褒めるのに効果的なタイミング

家族の誰かの自己肯定感を高めたいと思った際、ただひたすらに褒めるのも良いのですが、今回は1回の称賛でその効果が長続きするタイミングについて、お話ししたいと思います。

結論

結論から言うと、

・出掛ける前
・寝る前

この場面が有効だと考えられます。

では、なぜこのタイミングなのでしょうか。

出掛ける前

家からどこかへ出かける際、子どもだったら学校へ行く前などには、不安で落ち着かなかったり精神的に不安定になったりすることがあると思います。

そのような場面で、何気なく褒めることを実践してみてください。

例えば、朝の身支度に関することはどうでしょうか。

・綺麗に身だしなみを整えているね
・出掛ける準備、上手にできたね
・毎日、歯を磨いていて偉いね
・髪型が決まっているね

何かができているできていないだけを褒めるのではなく、どのように頑張っているかについて着目しつつ、気持ちをありのままに伝えると良いと思います。

家を出るまでに称賛され、少しでも自分に自信をもった状態で出発することができると、自己肯定感の高まっている状態は外でも長続きすることでしょう。もし外で何かあった際にも、自分で自分を認めやすい精神状態に近づいていると思います。

寝る前の褒め方

寝る前のリラックスタイムには、以下のようなことを伝えてみましょう。

・あなたの存在がどれだけ素晴らしいか
・あなたのことがどれだけ好きか
・あなたのことがなぜ大切か

睡眠前に日常的なことや存在を認められると、寝ている間も脳は幸せな気持ちを記憶し、無意識的に自己肯定感が高まっていくと思います。

こういった小さな積み重ねで、人の自己肯定感は高まり、関係性も深まっていくことでしょう。ぜひどんな小さなことでも良いので実践してみてください。