マガジンのカバー画像

篠原 理人のシティポップチャンネル

5
運営しているクリエイター

記事一覧

シティポップチャンネルその5 / 70'sのシティポップ創世記について

シティポップチャンネルその5 / 70'sのシティポップ創世記について

こんにちは。今回もシティポップについて触れていきたいと思います。

前回お話しさせて頂いた西海岸系シティポップで、山下達郎さんと大瀧詠一さんの名前を挙げました。

でもそれは、この人達の音楽でシティポップを感じる曲は少ないというお話しです。

個人的には、角松敏生さんの「AFTER 5 CLASH」や、杏里さん「WINDY SUMMER」などのエレクトロなファンクサウンドを感じる楽曲がシティポップ

もっとみる
シティポップチャンネルその4 / 西海岸系のサウンドについて

シティポップチャンネルその4 / 西海岸系のサウンドについて

こんにちは。今回はシティポップの西海岸系について触れていきたいと思います。

前回、個人的な見解でネオンが輝く夜の都会を感じられる東海岸系のサウンドについてご紹介しました。

その際、東海岸系は「メロウなグルーヴ感とエレクトロなファンクの音色が融合したものである」と推測しましたが、西海岸系はちょっとだけ違います。

まず、今までシティポップとはネオンが輝く夜の都会の雰囲気とお伝えしてきましたが、西

もっとみる

シティポップチャンネルその3  /   東海岸系のサウンドについて

こんにちは。今回もシティポップについて触れていきたいと思います。

これまで、シティポップの定義や、ブームのワケをお話ししていきましたが、今回はついにどういう曲がシティポップ?なのかご紹介します。

まず、第1回で「都会的な雰囲気を持つサウンド」がシティポップであるとお話ししましたが、そのサウンドには、個人的な見解でネオンが輝く夜の都会を感じられる東海岸系と、夏の日差しと海を感じられる西海岸系があ

もっとみる

シティポップチャンネルその2  /  海外でウケた理由とは?

こんにちは。

今回もシティポップについて触れていきたいと思います。

前回紹介出来なかったなぜシティポップが海外の若者にウケたのか?について個人的な見解でお話ししたいと思います。

本当の火付け役はブルーノ・マーズとダフト・パンク?

まず、シティポップが再燃し始めたのが2010年代からだと言われています。

この時期は、シティポップのみならず世界的にも70〜80年代の雰囲気が漂う楽曲が大ヒット

もっとみる
シティポップチャンネルその1  /  シティポップの定義とは?

シティポップチャンネルその1  /  シティポップの定義とは?

近年、70〜80年代の日本の音楽が世界的に聴かれているのをご存知だろうか。

それも、当時まだ生まれていない若者を中心に「シティポップ」というジャンルが人気を博している。

何故このような事が起きているのか、、

そもそもシティポップとは何だろうか?

取り扱っている記事を色々見ると、「都会的な雰囲気を持つ、洗練されたポップス」「AOR」「フューチャーファンク」と書かれているが、素人の目線からでは

もっとみる