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なぜ調理場で「クロックスビストロ」を使うのか?

こんにちは
ツカミではスベっても致命傷にならないけど、厨房ではスベらないように靴底にはこだわる、ラ・フェ修家です。

厨房で履く靴は、防水で濡れた床でもすべらない丈夫な靴がいいので、今までいろいろ試してきましたが、結局これに落ち着きます。

それが、クロックス・ビストロです。

今回は、「ビストロ プロ ライトライド」を買いました。

最初は、いろんな靴を試しましたが、大抵の靴は3ヶ月ぐらいでダメになるのに対して、このクロックスは長いもので3年持ちました。

クロックスでも、他のクロックスではダメで「ビストロ」がいいんです。

なぜかというと、他のクロックスは底がすり減ってすぐにツルツルになりましたが、この「ビストロ」には濡れた床でも滑りにくい、ラバー付きソールがあります。
厨房では床が濡れやすく、刃物や熱い物を持っていたりするので、滑ってコケると危ないので、滑らない靴は必須です。

この靴の滑り止めはビストロにしかなく、なかなかすり減らなくて長持ちします。他のメーカーの類似品も買ったこともありますが、すぐにすり減ったりはがれたりする事がありました。

このように、厨房には最適な靴ですが、デメリットもあって、それは足が蒸れるところです。

この蒸れは、長時間履くとキツイものがあります。
これも解消してくれると完璧なのですが、防水とのトレードオフなので、仕方がありません。

本来は、飲食店の床は乾いているほうがいいので、防水は要らない場合もあります。

飲食店の調理場は「ウェットキッチン」が多く、床が濡れていることが多いです。
ですが、当店では衛生面において、床は乾燥していたほうがいいので、できるだけ床を濡らさないように心がけています。

さらに営業終了後の掃除には、シンクの中まで徹底的に水を拭き取って乾燥した状態にします。
水分がなければ、菌も虫も繁殖できないからです。

一般の人は、買うことがないクロックス・ビストロですが、防水で滑らないので、レインシューズにできるかもしれません。

靴は、いつでも自分の全体重を支える土台なので、仕事に合った安全で履きごごちのいいものを選ぶようにしましょう。

以上、ラ・フェの厨房からでした。


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