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お遍路ウォーキング日記(255:八十四番屋島寺へ ⑦)

 今日は一日の歩数が千歩未満だったので現在地の更新はナシ。しかし明日はどこかに外出すれば次の札所も打てそうである。

 さて、昨日の日記では金剛杖についてついつい熱く語ってしまったのだが、金剛杖を普通に持っている歩き遍路の中にはたまにだが金剛杖を二本持つ人もいる。

 ノルディックウォークという歩行法がある。スキーのストックみたいに専用の杖を両手に持って歩く。この二本の杖というのがポイントでこの歩き方は杖をつく点を自分の体幹よりも前に置けば膝の、後ろに置けば腰の負担を減らしてくれる。ノルディックウォークは杖の着地点を体幹よりも後ろに置き、自らの身体を押し出すように歩く。

 金剛杖二本持ちは上手に使い分けることで膝や腰の負担を和らげてくれるという。

 歩き遍路が1巡し結願すると金剛杖は10㎝はすり減ると云う話を聞いたことがある。そのくらい身体に負担になるという。

 僕は歩きで巡礼はしないが、毎回金剛杖のカバーは交換して新たに回るように心がけていた。そして結願4回目の時には金剛杖を結願寺(八十八番大窪寺)に納め、五巡目から新しい杖でスタートを始めた。

 今現在は二代目の金剛杖を使っているが、事情で巡礼は休んでいる■


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