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コムテック STARVIS対応 前後370画素2カメラドライブレコーダー「ZDR026」のレビュー、評価

本機については2020年3月のテストで最新機種との比較を行った為、最新の内容はLaBoon!!の方に引っ越しました。

https://car-accessory-news.com/zdr026/

旧コンテンツはしばらくnoteに無料公開しておきます。

「ZDR026」のセット内容について

「ZDR026」のセット内容は以下の通りです。

①フロントカメラ筐体

②リアカメラ

③アナログピンカメラ接続ケーブル(7m)

④シガー電源ケーブル

⑤両面テープ

⑥取扱説明書

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「ZDR026」のデザインについて

コムテックの既存のドライブレコーダーは、マウント部分の構造が特殊で過去モデルでは前後、左右の角度調整の際に付属のレンチを使用するものがほとんどでした。

例えば「ZDR-015」だと以下のような形となります。

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これだと設置が終わった後に専用のレンチを無くしてしまうと後で面倒な事になりそうですが、「ZDR026」の場合にはこの部分が改善され、上下・左右ともにダイヤル式の固定ネジとなり、レンチを使用しなくなりました。

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特に頻繁にドラレコを取付け取り外す私にとっては嬉しい変更点ですが、普通の方にとってもレンチを管理しなくて良くなりますのでこれは好印象です。

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フロント筐体は「ZDR-015」よりもやや小ぶりになり、艶消しのマットブラック素材が多いコムテックとしては珍しい光沢とマットのツートンとなっています。

液晶部分も若干のサイズダウンがあり、2.8→2.7インチとなっています。(それでも通常のドラレコと比べると大きい方)

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リアカメラに関してはほぼ同サイズですが、全面がやや丸みを帯びたデザインとなり、フロントと同様にダイヤル式のネジ構造となります。

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カメラ接続ケーブルはL字のアナログピンジャックタイプとなり、細身ではあるものの画質の面が気になる部分ではあります。

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今回はリーフのミラー裏に設置しました。

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なお、2カメラドライブレコーダーの取付方法に関しては、以下で最も手間のかかるパターンの説明をしています。

■ 純正ミラー交換式のスマートミラー型2カメラドライブレコーダー「X1 Pro」の取り付け方法

「ZDR026」の画質について

「ZDR026」のスペックは現行の2カメラドライブレコーダーの中では最もハイエンドな前後「2560×1440」のSTARVISとなっており、皆さんの最大の関心事かと思います。

コムテックのドライブレコーダーの最大の特徴は、強烈なHDR補正で如何なるシチュエーションにおいても一定以上のナンバー認識精度を発揮する点であると考えていますが、「ZDR026」は前後「2560×1440」の超高解像度にSTARVISセンサーの組み合わせですので、夜間の明るさについても期待したいところです。

…と言う事で、動画の比較に関してはかなり時間を掛けて比較を行っています。

第一弾~HDRモードで以下の2カメラSTARVISモデルと比較

①セイワ「PDR800FR」(前後フルハイビジョンSTARVIS)

②ユピテル「SN-TW80d」(前後フルハイビジョンSTARVIS)

③BLACKVUE「DR750S-2CH」(前後フルハイビジョンSTARVIS)

第二弾~HDRモードで以下の2カメラモデルと比較

①ユピテル「DRY-TW9100d」(前後フルハイビジョン、後方のみSTARVIS)

②セルスター「CSD-790FHG」(前フルハイビジョンSTARVIS、後方HD)

③ケンウッド「DRV-MR740」(前後フルハイビジョン)

第三弾~HDR/WDRモードで以下の2カメラモデルと比較

①コムテック「ZDR-015」(前後フルハイビジョン)のHDRモード

なお、「ZDR026」にはナイトビジョンのON/OFF設定がありますが、当然の事ながら全てONの設定でテストを実施しています。

HDRモードで2カメラSTARVISモデルと比較

各2カメラモデルとの動画の画質については以下のポイントを比較しています。

①昼間のナンバー認識

②昼間の白潰れ耐性

③夜間のナンバー認識

④夜間の明るい場所での見え方

⑤夜間の暗い場所での見え方

昼間のナンバー認識

昼間のナンバー認識については解像度を考えるとやや物足りない部分もあるのですが(ビットレートがやや低く、圧縮率が高い為)、フルハイビジョンクラスのモデルと比べると全てのシチュエーションではないですが、認識精度の高さが確認出来ました。

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まぁ、解像度を考えるともう少し頑張って貰いたいと感じる部分もありますが、他社2カメラモデルとの比較ではNo.1の認識精度である事は間違いないでしょう。

