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今は、手を動かし続けるときと見定めて @yuka_lab12


最近、自分のnote書いてない!

ラブソルnoteも週一回の担当になったので、完全に自分の言葉に向き合う時間が足りていない、お久しぶりな代表の由香です。

昨日、タイムラインに突如としてこんなつぶやきが流れました。


「アリーのエコバッグ」とな!

アリーといえば、ラブソルでWEBサイトを制作した本郷三丁目にあるレストラン「プティット・メゾン・ド・アリー」のこと。

はい。レストランですが、エコバッグの販売が始まります。
店頭では明日から。オンラインショップは日曜日の10時からスタートします。

アリーのオンラインショップ、可愛すぎるのでぜひ見てください↓

耐え忍ぶのではなく、身を任せてみる

私たちは、あまりにも突然に好きなときに好きなところへ行く自由を失いました。
自分が元気で、家族が元気であれば、失うことはないと思っていたくらい当たり前にあったものたちが指の間をすり抜けて行くのに、どうしようもない。
例えば二週間とか一ヶ月とか、静かに耐えていればやり過ごせるものなのか。やがて、元どおりになるのか。

考えてみたけれど、どれもこれもしっくりきません。

私は、あらゆる歴史は繰り返すと考えています。まったく新しい出来事なんてそうはなくて、天変地異も戦争も産業革命も、同じことを何度も何度も繰り返しながら、ちょっとずつ進化していく。
だから私たちは歴史から、書から、多くのことを学ぶことができる。

そう思うと、過去にもこんなことは起きているのです。ちょっとずつ進化しているから、それが全世界規模で起きてしまっただけ。宇宙の歴史で見たら、きっとそれだけのことなのでしょう。

こういうことが起こる度、人は適応してきた。けれど決して元には戻らず、何らかの「変化」も起こしているのです。
ペストの流行が、封建制度を崩壊させたように。

だから私は、きっと元に戻るからとじーっと待つことはしないことにしました。決めたのは、耐えることも待つこともせず、ひたすらに手を動かすこと。

こんなことは、私には到底コントロールできないから。変わろうとする世界の中で、何が正解を外に求めず、自分でやってみて見つけて行くことにしました。


人はなかなか変われない、ただし「ピンチ」の時を除く

世界がこうなってからというもの、会社の売上が今後もちゃんと立つのか、やっていけるのか、正直つかめない感覚に陥っています。
それでも大切なお客さまがいるし、仲間もいるし、会社を無くしてしまうわけには行きません。

それこそ正解なんてわからないから、こんな状況だからこそできることをただやっているだけの状態です。
仕事が完全に途切れているわけではなくって継続案件もあるし、新規も減ってはいるものの入って来ています。
そこに上乗せしてやっているのは、お金にならないけれど、この状況にならなかったら実現しなかったことたち。

例えば、当たり前の日常が続いていれば、当たり前にリアルに開催できていたからオンラインでやることなんて考えもしなかった「オンラインヨガ」の実現。
これ実は、以前にも講師の方に提案したことはあったんです。

こんな状況になってなくたって、乳幼児を育てているママたちはそうそう子どもを誰かに預けて自分がヨガをするために外出なんてできないんですよ。

まわりからわがままと言われるかもしれない恐怖、何より自分が心配すぎて子どもから離れられない。母乳で育てていたら、2、3時間おきに授乳してる時期もあります。
介護も同じですね。講師のことは好きでも、通いにくいからと続かないケースもある。

でも、なかなか理解されませんでした。だってリアルに開催できていて、そこそこ人も来ていたら、わざわざ新しいこと始めなくっても成り立つのだから。無理もありません。

この状況だったからこそ、提案から即オンライン化が実現した。
これってなんだかんだ言って人は「ピンチをチャンス」にする生き物ってことだなって思いました。
チャンスと捉えるには今回の出来事は流石に重すぎるかもしれないけれど、ピンチが人のマインドを変える力をくれることは間違いない。

ヨガレッスンをオンライン化して、もともと通っていた人たちからはたくさんの感謝の声をもらいました。
それ以上に、通いたいけど通えなくなっていた人たちが自宅でヨガを受けられるようになったことで、懐かしい顔に画面越しに再会することができました。

