憧れの薬剤師になるために
レデイ薬局で働く従業員、
それぞれの活躍にスポットライトを当ててみよう！
ということで始まりましたこの企画。
今回はドラッグストア併設の調剤薬局で頑張る薬剤師さん。
的場SV（スーパーバイザー）の推薦文とあわせて紹介します♪
WHO?
レデイ薬局垣生店
薬剤師 さがわ薬局長
卒業：済美高校/松山大学 薬学部
2020年入社
的場SV推薦！ここスゴ！
抜群の優しさと傾聴力を持っており、
患者さん一人一人のことをよく考え行動できるさがわ薬局長。
彼を慕ってご来局いただける方も非常に多く、
薬局長を努めている垣生店のご利用者様数は右肩上がりとなっています。
2020年4月入社組の中で最初に薬局長に抜擢しましたが、
その判断が間違っていなかったことを日々証明してくれています。
一見大人しそうに見えますが、
内には熱い想いを秘めており、
様々なことに積極的にチャレンジしています。
薬局外での活動にも熱心で、
2024年2月には愛媛県薬剤師連盟のメンバーとして、
四国ブロック若手薬剤師指導者育成フォーラムに参加し、
初めて顔を合わせた他社薬局や病院などの方と活発に意見交換を行ってくれました。
当社からは初めての参加でしたが、安心して送り出すことができました。
また、6月にはフジグラン松山にて
「お薬の基礎知識」の講演を行ってくれました。
30名分の席を用意していましたが、
立ち見がでるほど盛況で、45名以上の方が
足をとめて熱心にさがわ薬局長の話に聞き入っていました。
講演後も何名も個別相談にいらっしゃる方のお話を
丁寧に伺ってアドバイスをしていた姿は印象的です。
今後も更なる成長に期待している一押しの若手薬局長です！
さがわ薬局長はなぜレデイ薬局に？
私の母は、私を出産してすぐ、
服用した薬の副作用で生死を彷徨うことになりました。
そしてその状態から母を救ったのもまた薬でした。
そんな話を幼いころに聞き、
薬や病気について興味を持ち始めたんです。
そこから派生して脳や神経系の分野に興味を持ち、
高校や大学ではそういった分野の勉強や研究活動に励み、
気づいた時には松山大学の薬学部を卒業していました。
実はレデイ薬局には、実務実習の頃にもお世話になっています。
実習で配属された店舗での調剤業務に加えて、
様々な形態で運営する他店舗の見学もさせてもらいました。
なかでも、ドラッグストア併設型の店舗で、
処方せん対応のみならず、
市販の医薬販売や健康相談対応など
様々な業務をたった1人でこなしている薬剤師の姿を見て
感動したのを覚えています。
そのような店舗で、
病院やクリニックにかかる前の、未病や予防の段階から、
地域の方々の健康に継続的にアプローチできるような薬剤師になることは
私の目標になりました。
この経験から、
ドラッグストア併設型調剤薬局を展開する企業で、
生まれ育った愛媛県でまず最初に思いつくということで
馴染み深かったレデイ薬局を選ぶことにしました。
入社後に経験したこと
入社直後はドラッグストア併設型薬局で、
すぐそばにクリニックがあるグラン重信店に配属されました。
クリニックが近いこともあって来局患者数が多く、たくさんの処方せんに触れることができました。
また併設型店舗であるため、市販薬の問い合わせにも対応することもあったので、非常に幅広い業務を経験できましたね。
1年半ほど経過したところで、
次に在宅特化型の拓川店に異動です。
在宅医療では患者さんが生活している住まいに
直接訪問して服薬指導を行うため、
より患者さんと近い距離で関わることができます。
また医師やケアマネージャーを含め、
様々な医療従事者との多職種連携も重要です。
関係者方から『薬の管理はレデイの薬剤師さんに任せておけば問題ない！』と思っていただけるよう、より丁寧な対応を心がけていました。
拓川店は365日営業している店舗のため、
病院やクリニックが休院しており来局数の少ない日曜日には、店舗を1人で任されることもありました。
そこで様々な業務内容を学び、
臨機応変に対応する力を身に着けました。
グラン重信店や拓川店で
たくさんのことを学ぶことができたおかげもあって、
今はあの頃憧れたような
ドラッグストア併設店舗である垣生店で、
唯一の薬剤師を任されています。
改めて当時の薬局長や先輩方には大変感謝しています。
現在のお仕事
垣生店の特徴は3つあります。
1つ目は1人薬剤師の店舗であること。
基本的にすべての患者さんを1人で対応する必要があり、
すぐに頼れる人がそばにいないため、臨機応変な対応が必要です。
2つ目はすぐ近くに医療機関がない店舗であること。
病院やクリニックのすぐそばにある薬局では、
