幾多の人生を聞くときの心得 @saayoo345
こんばんは。
ラブソルアライアンスメンバー、メディア事業部のさよです。
本日、朝からメディア事業部の取材を2本してまいりました。
自分のお仕事も含め、毎日取材があった1週間。
6人の人生を、その中で生まれた信念を、追体験した1週間でした。
お仕事の関係で、新宿でやったマリオカート以来、VRをしっかり体験するしばた。
「文章を書いて生きたい」
そんな夢を口にしてみたら、ここで叶ったわたしですが、
最近記事を書くとはどういうことか、取材をするとはどういうことかを改めて考えます。
恐れ多くも著名な方に取材させていただくこともあれば、人生で初めて取材を受ける方にお話を聞くこともあります。
いろいろな事業、チャレンジをする方にお会いする機会が増えました。ほんとうに、ほんとうに。
ましてや「これまでの人生で出会ってきていない方」と、はじめましてから約1時間顔と顔を合わせて話をする。
仕事ではありますが、そこまでに至った人生観やこれからを聞くことが、私はすごく好きです。
人生で初めての取材の日。もう3年くらい前になるでしょうか。
わたしはすごく、怖かったんです。
ー相手にとっての貴重な1時間、不快に思わせてしまったらどうしよう。
ー会話が止まってしまうかもしれない。
冒頭の挨拶から一言一句すべてパソコンのメモにうちこみ、とりあえずこれさえ読めば大丈夫なはず、というくらいがちがちに作りこんでいました。(ちなみにこれは本当に最近までやっていました)
しかし、準備万端なはずが、なかなか相手から面白い話は出てこない。
取材が楽しくなったのは、あることに気がついた瞬間からでした。
“今を必死に生きる人は、今の答えなんて持ってない”
(あくまで、私の感覚です)
日々、確信し、迷いながら進んでいっている最中だと思うから。
なぜ今の道を志したのですか?
今成り立っている理由はなんだと思いますか?
夢はなんですか?
取材となると、聞きがちです。否、聞きます。
でも、自分に置き換えてみれば思うことなのです。
必死にやってきての、今
でしかないのでは、と。
だから、答えを聞くのではなく、今に至った答え合わせをしていく、という感覚で挑むようになりました。
「あ、そうか、私頑張ってきたんだな」
取材の後にそんなふうに思ってもらえれば嬉しいなと、おこがましくも期待しながら、取材に向かっています。そう思うと、本当に楽しい。
人は、一人の人生しか歩めません。
でも、私の仕事は、幾多の人生をじっくり聞ける仕事。
たくさんの人生を、追体験出来る贅沢な仕事だと思います。それを、たくさんの方に伝えることが仕事です。
3月にかけて、公開される記事が控えています。
まだ一文字も書けていませんが。(え)
その記事たち、主人公はまっっっったく異なる職種の方、6名です。
私は選べなかった仕事をしている、ましてや今もし他の仕事をしていれば、一生関わりがなかったかもしれない方々。
この仕事をしているおかげで、学ぶ域は広く、わたしの糧になることが多すぎると感じます。
だから、飽きない。一番得しているのは私かもしれないと、あらためて感じた一日でした。
言葉を、何度も何度も聞いて、解いて編み直していきます。
公開の際には、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
命削るくらいの気合いで、届くように書いていきます。
(重)
走り出したばかりの事業部です。
暖かく見守ってくださったら、幸いです。
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LA BOUSSOLE
ライター
柴 田 佐 世 子
Twitter :: https://twitter.com/saayoo345
note :: https://note.com/daygrapher_ao/
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