
英語が聞き取れない!
なぜ英語が聞き取れないのか?~「カタカナ英語」と「語順の壁」を超える方法~
こんにちは!はじめ先生です。このブログでは、思考を変えることで英語力と人生を劇的に好転させる方法をお伝えしています。
さて、今回のテーマは「なぜ英語が聞き取れないのか?」です。リスニングに苦労している方、多いのではないでしょうか?
「リスニングテストで何を言っているかわからないけど、後でスクリプトを見たら理解できた」という経験、ありませんか?
今日は、その「聞き取れない理由」を紐解きながら、解決策をお伝えしていきます!
1. カタカナ英語がインストールされている問題
まず最初のポイントは、カタカナ英語が私たちの中にインストールされていることです。
これ、めちゃめちゃ大きい影響を与えています。例えば、映画でよく聞く「Let's get out of here!」というフレーズ。僕も初めて聞いた時、「レッツ」しか聞き取れませんでした。
「ゲットアウトオブヒア」なんて、何言ってるかわからない!でも文字で見たら「ああ、そういうことか」ってなりますよね。
カタカナ英語が染みついていると、英語本来の音を捉えられません。日本語でも「ありがとうございます」が「アザス」になったりしますが、これ、外国人には謎の音にしか聞こえないんです。同じことが私たちにも起きているわけですね。
じゃあ、どうすれば良いのか?
答えは簡単。「たくさん英語の生の音を聞いて、発音を自分の中にインストールする」ことです。初めは聞き取れなくても、スクリプトを見ながら音を追い続けると、少しずつ音の違いがわかるようになってきます。
2. 英語と日本語の語順の違い
次に立ちはだかる壁は、語順の違いです。日本語は英語と語順が真逆のため、これがリスニングを難しくしています。
例えば、英語は「主語+動詞」で最初に結論を伝えます。「I love you」なら、冒頭の「I」で話の主役がわかり、「love」で動きが明確になりますよね。
一方で日本語は、「細かい情報を先に伝え、最後に結論を言う」特徴があります。バラエティ番組の「私はこの家を…買いません!」なんて、まさに日本語特有の語順です。
この語順の違いが、私たちのリスニング力を邪魔しているんです。英語を日本語の順序に翻訳しようとすると、頭の中で情報が渋滞してしまうんですね。
解決策は、英語を英語の語順のまま理解する練習です。学校でやった文法訳やきれいな日本語訳は、リスニングには逆効果!
英語を聞いた順番通りに理解する練習を続けることで、スムーズに意味を捉えられるようになります。
3. リアルタイムで意味が入ってこない問題
さらに、リスニングが難しい原因の一つが、「リアルタイムで意味が入ってこない」ということ。聞こえた単語を文字で見ると理解できるけど、リアルタイムでは意味が追いつかない…これ、あるあるですよね。
これは、知らない単語や表現が出てくると、そこでつまずいてしまうからです。リスニング中に「これ、何だったっけ?」と考えている間に、次の情報がどんどん流れていく。結果、理解が追いつかなくなります。
ここでも鍵は、英語を前から順番に理解する習慣をつけること。教科書やスクリプトを使って、「主語→動詞→補足情報」といった英語の流れを意識しながら音を追ってみてください。特に「意味の分かる単語が少しでも聞き取れたら、その瞬間にイメージを思い浮かべる」ことが大切です。
4. 最後に
英語を聞き取れない理由の背景には、「カタカナ英語」と「語順の壁」という大きな要因があります。ただ、これらの壁は乗り越えられるものです。
大切なのは、英語本来の音と語順に慣れること。地道に続けることで、ある日突然、英語が以前より聞こえるようになる瞬間がやってきます!
次回は、「聞こえてきた英語に知らない単語が混じっていたらどうする?」という問題についてお話しします。ぜひお楽しみに!
ではまた!
はじめ先生でした!