患者さんの多くが、その医療機関で診察を終えた患者さんですが、
垣生店は、そばに医療機関がないため、
訪れる方のほとんどが松山市内外のいろんな医療機関で診察を受けたご近所の患者さんなんです。
そのため受け付ける処方せんの診療科は幅広くなります。
3つ目はドラッグストア併設型の薬局であること。
ドラッグストアを訪れたお客様からの相談件数も多く、
処方せん医薬品だけでなく市販薬の説明や紹介もできなくてはなりません。
多種多様の処方せん医薬品や市販薬の知識をもっていることが必要です。
なので、毎日が勉強といっても過言ではありません。
一方で、全ての患者さんを1人で対応することで
来局のたびに、健康状態や薬の変更、副作用の有無などを把握しやすいのはメリットのひとつです。
たまには来局された方と世間話もしながら、
深い関係を築くことができます。
処方せんや買い物がなくても、『さがわ先生～気になることがあるんですけど～』と相談に来てくれる方もいますよ☺。
仕事で心掛けていること
最も強く心がけていることは「患者ファースト」な対応をすることです。
以前配属されていた店舗でいち薬剤師として働いていた頃は、
薬剤師として、目の前の患者さんだけを見つめ、全力で向き合うことだけを考えていました。
しかし、薬局長として薬局を運営する立場となってからは、
「薬局と地域」「会社と顧客」など、様々な視点で物事を捉えるようになりました。売上や利益も、重要な視点です。
その点、患者さんのために･･･とそればかり考えていては、
店舗として利益を出すことは難しい場合がありますが、
それでも私は、患者さんを店舗の都合に当てはめず、
患者ファーストな対応がしたいです。
患者さんに気持ちよく薬物治療を受けていただくために、
患者さんとしっかり向きあいコミュニケーションを取ること。
例えばお薬に関する希望や不安とか、ぶつけていただけるような関係を築くこと。
ストレスを貯めずに治療をしないと治る病気も治りませんからね！
その他には、
自信がないことでも、必ず何かの学びになると思い、
「とりあえずチャレンジする」ことを心がけていています。
その結果、薬局での日常業務に加え、
フジグラン松山での講演会や薬剤師連盟のフォーラム参加、
「健康レデイちゃんねる」でのYouTube台本作成などにも携わるようになりました。
また仕事ではありませんが、
労働組合活動もチャレンジのうちのひとつ。
各店の悩み事・困りごとをヒアリングして回る「オルグ活動」では
普段の業務では訪れることのない
他の店舗の方とコミュニケーションを取ることができますし、
各店の良い取り組みを参考にするなどして
仕事に活かせる学びも得ています。
組合役員としてはまだまだ新人なので、
まずは各店スタッフに顔と名前を覚えてもらい、
困りごとを相談できる人として認知していただこうと、
あえて名札を身に着けて各店を訪問するようにしています。
仕事で大変だったこと
垣生店はまだ歴史の浅い店舗です。
配属された当時、地域ではまだまだ認知度も低く
1日の来局者数が、かなり少ない店舗でした。
薬局に来てくださる患者さんに
丁寧に対応することはもちろん大切ですが、
それ以上に、まだ来てくださっていない地域の患者さんに
垣生店の存在をアピールすることに力を入れなければなりませんでした。
そこで、私は併設しているドラッグストアの店長やスタッフに協力を仰ぐことにしました。
オリジナルのチラシや看板を作成し、買い物のためにドラッグストアを訪れるお客様の目につくところに設置してもらいました。
結果として、少しずつではありますが、
来局患者数を増やすことができています。
それでもまだまだ他の店舗に比べれば少ないので、
チラシや看板を改良したり、他の方法を考えたりして試行錯誤しています。
リフレッシュはどうしていますか
趣味はゲームです。
週末や休日には妻や友人といろんなゲームを遊んでいます。
自身が主人公を操作できるという映画やドラマにはない圧倒的な没入感があって好きですね。
今は来年新作が発売されるゲームが待ちきれず、そのゲームの過去のタイトルをプレイして楽しんでいます。
最近ゲーミングPCを購入して、さらにゲーマー度が増しています。
ゲームをするだけにとどまらず、こだわりのゲーミング環境を作る楽しさを覚えてしまい、お財布が大変なことに（笑）。
9月末には妻と東京ゲームショウ2024に行ってきました。
最高に楽しい空間でしたから、ぜひ今年も行きたいです！
薬局内外で新たな挑戦を続けるさがわ薬局長。
患者さんに対する姿勢は
ファンができるのも納得ですね✨
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