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豚の網脂【クレピーヌ】

フレンチでは、しばしば登場する豚の網脂(クレピーヌ)
人によっては、グロテスクに感じる方もいることでしょう。

これは、牛や豚の内臓の周りについている網状の脂で肉などを包んで焼く時に使います。

網脂で包むことによって柔らかい仕上がりにもなり、さらにうまみを封じ込めることができます。

下処理は、数時間塩水に浸けてから水洗いして絞ってから使います。

網脂を使ったおもな料理は、ハンバーグを包んだりパテドカンパーニュを包んだりします。

フォアグラと子羊を網脂で包んで焼いたりもしてもふっくら、ジューシーな仕上がりになります。

焼くときは、火力が強すぎると焦げやすいので
火加減に注意しつつ、香ばしく仕上げるためにしっかり焼き色をつけることでおいしく仕上がります。

当店で今提供している
「牛タンの赤ワイン煮とラタトゥイユのクレピネット」
で使っていて、クレピネットとは、網脂で包んだ料理を指します。

なかなか入手しづらい食材と思ってましたが、Amazonに売っていました。

Amazonなんでも屋ですねぇ

ハンバーグ以外にも「何かを包んで焼く」料理に、色々応用できると思いますので、ぜひ一度「網脂」でオリジナルの包み焼き料理を楽しんでみてください。



貴重な時間を使って、記事を読んでいただきありがとうございます。有意義でお役にたてれば幸いです😊