リアに関してはアナログ接続なのでフロントよりもやや認識精度が落ちる感じがしますが、逆光下でのナンバー認識精度の高さには特に感心しました。

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逆光下だとユピテルの「SN-TW80d」はかなり弱いですね。また、やはりセイワの「PDR800FR」のバランスの良さも光ります。

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やはりアナログケーブルだからなのか、通常時はフルハイビジョンモデルとそこまで大きな差があるようには感じられませんでした。

昼間の白潰れ耐性

昼間の白潰れ耐性に関してはSTARVISモデル全般的に最も苦手とする項目となります。

コムテックの強HDRがどこまでSTARVISの弱点を克服出来ているかがテストのポイントになりますね。

結果は以下の通り…

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他のモデルとは一線を画した白潰れ耐性となっており、STARVISの弱点をしっかり克服出来ていると言えるでしょう。

リアに関しては補正は入らないので他社よりも白潰れし易くなっていますが、そこまで耐性が低いという訳でもありません。

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夜間のナンバー認識

ヘッドライトが反射した状況下でのナンバー認識精度についても、STARVISモデル全般的に最も苦手とする項目となりますが、こちらも昼間の白潰れ耐性と同様にしっかり克服出来ています。

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リアに関しては補正なしなので反射耐性は高くありません。

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夜間の明るい場所での見え方

実は「ZDR026」の最も物足りない点は、白潰れ耐性を高めた事による夜間の明るさの低下です。

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普通のドラレコと大して変わらないのでは?と言う程度の明るさですね。

明るさを最大の売りにしているSTARVISでこの明るさは一体どうなんだ?と正直感じます。

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白潰れ耐性を高める事で明るさもかなり犠牲になっていますね。これだとSTARVISセンサーを使用する意味がないのでは?と感じるレベルです。

リアに関しては絞りを入れていないのでかなり明るめではあるのですが…。

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夜間の暗い場所での見え方

夜間の暗い場所では前後ともにこの中では最も暗く、非常に残念な結果に終わりました。

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基本的に「ZDR026」は暗視能力には振っておらず、砂嵐のような高感度ノイズも多いです。

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この見え方ではSTARVISセンサーを使っている意味がないように思えます。

改めて比較すると、やはりSEIWAの「PDR800FR」の駐車監視モードでの暗視能力は鬼ですね。

コムテックは一体何を狙っているのだろう…と思ったのですが、多分次の比較を見れば分かると思います。ターゲットはケンウッドの「DRV-MR740」のゾーンと言うか、ほぼ「DRV-MR740」を狙い撃ちしてます。

HDRモードで他社2カメラモデルと比較

第二弾としては、HDRモードで以下の2カメラモデルと比較を行いました。

①ユピテル「DRY-TW9100d」(前後フルハイビジョン、後方のみSTARVIS)

②セルスター「CSD-790FHG」(前フルハイビジョンSTARVIS、後方HD)

③ケンウッド「DRV-MR740」(前後フルハイビジョン)

※動画の機種表示ですが、「DRY-TW9100d」が誤って「SN-TW9100d」と表記されていますのでご了承ください。「DRY-TW9100d」はフロントはSTARVISではなく、リアのみSTARVISです。

「ZDR026」の特性はケンウッドの「DRV-MR740」に寄せている…と言うより、「DRV-MR740」の各能力を全て微妙に上回らせている嫌らしい?仕様です。

録画視野角について

「ZDR026」の録画視野角は前後水平100°の「DRV-MR740」と比較すると以下の通りとなりました。

①フロント~水平111~2°

②リア~水平111~2°

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昼間のナンバー認識

録画視野角とイメージセンサーの特性から、2カメラモデルのドラレコの中ではケンウッドの「DRV-MR740」は最もナンバー認識精度が高い部類に入るモデルですが、「ZDR026」は「2560×1440」の解像度に相応しいかどうかは別として、現時点では「DRV-MR740」を凌ぐ最高レベルの認識精度である事は確かです。

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アナログ接続のリアに関しても「DRV-MR740」と同等以上ではある印象です。

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昼間の白潰れ耐性

昼間の白潰れ耐性については、「DRV-MR740」にはやや劣るものの、実用域では必要充分な耐性であろうと感じます。

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リアに関してはダメな方ですが、さほど問題にはならないでしょう。

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夜間のナンバー認識

夜間のヘッドライトが反射したナンバー認識精度については、コムテックの他のモデル(HDR751GやZDR-015)に比べると劣りますが、「DRV-MR740」よりも明らかに上です。

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夜間の明るい場所での見え方

夜間の明るい場所では前述の通り、STARVISらしくない見え方で、STARVISの中で明るめの「CSD-790FHG」はもとより、非STARVISの「DRY-TW9100d」よりも暗く、「DRV-MR740」と同程度という結果です。

