2020年 晩夏のスペインに行く(4)
■2日目
スペイン2日目。
さてどうしようか。
今日は16時にセビージャ(=セビリア)のアパート入居手続きがあるので、それまでにセビージャに到着しなくてはならない。
■カディスからセビージャへの移動
カディスからセビージャへの移動方法は、列車と中距離バスがある。
時間を調べてみると、選択肢は以下の3つ。
①11時30分にカディスを出発するバス
②11時40分、12時40分にカディスを出発する列車
所要時間は1時間40〜45分程でほとんど変わらず、値段は数ユーロだけバスが安い。
カディスの駅とバスターミナルは同じエリアにあり、海に突き出た都市の根元辺りにある。
ビーチのあるエリアからは歩くと30分くらいかかる。
カディスに来るたびに、海の写真を撮ってると時間ギリギリになって、この距離を走る羽目になる。
滞在したホテルは結構ビーチ寄りで、駅までは少なくとも徒歩で15分〜20分はかかる。
荷物も鑑み12時まで街中観光をしてホテルに戻り、12時40分の列車で移動するという計画にする。
■朝食
とりあえずホテルに荷物を預けて、まずは朝食(デサジュノ)。
目についたお店でトーストとカフェ・コン・レチェ(カフェオレのようなもの)をさっと済ませて、さっと済まないのがスペイン。
いつも食事の時間と同じくらい会計に時間がかかる。
そしたら隣のこれから出勤と思われるおじさまが、さっとお金渡して会計済ませて出て行った。
スペインの会計では、通常は以下のステップがいる。
①店員さんを捕まえる
↓
②「お会計お願いします」
↓
③伝票が運ばれて来る(最低4〜5分)
↓
④お金を渡す(お釣りがなければここで終了)
↓
⑤キャッシャーに持って行く(ここでさらに4〜5分)
↓
⑥お釣りが返って来る
これが④からスタートするなら時間が半分で済む。
よし次回からこの戦法だ。
■カテドラルに入る
いつもカディスに来るときは、正午近い。
(朝セビージャを出るとどうやってもその時間になる)
朝のカディスは初めてだな。
という事で、まだ入ったことがなかったカテドラルに入ってみる。
入場料は6ユーロ。
カテドラルと鐘楼に登ることができる。
コロンブスがカディスから航海に出たといわれている。
このコロナ禍で一切パンフレット類がないのが残念だ。
基本的に教会系はいつも「ふーん」で終わってしまう。
だけどここのカテドラルは、主台座の地下に自由に入れること。
誰とかがここに眠るとかのエリアだ。
暗いのはあんまり好きではないけど、せっかくだからちらっと通り抜ける。
(こんな感じ↓)
■鐘楼に登る
カテドラル内はもういいから、塔に登ろう。
と教会を出た隣にある塔の入り口でもう一度チケットのバーコードを読んで入って行く。
ぐるぐるぐるぐる。
最後にもっと狭い螺旋階段を上って、到着。
やっぱり朝の海の色は綺麗だな。
このカテドラルのドームのオレンジがよく映える。
日本の反対側、大西洋。
せっかく登ったけど、あまり時間もないので一周回って降りる。
(続く)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?