古きを温ねて新しきを知る
“温故知新”
これは去年くらいから私の中でテーマとなっている四字熟語です(^^)
お着物のお稽古をはじめて2年近くが経ち、明日からはお茶のお稽古をはじめます。
私がなぜお着物を始めようと思ったかと言うと。。
年に何度もお仕事でヨーロッパに行く度に日本人や日本文化はとてもリスペクトされていることに気がつきました。
彼らは日本文化の繊細な美しさや物作りのレベルの高さを良く知っていて。
私はと言うと、海外に憧れてばかりで日本の良いところや日本文化の素晴らしさを何一つ話せないし身につけてもいない、とっても恥ずかしくなりました。
そんな事から何か一つでも身につけたいと思い、偶然良いご縁を頂き素敵な先生と巡り合うことができお着物というひとつの日本文化を学び始めました。
昔の日本人の持つ美意識の高さや職人の物作りや心意気の素晴らしさ
先生からお話ししていただく時間は宝物を受け取っているかのようです。
本来、日本人が日々の生活で大切にしてきた文化。
そこには心の豊かさが溢れていたことに気がつきました。
まさか、お着物を通してこんなに美しい精神性を学べるなんて思ってもなかったので驚きです。
畳み方、紐の結び方、上着の着方一つとっても今の日常生活で生かせる美しい所作が多く詰まっていて感心してしまいます。
古きを温ねて新しきを知る
昔の日本文化は全てに意味があり、とても合理的でシンプルです。
それをしっかりと学んだ上で新しい風を取り入れてまた文化ができあがって次の世代へと受け継がれていく。。”
文化”とはそういうもので、”継承”していくことが人の使命なのかなと、お着物を学びながら感じています。
そんなことを最近よく考えていたところ、、
今日はお休みだったので丹波篠山へ行ってきました(^^)
目的は器を作ることだったのですが早めについたのでインスタで見つけたお店にお茶しに行ってみました。
入った瞬間からとても優しい居心地の良い空気感のお店で、こんな素敵な縁側で心地良い風と風鈴の音色の中、美味しいお茶を頂きました。
お茶とかき氷がまた絶品でした!
江戸後期に建てられた割烹料理店、築150年の古民家をなるべくそのまま残したというお店。
オーナーさんがまたそれはそれは素敵な方で。。
まさに最初に書いたような昔の文化を知ること、そんな内容のお話しになったのです。
あまりにも素敵なオーナーさんでお話が楽しくって、気づけば1時間も話し込んじゃってました。
実は前々からぼんやりとLaLaLeiで今後やってみたい事がいくつかあって、でも考えがまとまらなくってずーっとあれこれ悩んで考えて答えの出ない数ヶ月間を送っていた私。
今日出逢ったオーナーさんとのお話の中で色々と良いヒントをたくさん頂いて。古き良き文化を知ることは今この時代にとても大切なことだなと改めて確信が持てました。
実は少し前からあっためている企画がいくつかあって、それを前に進める後押しもしてもらえて涙が出そうになった。というかちょっと涙出ちゃってた😢💕
またそのうち考えがまとまればLaLaLeiのblogでお知らせしようと思っています…♡
秋の山野草が可愛く飾られ季節を感じられる店内には伝統工芸の器や道具の販売もされていて。
心惹かれる良いもので溢れていて、たくさんお買い物して帰りました。
素敵なお店だったのでシェアさせてください♡
BREATH & ROY
〒669-2342
兵庫県丹波篠山市西町16ー1
もし行かれた際はこの縞縞模様の壁のお話し、是非オーナーさんに尋ねてみてください・・・♡
築150年、良い部分を出来る限り残しながら新しく蘇ったお洒落な古民家。
まさに温故知新という言葉がぴったりなお店に出会えた良い一日でした♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?