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2020年 晩夏のスペインに行く(4)

■2日目

スペイン2日目。
さてどうしようか。

今日は16時にセビージャ(=セビリア)のアパート入居手続きがあるので、それまでにセビージャに到着しなくてはならない。

■カディスからセビージャへの移動

カディスからセビージャへの移動方法は、列車と中距離バスがある。

時間を調べてみると、選択肢は以下の3つ。
 ①11時30分にカディスを出発するバス
 ②11時40分、12時40分にカディスを出発する列車

所要時間は1時間40〜45分程でほとんど変わらず、値段は数ユーロだけバスが安い。

カディスの駅とバスターミナルは同じエリアにあり、海に突き出た都市の根元辺りにある。

スクリーンショット 2020-09-13 12.58.41

ビーチのあるエリアからは歩くと30分くらいかかる。

カディスに来るたびに、海の写真を撮ってると時間ギリギリになって、この距離を走る羽目になる。

滞在したホテルは結構ビーチ寄りで、駅までは少なくとも徒歩で15分〜20分はかかる。

荷物も鑑み12時まで街中観光をしてホテルに戻り、12時40分の列車で移動するという計画にする。


■朝食

とりあえずホテルに荷物を預けて、まずは朝食(デサジュノ)。

目についたお店でトーストとカフェ・コン・レチェ(カフェオレのようなもの)をさっと済ませて、さっと済まないのがスペイン。

いつも食事の時間と同じくらい会計に時間がかかる。

そしたら隣のこれから出勤と思われるおじさまが、さっとお金渡して会計済ませて出て行った。


スペインの会計では、通常は以下のステップがいる。

①店員さんを捕まえる
    ↓
②「お会計お願いします」
    ↓
③伝票が運ばれて来る(最低4〜5分)
    ↓
④お金を渡す(お釣りがなければここで終了)
    ↓
⑤キャッシャーに持って行く(ここでさらに4〜5分)
    ↓
⑥お釣りが返って来る

これが④からスタートするなら時間が半分で済む。

よし次回からこの戦法だ。

■カテドラルに入る

いつもカディスに来るときは、正午近い。
(朝セビージャを出るとどうやってもその時間になる)

朝のカディスは初めてだな。

という事で、まだ入ったことがなかったカテドラルに入ってみる。

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入場料は6ユーロ。

カテドラルと鐘楼に登ることができる。


コロンブスがカディスから航海に出たといわれている。

このコロナ禍で一切パンフレット類がないのが残念だ。

基本的に教会系はいつも「ふーん」で終わってしまう。

だけどここのカテドラルは、主台座の地下に自由に入れること。

誰とかがここに眠るとかのエリアだ。

暗いのはあんまり好きではないけど、せっかくだからちらっと通り抜ける。
(こんな感じ↓)


■鐘楼に登る

カテドラル内はもういいから、塔に登ろう。

と教会を出た隣にある塔の入り口でもう一度チケットのバーコードを読んで入って行く。


ぐるぐるぐるぐる。


最後にもっと狭い螺旋階段を上って、到着。


やっぱり朝の海の色は綺麗だな。

このカテドラルのドームのオレンジがよく映える。

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日本の反対側、大西洋。

せっかく登ったけど、あまり時間もないので一周回って降りる。


(続く)

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