地下に潜ってしまっていた需要が、芽吹いた瞬間でした。

今だからできることを、ひたすらに

オンラインヨガ以外にも、クライアントさんから頼まれてもいない記事を作ったりしています。

業界によっては、今は本当に苦しい時期です。営業を続けることが困難だったり、同じ方法で続けていてもまったくお客さまが来なかったり。
日頃からラブソルとお付き合いしてくださっているクライアントさんたちの苦しみが、痛いほどに伝わって来ます。

そうであるならば、私たちができることをやるのみです。幸い、ラブソルにはできることがあったから。

例えばヨガをオンライン化したように、あらゆることをオンライン化すること。記事を書いて発信すること。ECサイトを作って、そこに載せる商品を作り、ショップを管理し運用すること。全部全部、できるのです。

それこそ平常時だったら、そこまでしなくても経営は続けていけたのです。しかし状況は変わり、いつまで続くかわからず、どうも元に戻ることはなさそうです。

だからこそ、普段だったら提案もできなかったようなことを、今だったら提案できる。けれど、相手も大変な時期だからコストはかけられない。なら、無償でやればいい。

経営者としては、失格かもしれません。

そんな私のやりたいことを、ラブソルのメンバーたちは文句も言わずやってくれています。
メンバーたちは、それこそ綺羅星のように武器を持ったスターばかり。
ラブソルは、ここ数年私と実加が目指していた「いつでも、どこにいても仕事ができる」状態をほぼほぼ獲得しており、その過程で得たスキルやツールは今こそ役立つことだらけなのです。


一人ではなく、チームだからこそ

メディア事業部は、なるべくクライアントさんにご迷惑をかけないように配慮しながらものすごい勢いで情報を収集し、どんどん記事を作っています。

オウンドメディアは、やり方によっては思いを遠くまで届けることができるし、ファンを産むことに繋がるし、絶対にやった方がいいとラブソルでは考えています。

しかし、コストはもちろんかかるから、平時ではこのスピードで記事を蓄積することはできなかったと思います。
今だから、これだけの勢いで記事を公開できる。そして、その効果を実際に感じてます。

ノベルティ事業部はECサイト担当とタッグを組んで、エンタメの世界の方のショップを拡充させたり、飲食店のグッズ販売のショップを立ち上げています。(上に出て来たエコバッグがまさにそれ)

ラブソルならショップの立ち上げも運用も、グッズ制作も丸っと引き受けられる。
最初のコストはいりません。グッズ制作費を売上からペイできればいいから。もちろんきちんと売上をあげて、それを少しでも多くお納めすることを目指しています。

ショップを持ってくれることで、舞台は見られなくても、お店には行けなくても、ファンにとっては応援するチャネルを得ることになり、幸せの連鎖しか生みません。

コミュニティ事業部では、ただリアルのものをオンライン化するだけではそれはリアルの劣化コピーになるだけなので、コミュニティ化することに尽力しています。
そうすることでファンが可視化され、横のつながりが形成され、ますます経営が盤石になるから。
ヨガもECサイトも、そこに焦点を当てて動いています。

そのために、ショップデザイン、イベントのバナーデザイン、ロゴデザインと信じられない量のデザインが生み出されています。記事も異常な量だけど、デザインも異常です。
たった6人のメインメンバーでやっているとは思えない量です。

あらゆる事業部がつながり合い支え合って、今の業務量が成り立っています。みんなは申し訳ないくらい動いてくれて、素晴らしいものを日々生み出してくれています。
近頃では、手伝ってくれる人も現れるようになって来ました。

私は思いついたことを伝えればいい。なんて幸せなんだろうって毎日思います。

確実にこの人たちに対価を払い、そして、ラブソルを維持していかなければ。それができないのだったら、今していることも続けられないから。

あー、怖い。全然怖いです。ちゃんとできる気がしない。

けれど、手を動かし続ける。
今は止まっているときではないと、見定めたから。


<noteサークル #喫茶ラブソル はじめました>
週に一回月曜日の午前中、ヨガの先生をお迎えしてZOOMでヨガをしています。メンバーは無料で参加できます。

こんな時だから、つながりあって生きていく場所をつくりたいと思っています。

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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 noteTwitter

<ラブソルへのお仕事依頼についてはこちら>


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