四国は良いぞ
この記事は はんドンクラブ Advent Calendar 2023 12/11 の記事です。
何の記事?
関西に住んでいることもあり、割とよくツーリングで四国に行きます。
関西からは程良い距離にあり、それぞれに特色も豊かなので走っていて楽しい土地です。そんな四国の良さを広めるための記事です。
というわけで、それぞれの県の良い感じのところを紹介していきましょう。
まだまだ攻められてないところもあるので、有識者の方はこの他に良いところがあれば教えてください。
香川
香川と言ったら何はなくともうどんですね。
行ってみて良かったうどん屋を紹介しましょう。
津田の松原SA あなぶき家 のぶっかけうどんです。
津田の松原SAは日本で一番うどんが美味いSAを標榜しており、SAのWebページ ではうどんとそれ以外のメニューで項目が分かれてるレベルです。
実際SAのうどんとしては結構レベルが高いです。まぁ、他の専門店の方が質が高いのはそうなのですが、ここはSAなので高速を降りずにそれなりのレベルのうどんが食べられるのが最大の利点ですね。
それはそれとして、「先生はうどんじゃありません」と言いたくなるこのキャッチコピーは何。
JR箕浦駅目の前の 上戸 のうどんです。
うどん自体も良いのですが、ここは出汁が良いのでかけにするのがオススメです。セルフで温かい出汁を注ぐタイプの店。
最近は材料費高騰により出汁を取る具材が一部減ってしまったとのこと。ちょっと残念。
香川の最も東にある うどんや の温玉ぶっかけうどんです。「うどんや」が店名です。マジか。
香川の最も東にあるので、鳴門から入った時に最初に目にしますし、このぐらいの距離でちょうど昼になってることも多いので、よく世話になります。
立地の利便性もありますが、普通に美味い讃岐うどんです。讃岐うどんとして期待することをちゃんと満たしてくれます。オススメ。
ちょっとバイクや車が無いと行きにくい 三嶋製麺所 のうどんです。
醤油と薬味のみで食べるストロングスタイル。生卵は別料金ですが、安いので入れた方が良いです。これが美味いんだよなぁ。
地元の人っぽい方がうどんを食べた後に蕎麦を頼んだりしているので、今度行ったときは蕎麦も食べてみたいところ。
三嶋製麺所からも結構近い 麦香 です。
他のうどん屋より若干お値段高めですが、ラーメンとかと比べるとまだ安いと思います。
そして何より美味い。今のところ香川の中では一番かなぁ。麺が美味いんだよなぁ。
小うどんを何軒かはしごする時とかよりは、1杯で満足するための食事の時に行ってほしいところ。
他にもうどん屋は多いですが、最近行けてないところもあるのでこの辺で。
オススメうどん情報はいつでもお待ちしています。
香川はうどん以外にもツーリングスポットがあるので、そちらももっと行きたいところですね。
徳島
徳島の山中に現れる近未来的なデザインをした 未来コンビニ です。デザイン賞も取ってるとか。
元々の理念は過疎化が進んで食料品の調達などに困っている住民の方々のため設立したというストーリーがあります。
デザインが良くて話題にもなっているので、これ目当てで来る人も増えたとか。
国道195号を通っていたらどうやっても目に入るので、道の駅代わりに停まってみるのも良いと思います。
南阿波サンラインです。かつては有料道路だったものが無料になったやつです。
走っていて楽しい道ですし、道中の展望台からの景色はなかなか良いです。
室戸方面に行く時、帰る時なんかは無理なく寄れる場所なので、寄ってみるのをオススメします。
徳島といえばやはり鳴門ですね。
しばらくちゃんと渦潮を見に行っていないのであんまり良い写真が無かったです。
渦の道は歩いて入れるのは良いんですが、今まであんまり大きな渦潮を見ることはできてないので、一度はガッツリ強い渦潮を見るためにも遊覧船に乗ってみるべきか。
愛媛
愛媛は道後温泉が思い出深いです。
それまでは温泉と言っても香りとか以外はそんなに差はないよなぁと思っていたんですが、その認識を改めてくれた温泉です。
道後温泉では湯上がりに涼んで休憩することが薦められていて、浴衣で休むことができる(できた)のですが、初めて行ったときは初冬ぐらいだったのに休憩所の窓が全開だったんですよね。
流石に寒いだろうと最初は思ったのですが、風呂上がりの温かさがずっと続いていて、むしろこれぐらい涼しい方が良いんだ、と思ったものです。
2024年12月まで改装期間らしく、今はこの体験ができるかどうかはわかりませんが、また改装が終わったら是非行きたいところですね。
ちなみに、道後温泉あたりはあまり良い居酒屋が見つけられてないので、何か良いところがあったら教えてください。
松山まで出るのが安牌かもしれませんが。
別子銅山の跡地です。写真はかなり細い道を登った先にある先のものですが、麓のマイントピア別子から専用バスも出ています。
むしろ渋滞回避のために自家用車で行くことは推奨されていません。まだ行ったことないけどバイクならアリかな……。
東洋のマチュピチュと言われるだけはあり、なかなか良いところでした。観光地として良い感じ
