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カラスの「かー」を聞いて英語の発音について思ったこと

犬の鳴き声はワンワン?

動物の鳴き声を文字で表すことはできるでしょうか?例えば犬の鳴き声は日本語ではワンワン、英語では bow wow と訳されています。たいてい子供は親からそう教えられますので素直にそれを信じて犬はそう鳴くものだと思い込みます。日本人の子供たちは犬は bow wow とはなかないと思っているのです。

でも実際の犬の声は文字や言語では表すことはできないということをみなさんはご存知だと思います。実際それを真似する人の表現力は様々です。ものまね上手な人はその音をよーく聴いてその通りに表現する能力に長けています。

ものまねと言語

ものまね上手な人は効果的に言語習得できます。聴いた音の特徴をうまくつかんでその通りに再現することができれば言語は通じやすくなります。私は発する音が聴いている人により受け入れやすいものになるのではないかと感じています。言語で考えを伝達する以上の要素があると思います。

人間のコミュニケーションにおいて非言語の領域は90%以上を占めていると言われています。ご存知の通り、これらには目に見える表情や身振りなどがあります。私は最近人が口から発する音に注目しています。人は無意識のうちに聞こえてくる音からもたくさんの情報を得ているのです。

息づかい喉や体からの振動の音も含まれると思います。英語を喋る人々は言葉を喋る際そうした雑音をたくさん漏らしています。実は息づかいやそれに伴う音は英語をより英語らしく発音するためのコツと言えます。

カラスの声は深い

動物の鳴き声に話を戻しますが、カラスの鳴き声を思い浮かべてください。カラスは文字で表記できる「かー」と言っているわけではありません。よく聴いてみると私の耳には、「かー」ではなく「あー」と聞こえます。子供の頃からそう教えられて自分の頭の中で「かー」と思い込んでいるだけではないでしょうか?

それはさておき、カラスは日本語の「か」や「あ」よりももっと深い音を出しています。「か」であればその母音の部分がとても深いインパクトのある音です。今度聞いた時その通りに再現してみてください。

私が言いたいことは、英語の発音の練習をするときはものまねをする様に聞いている音によーく注意を払って、口だけではなく喉や息づかいも使って練習する事をお勧めします。私の英語レッスンではそれを重視しています。つづりやカタカナ表記による先入観を無視しましょう。

外国語の息づかい

日本で育った人たちにとってそれらの息や喉の振動の音は耳慣れないので、無意識のうちに何か違和感を感じるかもしれません。私の歌のレッスンの先生は外国語を話す人は声が違うと言います。日本語を話す人の喉の使い方や呼吸の仕方には癖があってそれを解除するだけでも結構時間がかかるそうです。

ある人は英語に限らず外国語の話し方は耳障りだとか、野蛮だとか思うかもしれません。ある人はバイタリティがあるとか、エネルギッシュだとか感じるかもしれません。音楽のように躍動的な感じととらえることもできます。

歌のレッスンと同様、諦めずに楽しみながらコツコツと練習するなら必ず結果に現れます。週一回だけではなく毎日練習しましょう。何よりも耳が訓練されてより詳細なところまで聞き分けることができるようになります。

いずれにしてもこれから少しずつ私なりに気づいた英語の発音の発見やコツをシェアしていきたいと思っています。興味があればフォローしてください。

この前カラスの声を聞いて気が付いたこと

ちなみに数日前、私ははたとカラスの「あー」が英語の caught の母音と似ているのではないかと思いました。他にも、taught, bought, sought などの母音と同じです。耳が慣れていないと caught も cut も同じように聞こえるかもしれません。さらに taught と tote、bought と but などの母音の違いを聞き取るのも難しいかもしれませんね。カラスの鳴き声は英語で caw と言います。発音はcaughtの au と同じです。

I caught it and then I cut it.  I cut it and then I caught it.
(それを捕まえました、そして切りました。それを切りました、そして捕まえました。)


I bought it but I didn’t like it.  I didn’t like it, but I bought it.  
(それを買いましたが、気に入りませんでした。気に入りませんでしたが、それを買いました。)


私はNoteを通して英語を学びたい人のお役に立ちたいと思っています。もっと簡単に楽しく学ぶことができないかいつも考えています。これから私が気付いたことや感じた事をシェアさせてください。お気軽に感想、コメントください。英語に関する質問、お悩み、なんでも聞かせてください。


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