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キャッシュレス生活2018 in バンコク

"タイトル「キャッシュレス生活2018」 を検索 - はてなブックマーク" の話題。2017年は東京で過していたのでその違いも踏まえます。

※ 筆者は日本の銀行・小売・決済関連のシステム開発に従事していたことがあるため、消費者向け決済サービスへの関心が一般的なタイ国民や在タイ日本人と大きく異なる可能性があります。

Apple Pay

東京では新宿→渋谷間の移動だけで人生が完結していたのでほぼApple Payで生活できていましたが、タイではApple Payが提供されていないので使うことはなくなりました(シンガポールや台湾では使えるらしい)

カード払い

職業上クレジットカードを10枚ぐらい所持しているので、東京では立地や風土によって利用カードを使い分けていました。

バンコクでは日本のクレジットカードが使えますが、タイの銀行で発行されたキャッシュカードがデビットの機能がついてるので愛用しています。

街中はとにかく旅行者が多いので、外国人が訪ずれるような飲食店や小売店はクレジットカード払いに対応しています。

しかし「いくら以内はカード払い不可」というルールを設けている店が多いです。

以下のような場面でカードを使います

・レストラン
・ホームセンターや電化製品などの買い物
・Grab経由でタクシー代

地元民が行くような場所は店員がカード払いに明かに慣れていません。「クレジット」というと使えるが、「デビット」と言うと「使えないよ」と言われることもあったり。PINとサイン両方求められたり。というのが東京とは違うところでした。

現金払い

国民の現金率は感覚的には東京よりも高く、街中のいたるところに銀行ATMが設置してあります。私の生活のほとんども現金払いです。例えば——

・外食
・交通ICのチャージ
・コンビニ

EC

Amazonや楽天はタイに進出していないので使わなくなりました。LazadaやShopeeなどの東南アジアなECがありますが、まだ使ったことないです。

ECを使わないぶん、小売店で用事を済ますようになり、そのぶん現金払いが増えました。

Alipayや謎Pay

中国資本や旅行者が強いのでAlipayやWeChat Payをたまに見かけます、東京と同じぐらいです。アクティベーションできてないので使っていません。

また通信業者など中心に提供されている地元民向けの決済アプリを使ったサービスがたくさんあります。しかし全く使い方も便利な点も理解できないので使っていません。

Rabbit LINE Pay

Rabbit LINE Pay は日本のあのLINEですが、日本のLINE Payとはサービスは違います。

RabbitはタイでいうSuicaのようなICカードの製品名で、対応店舗ではRabbitカードで支払えたり、LINE PayのQRコード決済で支払えたりします。使える場所は少ないです。

残高をクレカ経由で使用できる便利なLINE Payカードはタイにはありません。

銀行アプリ

銀行が提供する電子システムは日本より遥かにまともで、できることが多いです。

モバイルアプリでのQR決済機能を各行が搭載していて、QRコードに互換性があるのでどのアプリでも同じQRコードを使用できます(しかしQRコード対応の場所やLINE Payと同じく多くないです)

前述のLINE PayやプリペイドSIMカードのチャージなどの生活者向けのサービスも銀行アプリから行えます。 このため今までクレカ経由で第三者サービスを使って利用したいたものが銀行のサービスで補えています。

送金、振込、決済の手数料もありません。

ATMは非人間的な操作をするとインターフェイスが落ちます。


仮想通貨関連の決済

日本の特定のバーのように仮想通貨払い受け付けてるような店は見たことはありません。 

ここまで書いて気付いたけど、私がひきこもって、どこにも行かないからでは????

まとめ:バンコクでのキャッシュレス化状況

・東京より現金社会の気は強く、この先短期的に大きく変わる様子もありません。
・東京ではほぼATM引き出し手数料を払っていませんでした。バンコクでは現金生活になりましたが引き続き払っていません
・ひきこもって消費行動を取らなければキャッシュレス生活にできる

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