ちなみにマイントピア別子のある新居浜は水樹奈々さんの出身地でもあるので、水樹奈々推しが凄いです。
聖地巡礼にもどうぞ。
四国と言えば四国カルストは外せませんね。
四国ツーリングロードの中でも1, 2を争う最高の道です。
他のカルストとは高さが段違いなのが良いです。そのおかげで、ここにたどり着くまでもかなり良い道になっています。
四国カルストの良さは文字だと伝わらないのでこの辺を見ておいてください。
最初に貼った写真のときのやつもたぶんそのうち動画化されます。
動画でも言ってますが、四国カルストに行くときは幹線林道を通った方が良いです。GoogleMap ナビだとちょっとヤバい道を通ることになるので。
この辺 から入るのがオススメ。毎回車が何台かヤバい道の方へ案内されてるのを見て「可哀想に」と思っています。
四国カルストの良いところはだいたい愛媛側なので愛媛枠にしました。
高知
高知を書くために四国を案内していると言っても過言ではない。
高知は良いぞ。
高知に行ったら何はなくともカツオのたたきを食うべきです。何故なら美味いから。
ひろめ市場とかでもそれなりの質のものは食えますが、やはり良い店になると更に美味くなります。
写真は 凛々 鈴のや のものです。人気店なので予約は必須ですが、予約して行く価値は十分あります。
一番好きなのは 磯の茶屋 のたたきでしたが、今年は開店しているのを見ておらず、閉業の噂もあるのでどうなっているか気になる……。
カツオのたたきだけでなく、高知の料理はやたらと酒が進むものが多いです。しかも日本酒も良い蔵が多いんですよね。
ひろめ市場に代表されることですが、高知市は街全体としても酒飲みの街という感じが強くて、酒飲みには居心地が良い街です。
だから四国に行ったら高知に泊まっちゃうんだよなぁ。
高知は飲みだけでなく、ツーリングルートとしてもかなり良いです。
高知市からほど近い横波黒潮ラインはかなりのお気に入りルートですね。
海岸線からぐっと上がって高さの出るワインディングが最高です。道中も含めてリアス式海岸の風景も非常に良いですね。
ここを通って四国カルストに行くのが定番ルート。
UFOラインも非常に良いところです。ギリギリ高知なんですね、ここ。
正直走行路としてはお世辞にも良いとは言えないんですが、山々を見下ろす高さと開けた景色は他にはなかなか無いものです。
道が悪いとは言っても細いだけで舗装はされているので、バイクなら走るのには困らないですね。車は対向車に気をつけて運転してください。
UFOラインから石鎚スカイラインに繋げていくのがかなりオススメ。
清流で知られる仁淀川の支流にあるにこ淵です。
四国は川がとにかく綺麗なのですが、ここはその中でもトップクラスですね。
淵に降りるまで結構な高さの階段を下る必要はありますが、一度は見てみる価値があると思います。
清流と言ったら忘れてはいけない存在が四万十川。
川自体も綺麗ですが、ところどころにある沈下橋がエモくて写真映えします。
川沿いを走るだけでなく、いろんなアクティビティも体験したくなる良さがありますね。
四万十川は長さもあり、川沿いツーリングが最高……と言いたいところではあるのですが、愚直に川沿いを行こうとするとなかなか大変な道もあるので、あまり軽率に薦められないのがやや難点ですかね。
まだまだ続く水綺麗シリーズ、柏島です。
船が浮いて見えるほどの透明度が有名ですね。残念ながら行ったときは風があったので浮いて見えるほどではなかったですが、それでもかなりの綺麗さでした。
ダイビングスポットとしても有名なので、一度はダイビングをやりに行ってみたいものです。
ちなみにこのときは柏島を出たのが15時過ぎでした。15時過ぎに柏島から関西に帰るのは変人のやることなので、普通はどこか近くに泊まった方が良いと思います。伊達に四国の南西の端っこではない。
最後に室戸岬を紹介します。
室戸岬は言わずとしれた四国の南東の岬ですが、その中を走る室戸スカイラインはオススメのツーリングルートです。
良い峠道っぽい感じの道で、走っていて楽しいルートですね。北から南に抜けるルートだと、最後のつづら折りゾーンが良い景色になるのでオススメです。
展望台からの景色は岬が見えないのが難点ですが、左右に太平洋が広がっていて悪くないです。
あと、展望台の駐車場では猫が世話されていて人懐っこい子も多いので、ツーリング・ドライブ中の癒やしとしてどうぞ。
終わりに
というわけでざっと四国を紹介してみました。書いててまた四国に行きたくなってきた。
四国から少し外れると、淡路島やしまなみ海道もあるのでそれらと組み合わせてみるのも楽しいですね。小豆島もそのうち行ってみたいところ。
皆さんが四国に行ってみたいなと少しでも思ってもらえると嬉しいです。
さて、まだまだ はんドンクラブ Advent Calendar 2023 は続きます。
これからの記事も楽しみにしています。
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