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宝さがし

詩人にして古本屋を営んでいた祖父が石コレクターだっことも影響しているのか、石にとても惹かれる。宝石もキラキラ輝いていて、奇跡のような色合いが大好きだけど、石もすてき。ツルツルした平べったい石から、鳥のタマゴみたいな丸い石、赤いのからマーブル模様などなど、さまざまな形の石が海岸には転がっている。気に入った石をいくつか持ち帰るようになってから、昨日突如として「これを趣味にしよう」と思いついた。

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真ん中より上にある白くて丸い石は、ペーパーウェイトにちょうどよくて、さっきまでプリントアウトした著者さんの原稿を押さえてくれていた。

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この子は模様が気に入って持ち帰りました ↑ ヨーダ色。

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そしてこのオレンジ色の石は…なんだろう?もしかして宝石?と期待しつつ持ち帰り、ジュエリーデザイナーの友達に聞いてみたら、「シーグラスっていうんだよ」とのこと。海岸や大きな湖の湖畔で見つかるガラス片のことで、波に揉まれて角の取れた小片となり、曇りガラスのような風合いになるんだって。私の見つけたオレンジのシーグラスはまだそこまで揉まれてないのかな…でもきれい。
なんでもオレンジ色はとても珍しくて、1/10000の確率でしか見つからないそうだ。…ついてるね? 緑、透明、茶色などであり、 珍しい色は灰色、紫、赤、黒なんだって。茶色はビール瓶、緑もサイダーとかにありそうだけど、灰色や紫、赤とか、何の瓶なんだろう。

「シーグラス」なんていうとおしゃな響きだけど、海に捨てられた廃棄物、ゴミであることには変わりはないんだよね…。でも、ゴミを拾ってそれがキレイで飾りたくなるのだから、一石二鳥ね。誰かの悪い行い(ポイ捨て)の尻拭いもできるわけだし。

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シーグラスでアクセサリーも作れるみたいだから、ピアスやブレスレットを作ってみたくて、夢は広がる…♡ 夕方にまた海岸へ宝探しに行ってきます。

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