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ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?:風聞〜イタたわGP Vol. 300

コンテンツ目次

【イタたわGPまくら話】

●ドヴィ「ヤマハファクトリーに昇格できなかったのが残念…」(全文無料)

【ドヴィツィオーゾ:ダッリーニャとの確執、ペトルッチと和解したのか?】
●ドヴィvsダッリーニャ

・ダッリーニャはライダーのことをどう思っているのか?
・ジョナサン・レイのチーフメカニックがドヴィに同情…
・ペトルッチ「ドゥカティではライダーは二の次…」
・ロレンソ「双方とも満足して然るべきなのに…」
・ダッリーニャはドゥカティ若手選手をどう思ってるのか?

●ドヴィvsペトルッチ
・ペトルッチ「2019年ムジェッロから友情は難しくなっていた」
・ドヴィ&ペトルッチ、久しぶりにモトクロスを一緒にしたが…

イタたわGPまくら話

皆さん、こんにちは。
イタリアから管理人のラ・キリコです。

毎日、寒いけど、でも、その一方で、今はオレンジが美味しい季節なんですよねぇ!
いつもはフルーツと言えば、りんごとキウイをマチェドニア(※フルーツポンチみたいな感じ)にして食べてるんですが…
この時期は、とにかくオレンジを食べまくって、ビタミンCを吸収しまくってます!

おっと、モトGPのお話でしたね…
今回はドヴィツィオーゾ特集なんで、まくら話もドヴィ選手でどうぞ。


ドヴィ「ヤマハファクトリーに昇格できなかったのが残念…」

もしかしたら、2021年は就活浪人になってしまうかも…なんて心配されてるアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手なんですが…
ご本人はそれほど心配もしておらず、肩の力が抜けてリラックスしてる様子なんですよね。
現在の心境を、こんな風に話しておりました。

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【2020年がモトGPキャリア最後のシーズンになってしまう可能性もあるのでは?】
「そう言う可能性もあったわけで…そうなったところで、大きな問題でもなく…2021年のモトGPシートの都合をつけられなかったと言うことでね…上手く順応していきますよ。
やりたいことをやるつもりだし、こうした変化に満足しています。2022年に向けて状況が良くなってくれると嬉しいんですが、まぁ、ストレスなしで模索していきますよ。
その一方で、残念でもあるんですけどね。
自分の戦闘力は極めて高いと感じているので、それなりのチームで参戦できたならタイトル争いが出来る可能性があったと思うんですよ。ただ、モータースポーツと言うのは、こう言うものだから。自分一人ではどうにもできませんからね。でも、何が起きても不思議はないわけだから。
今、ちょうど世代交代じゃないですか。何年も前からこの選手権を左右してきた才能あるライダーの一団がいて、ずっと同じ顔ぶれだったけれど、いまやそう言ったライダー陣が高齢化し、それと共に変わりつつあるわけですよ。引退する者もいれば、ちょっと年を取りすぎてしまった者もいてね…。
レギュレーションやタイヤに変化があり、そのせいもあって世代交代が起きてるのかもね。そうした変化がなければ、常に同じ顔ぶれが上位を走っていたのかもしれないし。決定的な世代交代が起きているわけですよ。」

【モトGPキャリアで、唯一、残念だったことは?】
「(過去について)変えたいと思うことはないです。唯一、けっこう残念だったと思っているのは、ヤマハに居た時のことで…いろいろな事情からなんですけどね。
僕は型落ちのプライベート機で1年だけヤマハから参戦したんですが、なかなか良いシーズンを送り、ロレンソに次いでヤマハ勢2位になったんですよ(2012年、総合4位)。
だから、通常ならばファクトリー昇格できていたはずなのに、ヴァレンティーノがヤマハ復帰を考え、当然のことながら、ヤマハの方でも受け入れたわけです。
僕としては残念でしたね…頑張れるチャンスがなかったわけですから。」


では、本編に行きますか!

今回は、ドヴィ選手のドゥカティ内での確執に焦点を当ててみました。
ご本人は決して積極的に人と揉めるタイプではないのに、なぜかいつもゴタゴタに巻き込まれてるって感じなんですよねぇ…

では、どうぞ。

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