ラブソルがコミュニティ運営に関わるならば @yuka_lab12
お日さまの力ってすごいと、常日頃思います。日なたと日かげの温度差よ。あたたかいとそれだけで嬉しくなる代表の由香です。
さて、今日も今日とてラブソルでは、コミュニティ関連の打ち合わせが二件ありました。去年から、途切れずにラブソルにご相談いただくようになった「オンラインサロンを作りたい」「コミュニティを作りたい」というご相談です。
これまでにラブソルがお仕事として関わってきたコミュニティは、4つかな? どこも、いわゆる真ん中に人がいるかたちの、インフルエンサー型のオンラインサロンと分類できるものです。
どのサロンオーナーも大好きで、仕事としてやってはいたものの、ただただ楽しい時間でした。サロンの立ち上げから安定期まで運営として関わったオーナーさんと、今もお仕事でご一緒させていただいていたりもします。
著者・西原愛香さんとは、サロン立ち上げ後もパーティーの運営や動画の制作でお仕事させていただいています。
個人としてもラブソルとしても、コミュニティの可能性を信じているし、それは良いものだと思っています。
血縁、地縁とはまた違う「価値の縁」で結ばれることは、あまりにもたくさんの情報や選択肢がある中だからこそ意味が大きい気がしていて。ともすれば洪水に飲まれてしまいそうで、だからこそ思考を停止してしまった方が楽だったりして。
それを押しとどめてくれたのが、私にとってはオンラインのコミュニティでした。住んでいる場所や勤めている会社を飛び越えて自分の価値観と近い人たちと出会い、自分が取れなかった選択肢を軽々と選び生きている人の姿を見ました。
その姿は、何でも我慢して合わせることに慣れていた私にバーンと衝撃を与えました。そして、自分とは何なのかに向き合う力をくれたのです。
この経験があったから、コミュニティに関することはもはやライフワークのように引き受けてきました。
「人」起点で集まるコミュニティから始まって、最近では企業さんや地域を軸としたコミュニティの相談が増えてきました。
たくさん関わってきてみて、本当に有機的な世界だなぁと感じています。人が集まるものだから、生きているように進化したり変化したりするのですよね。
一つとして同じものがない。前例が通用しない。そんなところも、コミュニティの設計や運営に関わる面白さです。
それにしても、コミュニティは営利目的でやるものじゃないってしみじみ思います。そういうお考えの場合は、引き受けられません。
無償であれ有償であれ、直接的な利益を求めてコミュニティを作っても、なかなか思い通りに行かないと思うんです。
サブスクリプションのビジネスモデルの一つのように思えるけれど、その形で成功しているコミュニティは数少ないんじゃないかな。
ものすごく手がかかりますから。
手がかかるし、前提として深い愛情がいる。だから、何でもかんでもは引き受けることができません。今関わっているコミュニティは、どれも心から面白いと感じていて、愛情を持てるものばかり。
お仕事として受けているので報酬はいただきますが、必ずしも労力に見合ったものではないし、ラブソルとしても事業の柱とは考えていません。なんていうか、良い意味であてにしていません。
楽しそうだからやる、やりたいからやるくらいで、売上としてなくなってもまったく構わない。
なんだかんだちゃんと愛情持って関わっていたら、人のご縁がつながっていきます。むしろそのほうがかけがえのない財産になったりします。
そんなスタンスで関わっているからか、どの企業さんもとても真面目で、コミュニティって何!? とわからないながらも自分ごととして取り組んでいらっしゃいます。間違っても「さあ、どんなコミュニティやってくれるの? 提案して。」とはなりません(笑)
今日の打ち合わせでも、自分たちの描くコミュニティの姿を言葉にしてくれたものが美しくて素敵で、感動してしまいました。
大きな会社で初めての取り組みだから、社内調整もとても大変そう。けれど仲間がポジティブに向き合っていて、会社にとっても成功したら良いものだという認識が広がっているようで、想像の何倍もみなさん協力的のようです。
おかげで、私たちもとても楽しいです。
このコミュニティが多くの人の居場所になって、生活を豊かにするものになったらいいな。企業さんにとっても、世界観を共有できるファンの方々との大切な接点になったらいいな。
一つとして同じものがないからこそ、これまでの成功体験に縛られない。
コミュニティは生きているから。
難しいけれど、関わる人たちと最適解を探しながら、愛情持って関わるつもりです。
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LA BOUSSOLE
代表 柴山 由香 note /Twitter
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