どうすれば日本経済は復活出来るのか?(9)

これは「無人化社会」(無人工場・無人コンビニ・無人スーパー)と並行するけどもう氷河期世代は救済できない。一生「お客様」として消費者としての人生を送るといういろんな意味で使い捨てにして消費者以外の何物にもなれない人生で幕を閉じるだろう。全員生活保護で面倒を見なくてはならない。そしてそれに耐えうるだけの無人化投資と生産性を維持しなくてはならない。冗談抜きで小泉進次郎氏が言う「人口5000万人(生産年齢人口2500万人)でも耐えられる日本」を構築せねばならない。そういう意味では小泉進次郎って時代の3歩先を読んでるわけ。レジ袋ごときで失脚するという部分がけち臭い日本という政治の末路なんだけど。

何? 俺はちゃんと正社員になってもうすぐ定年だと? でも日本人って一生涯に3人に1人は離婚してるんですよね。あなた、本当に家庭を壊さずに定年まで行く人生送ってます? 生涯未婚率25%、生涯離婚率35%のこのご時世で。

そして老後もなけなしの年金のせいで一生涯働く羽目になっても従順でおとなしい。これが「消費者」でなくて何なのだろう。普通は「デフレ」というのはストなどで短期間で収束するという。しかし日本は戦前もそうだが長期間のデフレを作ったのだ。痛みに耐えろと。

――あなた、正社員だろうが人生を「消費」させられたんだよ?

答え16:老害の言うことを従順に聞いてるからこそ「失われた30年」の後半を作った世代、それが団塊ジュニアにして氷河期世代なんだ。彼らを教訓にして「痛みに耐えてよく頑張った、感動した」と政治家に言わせてはならない。彼らは反面教師だと思え。

答え17:ストライキを当たり前の世にせよ。じゃないと長期間デフレになって結局経営者を苦しめる

答え18:無人化投資で得たお金で氷河期世代を一生「お客様」として過ごす社会にせねばならない。

これは専業主婦復活論と定年後は働く手もいいように作る社会の構築を目指さないといけない。政治家もだ。よって次に論じるのは選挙権70歳、被選挙権70歳という政治家70歳定年制度と言う者も作っていく。

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