百貨店のCMが流れなくなったらその国は衰退、GMSのCMまで消えたら完全終了

最近、百貨店のCMって見てます。こんなCMだったんですね。いかに百貨店が情報発信基地、つまり物だけを売る場所じゃないかってよくわかります。

ちなみにGMSのCMまで消えるとその国は完全終了です。なぜかって？ちょっとお高いものすらも買えない国に落ちたって意味だからです。この1989年のヨーカドーのCMの半額セールに「高い」って2024年の人間が思ったらその国はオワコンですよ。だって40年近くも物価が上がってない証拠じゃないですか。

中産階級御用達のCMって大事なんですね。こうやって価格調査まで出来るのですから。

衝撃なのは94年のダイエーのCMです。ほぼほぼ2024年の価格と一緒です。自転車以外は。この30年間１ミリも経済成長していない証拠です。

逆にGMSでもこういうCMばっかりだと終わりです。なぜかって？ここには商品と価格が映ってないからです。むしろ「信販会社で儲けてる会社なんですか？」ってことになるわけでして。

大事なのは「服」のCMです。身だしなみに興味を無くした国民はもうオワコンですね。

令和の今では無いですよね、こういうアッパーミドル向けのアパレル系CMって。三陽商会というのはデパートのテナントでよくある会社だったので事実上の百貨店のCMです。こういうのに大人が興味失うと「オワコン」です。

さて、視聴者の皆様は気が付きました？百貨店、スーパーどころか最近コンビニのCM出稿数が激減しているのです。コンビニってのは定価販売が基本な代わりに24時間営業という「便利」を買う商売です。便利すらも買えない国民にまで落ちるとオワコンです。

全部消えたわけじゃないですがふっと消えてませんか。特に全国展開しているファミマ・ローソン・セブンのCM。特にセブン-イレブン。セブンイレブンのレベルでヤバイということは直近の物価は上昇してるのに可処分所得が激減して「便利」すらも買えないほど日本人は落ちぶれたということです。

CVSはもう2018年頃をピークにオワコンです。ここで私が言うようになんで無人コンビニを創れないのでしょう。おかげで24時間営業を止める店が続出です。24時間営業が出来ないということは月販も激減ということです。月販が激減ということはロイヤリティー料も払えず店を閉めるということです。

次にオワコンになる業界をズバリ上げます。外食です。元からブラックなのでとっとと消えてほしい業界でもあるのですが外食業界のCMが激減してませんか。つまりマクドナルド・ケンタッキー・ガスト・デニーズ・チェーン店系居酒屋が「高級品」ということです。この生活水準はもう1970年代の水準です。

外食のCMで見るべき点は２つあります。元気か？という点と若者が映っているかという点です。

残念ですが今の外食産業のCMは元気でもなければ若者が映っていないのです。なおアイドルの事じゃないですからね。モブの若者が映っているか、です。外食産業のCMで老人が映りだしたりアイドルにばっか頼りだしたら終わりです。モブの若者とはすなわち君の事です。つまり「君もこんなクールな消費が出来る」と訴求するのです。これが50歳のキムタクや～46だったらただの痛いCMです。言ってる意味分かります？

CMって、昔のバイト先で言われたのですが摩擦を恐れたら終わりです。つまり無難なアイドルとか老人というものを出したらもう先が無いって事です。CMってのは創るのであって作る、のではないんですね。流行を作って古いと感じさせて消費者にまだ使えるものを捨てさせるのです。悪いでしょ？広告代理店って。でも経済って残念だけどそのように回っているしチープなCMばかりになるとその国・その社会は上昇志向を失ったオワコン国家って事です。なぜ若者のCMが重要か。それは大人になった時の重要顧客だからです。ゆえに視聴率って本当はF1層とかM1層さえ見ていればいいのです。老人が見る視聴率に意味はないのです。老人は消費額が少ないし将来の顧客を作ってくれないからなのです。手口（失笑）を少し教えますとｗ

最近CM出稿数が上がってるCMはあろうことかM&AのCMです。

つまり「日本企業が安いよ～！　安いよ～！」って事です。

ということで

良かった、今日も日本は終わってた。平常運転＼(＾o＾)／

私が仮にだぞ？いまの広告代理店経営者だったら絶対に日本の案件なんて取りませんね。日本市場を見捨ててベトナムとかインドネシアなどの高度成長中の国の企業案件を取りますね。

客じゃないもん。金払わない奴は客じゃないっす。なお「客」とはシブチン客を除きます。

あるいは日本放映CMであっても外国人観光客向けのCM（韓国語・中国語・英語）のCMを出すか。

だって、太客だもん

あるいは中国越境ECサイトを宣伝するか。