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2022年振り返り。ビジネスパーソンとして、ようやくスタートラインに立てました @horimotoharu

「きれいなプレーばかりでなく、泥臭いプレーができればもっと伸びるのに」

伸び悩んでいる若手のプロ野球選手の中には、そう評論される選手がいます。ポテンシャルはあるのだから、もっと懸命に打ち込めば、よりよい成績が残せるのに。入るだけで厳しい世界に行けてもなお、誰もが結果を残せるわけではないのですよね。

こんにちは、ラブソルのアライアンスメンバーの堀です。
今年も残すところあと1日となりました。振り返ってみると、うまくいったこともいかなかったこともあったなぁと感じます。
この1年の自分を思い返してみると、「泥臭さ」がキーワードに挙げられる気がしています。

そんなつもりはないのに、どうしても泥臭くなれない自分。
今年のうちに向き合って、来年に繋げていくためにこの記事を書いています。

仕事との向き合い方について学びのあった、プロジェクトマネジメントでの経験

今年は、昨年末から続いていたビジュアルレポートの手法を用いて、「人のキャリアを可視化する」マップの制作プロジェクトからスタートしました。

このプロジェクトでは当初、似顔絵作成や情報編集など一部の作業を担当するにとどまっていましたが、途中から、なんとプロジェクトマネジメントを任されるようになりました。

プロジェクトマネジメント
聞いたことはあったけれど、これまで経験したことのない初めての業務。何をどんな風に進めていいのかわからない中、「なんとなくこんな感じ?」いうイメージで立ち振る舞っていました。

メンバーの大半は、昨年から担当している経験者ばかりだったので、なんとかプロジェクトは進んでいきました。しかし、次第にスケジュールに遅れが生じていきます。思い描いていたスケジュール通りには、どうしても進みません。どうにかしなければとの思いから、週に1度のミーティングを実施するなど、テコ入れも行ってみましたが、焼け石に水…。

振り返ってみると、原因は、待ちの姿勢で仕事をしていた自分にありました。想定の期間で担当範囲の業務をFIXできないメンバーがいても、他の業務との兼ね合いで一杯一杯になっているメンバーがいても、全く気がつけなかったのです。

結果、本来2ヶ月あったはずの納期のうち、1ヶ月を無駄に費やしてしまいました。
それでも、なんとか間に合わせることができたのは、ひとえにメンバーのがんばりのおかげ。誰一人、不満を漏らしたり、非協力的な姿勢を見せたりせずに、最後まで一緒にプロジェクトを進めてくれました。本当にありがたかったです。

チームとして働く上で、メンバーをしっかりと見ることの大切さに気がついたのは、このプロジェクトを通してだったと思います。

プロジェクトの途中から始めたミーティングも、当初は確認事項を共有するだけの事務的なものでした。対面で、密にコミュニケーションを取りながら働ける環境であれば、それだけでも問題ないかもしれません。しかし、フルリモートで参加しているメンバーにとっては、顔を見ながらコミュニケーションを取れる機会はとても重要です。
ミーティングの冒頭に雑談の時間を設けるなど、他愛のないやり取りにも時間を使うように意識すると、少しずつチームの雰囲気が良くなっていったことを覚えています。

メンバーのことをよく見る。
雑談のようなコミュニケーションを取ることを大切にする。

考えてみれば、ラブソルではあたり前に大切にされていることです。プロジェクトマネージャーとして一つのプロジェクトに責任を持たせてもらって初めて、日々社内で行われていることの意味を知ることができました。

「持ち場を最後まで守ることの大切さ」を教えてもらった、サイト制作

夏頃からは、家系ラーメンの箕輪家さんのオフィシャルサイト制作がスタートし、WEBデザインを担当させてもらいました。

WEBデザインも、自分にとっては初めての経験です。右も左もわからない中、ゆかさんやデザイナーのでらみさんのサポートを受けて、なんとか進めていきました。

お客さまからヒアリングを行い、スケジュールを立て、情報を整理してデザインを作り、コーダーさんにデータを渡す。
自分にはそんな役割が求められていました。

ヒアリング、スケジュールを立てる、大まかなサイトのレイアウトを作るところまでは、なんとか進めることができました。しかし、デザインの段階に入り、何をどうしていいのかわからなくなる瞬間が増加。作業ペースがどんどん落ちていきました。

参考サイトを見ながら、自分がかっこいいと思ったレイアウトをなんとなく取り入れてみると、なんの意図もないけれど、それっぽい見た目のものができあがっていく。もちろん、そんなものが社内レビューで通るわけがありません。「これは、どんな意図でこうしたの?」と問われても、どう答えていいかわからず、スケジュールもどんどん押していきました。

見かねたでらみさんが救いの手を差し伸べてくれて、TOPページのデザインに手を入れてくれました。任された役割を全うできなかった悔しさや不甲斐なさを感じつつも、それ以上に、助け舟を出してもらえたことに、正直ほっとしている自分がいました。

その後もサポートしてもらいながら、なんとかサイトを公開することができました。

胸を張って「自分がデザインした」と言えないのは、やっぱり悔しいです。
任せてもらったことが嬉しかったから、スマートにやり遂げたかった。けれど、実際にはそんなことはできませんでした。

それならそれで、カッコ悪くても情けなくても、WEBデザインを実践で身につけてきたでらみさんにもっとぶつかって行けばよかった。でらみさんは、今年、実に11個ものサイト制作に関わっています。自分から困っていることを相談し、知恵を借りつつ作業を進めていれば、きっとサイトが完成した時の感じ方も違っていたでしょう。

「サイトは、公開後にお客さまと共に育てていくもの」の意味を知る

店舗の運営やECサイトの対応に忙しい箕輪家さんに変わり、気づいた時には箕輪家さんの最新情報をまとめて公開していくようにしています。
ラブソルではサイト制作だけの仕事は基本的にはしておらず、公開後の「運用」を含めての受注をしています。そのため、公開後もクライアントさんの動向を常に気にして、できることは積極的にサポートしたり提案したりしています。

「完成品を納品したら終わり」というスタイルの仕事をしていた自分にとって、それはとても新鮮な仕事の仕方でした。

お店のオープン直後は、サイトの更新はほとんどラブソルでしていましたが、最近では店長の丸ちゃんや女将のめぐみさんが、お店の営業に忙殺されながらもサイトを更新してくれています。

箕輪家のサイトを開くのはもはや日課になっているのですが、ふと開いた時に更新されたサイトを見ていると、作らせてもらえてよかったなという思いや、サイトが育っていく喜びを感じています
同時に、サイトを開くのが日課になるくらい自発的にクライアントさんに伴走できているのは、成長だよな、と感じています。

お客さまのことを考え、自分たちにできることを見つけて、お願いされずとも実行する
ラブソルのメンバー、特にゆかさん、みかさん、でらみさんを見ていると、息を吸うようにこのことができています。

2022年も終わろうとしていますが、自分はようやく、それを身につけるスタートラインに立てたのかもしれません。

堀 基晴▶︎SNS...Twitter / Instagram

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