「LADの作り方」11

 「LADの作り方」と題してブログを書いてきましたが今回設立を迎えます。「LAD」の名前の出来方を振り返り始めて、書いてると色々な思いが出てきてしまい、長くなりました。

 共同創業者Yさんと2016年春頃から創業準備を開始しました。設計事務所を経営されている方は自分自身の設計力に自信があり、独立される方が多いと思いますが、私たちの場合、「設計未経験者+経験未熟者」という独立
する事に対して普通の人であれば独立する事を選ばない状態。
 しかし、私達は勝算があると思ってましたので突き進みました。何よりも高崎から地元埼玉に帰れてずっと憧れていた設計を出来る。それだけで絶対乗り越えられる自信がありました。

・創業当初からB to Cを狙うのではなくB to Bでの設計請負事業を行い企業のベースを作る
・「設計事務所×保育園」の全く新しい企業形態を作る
・「子供」を主役とした事業

そして、このビジネスモデルに絶対的な自信を持っていた。

画像1

  「保育園」×「設計事務所」のビジネスモデルはターゲット顧客が同じである事

 上記が自信を持っている最大の要因です。詳細は後述させて頂きます。

 独立して2人共、無収入状態ですと流石に厳しいと思い、Yさんに先行で
退職して頂き、会社が軌道に乗り次第、私は退職を考えておりました。
 そして、2017年6月 LAD一級建築士事務所を設立致しました。

 幸いにも設立当初からお仕事をご紹介頂き、半年で5社の法人会社様と
契約する事が出来ました。二人分の給料が確保出来る売上見込みが経ち、
10年努めた会社を2017年 年末に退職することに致しました。

 退職を決めるまでS部長(いつの間にか昇進してます笑)へ何度も相談
させて頂きました。独立の相談をしているにも関わらず、これから退職して
部外者になる人にも関わらず、いつもの仕事の相談と同様に相談に乗って
くれ、いつもと同じようにアドバイスをしてくれる。接する度にS部長の
人間力の高さと懐の深さを感じ、退職する事で、S部長に恩返し出来なく
なることに申し訳なく感じてる。何度か本気で迷いました。
  迷いながらも退職した。S部長への恩返しの仕方が正しいか分かりませんが、今後していこうと決めたこと。

 「道に迷っている人が居れば話を聞き、出来ることが
あれば全力で助ける」

この目標を貫き、私が出来る恩返しを続けて行こうと思います。

次回こそ「LAD」の意味が書けそうです。

つづく


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?