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食材の大切さ 今晩の食卓 イカと菜の花のオイスター炒め

本日はまずはじめに食材の大切さについて少々。
最近一般的にスーパーで売られている野菜はなんだか味がボヤッとしているなぁ、、と思うのです。
本来の野菜の味がしないと言うか…。
もちろんスーパーで買うこともありますし、農家の方々がご苦労、手間暇かけて作っていただいていることは理解しているので美味しくいただきます。

私は田舎育ちで祖父や親戚は皆農家で、農薬は使っておらず土壌も肥えておりとても質の良い野菜たちでした。
今で言う無農薬有機野菜ですよね。
大根はみずみずしく、葉物は独特の苦みやエグミがあり、おやつで出ていたジャガイモは甘さがピカイチで大好きでした。
子供の頃は人参が苦手で濃厚な味と香り、火を入れると甘ーくなりなんで野菜なのに甘いの?と怒っていたほどです。笑

…がしかし就職で東京に出てきてスーパーで買った人参は無味無臭で、火を入れても何も変わらない。違和感があったことをよく覚えています。
ほうれん草なんかも良い意味での泥臭さやエグミがなく、良く言えば食べやすい?悪く言えば個性がなく別にほうれん草じゃなくても良い。

料理を作る上で一番大切なのはやはり素材なんですよね。
月並みに聞こえるかもしれませんがこれが全てだと思っています。
素材が良ければ逆に手を加える必要がないとも思います。

味はもちろんですが体にも優しいものをいただきたいので、我が家は無農薬有機野菜を頼んでいます。
茨城の農家さんで農業大学、大学院、研究所での勉強を経て農家になられたそうで、日々研究をしており毎年違う種類の野菜たちが届きます。
旬のお野菜が届くのでもうこの時期がきたね〜と料理も食事も楽しくなります。

そちらの農園ではジャガイモを植えたり、人参や大根の間引きをしたり、収穫をしたりと何回か体験をさせていただいていますが、全てが手作業で腰も痛くなり大変な仕事なのにとても楽しそうに作業してらっしゃるんです。
本当に好きなんだなぁ、、と思うと同時にこの方達の作る野菜を食べ続けたい!そう思いずっとお願いしています。
かける愛情って絶対野菜にも影響している気がするから。
そんな想いを無駄にしないような料理を作らなければ!です。

長くなりましたが本日の夕食にはその農園から届いた菜の花で作った一品をご紹介します。

◆本日の献立
ご飯
なめこの味噌汁
イカと菜の花のオイスター炒め
ルッコラとマッシュルームのサラダ
ほうれん草のおひたし
牡蠣のオイル漬け
納豆

◆ザックリしたイカと菜の花のオイスター炒めのレシピ
材料
米油
にんにく
イカ
菜の花

胡椒
オイスターソース

作り方
①米油とにんにくスライスを入れたフライパンを火にかけ、香りがしてきたらイカと菜の花を入れて強火で一気に炒めます。
②焼き色がついたら塩、胡椒、オイスターソースで味を整えサッと混ぜ合わせたら完成です。

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