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DAY12 自分の得意なこと

「書く習慣1ヶ月チャレンジ」12日目は「自分の得意なこと」がお題です。
これは何をさておいても「料理」以外ありません。
上手い下手は横に置いておいて、唯一私が自信のあることといえば「料理」だと思います。

小学中学年くらいから日々ご飯ごしらえの下準備や簡単な料理をし、高学年から中学生の頃には毎日晩ご飯を作っていました。
高校生になってバイト先の仕出し割烹で和食の世界を知り、虜になって、高校中退して親っさんに弟子入りするくらい料理が好きでした。
料理の魅力は何と言っても食べてもらえること。
美味しいと思ってもらえること。
この時ほど自分の存在意義を感じることはありません(^▽^)
自分の作ったものがその人の糧となり、命となり紡がれていく。
自分の作ったものを口にしてもらえる絶対的な信頼関係。

何より・・・
料理を作っている間、食べてくれる人のことを想い描いているひと時がこの上なく幸せです。
美味しくできるかな?気に入ってくれるかな?口に合うといいな。
食材を刻む音、火や蒸気・煙の揺らぎ、料理の匂い、盛り付ける食器選び・・・切り方ひとつ、火加減ひとつ、盛り付けひとつ、すべてにおいてずっと五感を研ぎ澄まし、五官を駆使して全身全霊で料理をするとき。
それはもう自分の中で果てしない絶頂感が続きます。
ただ、それは毎回必ず訪れるものではなく、自分の大事な人のため、もしくは自分のために作る時によく訪れます。

残念ながら仕事では、そう思えることは少ないです(笑)
なぜなら私の嗜好と世の中の嗜好は真逆といってもいいほど違い過ぎるのと地域性やコストなど「商売」として考えないといけないことがあるからです。
基本的に商売は「お客様ありき」だと私は思うので、自分の作りたいもの・自分の好きなものだけを自分のスタイルで提供するという気はあまり強くありません。
そういうスタイルが嫌いとかいう話ではありません。むしろ好きな方ではありますが、商売とする(料理を提供する)なら、そのスタイルはしないというだけの話です。

「お客様ありき」が前提なのでお客さん(世の中)が求めるものと自分が求めるもののすり合わせ具合というか、その妙が最近楽しく感じるようになってきました。
以前は自分の嗜好と世の中の嗜好の落差に悲観することがありましたが、今はその落差をどれくらい縮められるかとか、どのくらいだと認めてもらえるか・・・みたいな「せめぎあい」や「落とし込み」が面白いんです。
といって、そんな簡単にはいかないんですが、時折バチッとハマッた時には、なんとも言えない達成感に包まれます。
「もしかしたら、私、料理の才能あるんちゃう?」みたいな勘違いを楽しむことができます(笑)

っと、話が横道にそれました(;'∀')
私は「料理が得意」とするところなんですが、その秘訣というか、得意になった基盤みたいなもの、所謂「モットー」があります。
それは「レシピに忠実に」です。
どんなレシピも必ずまずは忠実に料理。初手のアレンジはもってのほかとしています。
レシピを忠実に再現してから、自分のものにしてから、自分好みにアレンジしていくことを心がけています。
基本ができてないのに応用ができるはずありませんから。

あとは「手間暇を惜しまない」です。
もちろん時短とかコスパとか今の時代の料理に求められているのも理解できますし、手軽さや合理的さも必要だと思います。
毎日毎食手間暇なんてかけられないのも十分理解できますし、必要性もないと思います。
でも、ちょっとしたエッセンスに「手間暇」って有効かなと♪そもそも大事な人に食べてもらえるんだから手間も苦労も感じません。
そういう気持ち的な意味合いのスパイスとして時折「手間暇」っていうのも悪くないんじゃないかなぁと思っています。

あとは、ひたすらアンテナを張り続付けていること。
若い頃は和食一本でしたが、今となっては海外の料理、ネットレシピなどなどなんでも興味がありますし、作ってみたいと思ったら作ります。
食べてみたい!飲んでみたい!と思ったら値段に関わらず食べにも行きます(と言っても経済的な上限はもちろんありますが)
飲み食いに関しては「貪欲さ」がまだまだ健在中。

それらの積み重ねのおかげか、私が作る料理は母にも認められたり、お店でも提供できるようなくらいにはなりました。
子供の頃からの家事手伝いを含めると40年以上は包丁を握っているわけですし、職業にしても30年以上は飲食に関わってきました。

なので、少しくらい「私は料理が得意ですよ」と言っても許されるんじゃないかなーなんて思っての今日のお題でした(^▽^)

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はる
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