書を捨てよ、町へ出よう〜菊池敦己2020に行ってきた〜 @derami_no
おはようございます。本日が7月最終日であることに驚愕している、デザイン事業部でらみです。時の流れが早すぎる…!
そして明日8月1日はラブソル6歳のお誕生日。6年。すごいなあ。桃栗が二回なっちゃう歳月ですよ。(いまいちわかりにくいな。)
6期目最終日の今日も落ち着くことはなく、バタバタとしております…!
ラブソル式インプット法
私は今、デザイナーとしてデザインをしたり、コピーやテイストを考えたり、企画をしたり、いわゆる「生み出す」仕事をしています。
この仕事、大好きなのでゆるされるのであればずーーーーーーっとやっていたいのですが、デスクに向かっていると、ふと作り出すもとになるイメージや熱が枯渇してしまうことも、ごく稀に、あります。
最近は、枯渇する前に、代表の由香さん実加さんが旅やらお散歩やらご飯やら風呂やらに、軽快に連れ出してくださるので、本当に、ごく稀ですが。
そんな時は外に出るようにしています。自分の目で見て、耳で聴いて、匂いをかいで、触れて。生の情報に触れると、感性が全方位から刺激されて、新しいアイディアが湧いてきます。
「書を捨てよ、町へ出よう」。
これは私の地元・青森県出身の劇作家で歌人の寺山修司さんの作品のタイトル。高校生の頃に出会って以来、自分の中に根づいている考え方ですが、最近とみに、その大切さと尊さを感じます。
菊池敦己2020でインプット、してきました
先日、インプットしたい欲が高まりに高まり、緊急事態宣言があけて以降、初めて展覧会に行ってまいりました。
足を運んだのは銀座で行われている「菊池敦己2020」。私のデザインのお師匠さんから菊池敦己さんの存在を教えていただいて以来、ずっと気になり続けていました。このように、作品が一同に会する機会に脚を運べたこと運がいいとしか言いようがありません。
期待に胸を踊らせつつ、足を踏み入れた瞬間から、もう、体の中を感情やアイディアが駆け巡って、大変…!
メモを取る手も、忙しい……!
今とある案件で「捨てずに取っておきたくなる資料」というのを考えていたのですが、そのヒントが見つかったり
良いイラスト、そうでないイラストを見分けるヒントになりそうなものに出会ったり。
コロナ時代のクリエイティブのヒント
意外な発見もありました。今回のイベントフライヤーから、コロナ時代のイベント開催に役立ちそうなアイディアを得ました。
そのフライヤーがこちら。
※印刷だと思っていたものは、やはりハンコでした。
これからも引き続き、移動やリアルでのイベント開催が思うようにできない日々が続きます。
会期が変更になったり、そもそも中止になる前提でのクリエイティブづくりが必要になると感じました。
それを、苦痛なもの、耐えるべきものと捉えるのではなく、楽しいものに出来るかを考える。
「制約があるからこそ、いいんだよ。」
デザインを始めた頃に、師匠に言われたこの言葉の意味を、改めて噛み締めたのでした。
1時間、がっつり集中しての生のインプット。
やっぱり一次情報は浸透率がぜんぜん違う。こんな風に出来ることってなんて贅沢で有難いんだろう。コロナを始めたとしたウイルスが無視できないものとなった今、より一層、強く感じたのでありました。
たくさんインプットをして、つくりたい欲が高まっている今、自分からどんなものが生まれてくるのか、自分でも楽しみです。
さあ、今日も張り切って、つくるわよ。
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小野寺美穂
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