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極めて「ラブソルっぽい」ことを目指して @yuka_lab12


「魅力」を伝えるための羅針盤でありたい


弊社、ラブソルの主幹事業はノベルティやオリジナルのグッズを作ること。それ以外にもサイトを作ったり、動画を作ったり、デザインをしたり、取材して記事を書いたり、イベントの企画・運営をしたりしています。
最近では、コミュニティ運営のお仕事もたくさんいただくようになりました。

「まぁなんか色々やっていますね。」

という感はあるのですが、すべてクライアントさんから求められる中で仕事として生まれてきたものたちです。「これがやりたい!」と言って始めたというよりは、基幹事業含めて、必要とされたから応えてきたものばかり。
基本「できません」と言わないようにしてきた結果ですが、意外とバラバラはしていないな、と自分では思っているのです。

昨日、メディア事業部のマネージャーさよが、こんな風に書いてくれていました。

基幹事業であるノベルティ制作・WEB制作や撮影・動画関連…私が入社した時点でも一気通貫で「クライアントさんの魅力を世に広める」ことを仕事にしていたラブソル。

そこからさらに、コミュニティ運営やWEBメディアの運営など、仕事の幅は広く深くなっていっている印象があります。

そう、まさにこんなこと。長いこと言葉にすることができずにいたのですが、近頃、ようやく見えてきました。

ものを作ることも、サイトやデザインをすることも、記事を書くこともイベントをすることも、またコミュニティを作ることも、すべてクライアントさんそれぞれが持っている魅力をつまびらかにし、「ブランド」を作るということなのだと。

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社名の "LA BOUSSOLE"=ラブソル は、フランス語で「羅針盤」を意味します。つまり私たちは設立したその時から、ブランドを作りたい人にとっての羅針盤になることを目指していたんだ、ということが最近、妙に腹落ちしたところです。

伝えるのは、誰のため

自分たちの仕事の本質を言葉にできてからは、お仕事をお断りするケースも出てきました。基本はほとんどないんですけどね。
そういうことが起きないように、ミスマッチがなるべくないように、サイトやSNSを使って発信をしているから。

私たちのような規模の会社でこのミスマッチが起きると、結構悲惨なのでね…。ほら、見積もり作成とかだって、結構な労力かかるじゃないですか。うちみたいに、一つとして同じ案件がない業種だとなおさらなのです。

情報を発信するのは、他でもない自分たちのため。

私たちのものづくりの仕方、言葉の紡ぎ方に合わないお客様と一緒にお仕事をすると、お互いに不幸になるから。私たちは愛せないお相手とは仕事をしたくないのです。
クライアントの「魅力」を明らかにし、言葉や物や映像やデザインの力を使って広めるのがお仕事です。これは、そもそも「魅力」を感じられていないととてもとても難しいから。

また、一緒に働く仲間もそうです。ラブソルには様々な雇用形態で働いてくれているメンバーがいます。個性も特技もそれぞれにあって、愛おしい仲間たちです。
この働く仲間も、誰でも、何でも良いわけではありません。多様であっていいい。けれどどこかに「ラブソルっぽさ」を持っている人であって欲しいとは思っています。


「ラブソル」は何によって憶えられたいのか

ラブソルでは、noteやTwitterのようなSNSで会社のアカウントを持ち、日々発信をするようにしています。


こんなほのぼのした内容の発信をして、それが一体何になるのか。私だって確信めいたものがあってやっている訳ではありません。
もっと具体的にどんな商品を取り扱っていて、どんなことができるのか、いくらなのかを発信することの方が賢いのかもしれません。

しかし、これだけ情報のあふれた時代に、商品ラインナップとかスペックなどを並べても、たとえ誰かの目に映る機会があったとしてもそれはその人の欲しい情報として染み込んでいくのかというと、甚だ疑問です。
まして、私たちは何を持って憶えられたいのか、という問題に向き合っているとは思えません。

お客様から間違いなく価格や、納期スピードで選ばれたいのではない。だったら、そんなことはそれほど発信する必要はないと考えています。
それよりも私たちが共鳴する価値観、大切にしていることや哲学を持って選ばれたい。だから、そういった部分を発信しています。

最近、意識しているのは「ラブソルっぽさ」。
それは、時には好まれない場合ももちろんあると思います。すベての人に愛されるとは思っていません。
でも、極めて「ラブソルっぽい」私たちを必要としてくれる人と出会いたいから。恐れずに発信を続けていくつもりです。

ラブソルな人たちは、いびつで、時に面倒や不便を愛し、目の前の仕事を、人生を、めいいっぱい楽しんでいる人たち。

そんな風に誰かの記憶に残ったら嬉しいな。

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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 note Twitter


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