる仕組みです。少し昔、ニコニコ動画のタグで、素晴らしい動画に対して「振り込めない〇〇」みたいな言葉がありましたが、素晴らしい作品に気持ちだけではなく、何かしら届けられる時代になっていたんですね。

 この、ブーストを使う時は、どのような心模様なのかといいますと… 

『はっ??!?!こんなにも素晴らしい絵、話を作ってくださる方が!本を本を仕立ててくださった!!!えっ、在庫が今なら!なんと??!あるんですか!!うわーーーー!こ!れ!は!もう大事件ですハイハイポチしますよー。』

ぱっと自分を俯瞰すると(俯瞰できるわけではないが、興奮する時はなぜかそんな自分を違う感覚で観察しているんです)、無表情でいつもの寛ぎタイムな私。ですが、脳内がノリノリ大爆発しております。購入決断後ブーストのお値段を考え始めます。

『っああああ!!ブーストするに決まってるじゃないですかー!!神に美味しいご飯食べてもらったり、お菓子食べてもらったり、おしゃれしたり、新しい画材購入してもらったりして欲しい!!!!でもとはいえ過剰なブーストは、神をうろたえさせてしまうかもしれない…!くっ…落ち着け私…でもこの感謝の気持ちを…いや待て…よし!これくらい!これくらいなら差し支えない大人の対応!よし!』

ブースト欄の所の数字を何度となく消して決めて消して決めて…行い5分程思案し、決まったり、決まらなかったりします。

そうして、お届けが始まったとメールで告知が届いた日には。。。。正直、高級オイルマッサージーセラピーを受けた後級の疲れ吹き飛び、私も元気ブーストされましたわ!!!!状態になりました。※最近の話の例です。職場で黙々と仕事をしている途中でメール確認をしましたら、すごい変な声が出ましたよ。。。。。

 私は、個人的に大好きなものが、なくなるかも…とか、遊べなくなるかも…ということを経験する機会が若いうちから何度もあり、若い頃は
「私が!子どもだから!お金があれば!応援できることもあった!」
と、嘆いたのですが、だからこそ、ささやかですが、自分の好きなものごとには出来る範囲で応援しようと決め、実践しています。

 本当にね…自分が生きているうちに、推しが存在し続けると思ってはいけないんですよ。応援できる時に、応援しよう。そして、ささやかですけど、好きなものごとを作ってくれる人が元気で、喜んでくれたらと祈り続けつつ、行動しております。BOOTH、その助けになってくれてありがとうね。頻繁に使えるものではないですが、使える道具は多いほど良いので、縁あれば今後ともよろしくです。

頂いたサポートは、木の小物を作る際の資金にさせてもらいます('ω')