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リアに関してはかなり明るめではあるのですが…。

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夜間の暗い場所での見え方

夜間の暗い場所では「DRV-MR740」よりほんの少し明るめではありますが、非STARVISの「DRY-TW9100d」未満の明るさ、照度が極端に低い場所だと早めに真っ暗になりますね。

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リアに関しても暗視は苦手で、一定値以上の明るさがあればそれなりに明るくなりますが、SRATVISの特性を殺しているように見えます。

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後で詳しく説明しますが、SRATVISの「特性を活かし切れてない」というより、敢えて「殺している」と言った表現の方がしっくりきます。

HDR/WDRモードで「ZDR-015」のと比較

画質の比較としては最後になりますが、2カメラドライブレコーダーとしては現状最も人気のある同社の「ZDR-015」とは「ZDR-015」のHDRモードと、「ZDR026」のHDR/WDRモードをそれぞれ比較しました。

なお、基本はHDR対HDRの比較で、WDRモードについては白潰れ耐性と夜間の明るさ等の比較となります。

※リアについてはHDR/WDRの補正なしの仕様です。

昼間のナンバー認識

画質の比較としては最後になりますが、2カメラドライブレコーダーとしては現状最も人気のある同社の「ZDR-015」とは「ZDR-015」のHDRモードと、「ZDR026」のHDR/WDRモードをそれぞれ比較しました。

なお、基本はHDR対HDRの比較で、WDRモードについては白潰れ耐性と夜間の明るさ等の比較となります。

※リアについてはHDR/WDRの補正なしの仕様です。

「ZDR-015」は前後フルハイビジョンモデルの中でも、ナンバー認識は苦手としている為、これは非常に分かり易い差が出ました。

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これはリアに関しても同様です。

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昼間の白潰れ耐性

フロントの白潰れ耐性耐性はやはり強烈なHDR補正に定評がある「ZDR-015」に分がありますね。

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リアについては「ZDR-015」も標準以下ですが、「ZDR026」はさらに耐性が落ちます。

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「ZDR026」のWDRモードでは光の回りが暗くなるものの、白潰れ耐性はそれほど落ちてはいない印象です。

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夜間のナンバー認識

夜間のナンバー認識では、「ZDR-015」と比べてしまうとかなりの差が出ています。

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やはり「HDR751G」と「ZDR-015」については別格ですね。また、「ZDR026」のWDRモードではかなり認識精度が落ちます。

夜間の明るい場所での見え方

夜間の明るい場所では、HDRモードだと非STARVISの「ZDR-015」の方が随分と明るく、WDRモードに切り替えると通常のSTARVIS機の明るさになります。(WDRモードではリアのみ明るさ+3に設定してみました)

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WDRモードだとナンバー認識は弱いですが、それは他のSTARVIS機も同様なので…。

夜間の暗い場所での見え方

夜間の暗い場所ではHDRモードではフロントは「ZDR-015」と同等以上、リアは若干ですが「ZDR026」の方が明るめです。

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WDRモードでは「ZDR026」の方が明るくなりますが…

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上の画像を見ると期待してしまいそうですけど…「ZDR-015」には駐車監視ナイトビジョンモードがありますので…。

【ZDR-015 ナイトビジョンOFF】

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【ZDR-015 ナイトビジョンON】

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やっぱり「ZDR026」のSTARVISとは一体何だったのか…と言う話になりますね。

西日本LED信号の見え方について

「ZDR026」での西日本エリアにおけるテスト撮影は実施していませんが、フレームレートが同じ「ZDR-015」と同様の見え方になろうかと思います。

高速ではないですがチカチカ点滅する形でしょう。

■ ドライブレコーダーのLED信号対策のまとめ

駐車監視の仕様と運用方法について

「ZDR026」の駐車監視は専用ケーブル「HDROP-14」を使用し、①常時録画+衝撃検知、②クイック衝撃録画、③タイムラプスの3つの録画方式の選択式となります。

①衝撃クイック録画(衝撃後に1~2秒でドラレコ起動)

②常時録画+衝撃録画

③1fpsタイムラプス(1秒1コマ)


駐車監視の出入りに関してはエンジンに連動しますが、手動で以下の操作も可能です。

①ワンタイム駐車監視モード~駐車監視設定がオフでも「かんたんスイッチ」を長押しする事で一時的に駐車監視をオンにする

②駐車監視モードパス機能~駐車監視設定がオンでも「かんたんスイッチ」を長押しする事で一時的に駐車監視をオフにする


駐車監視中に衝撃を検知した場合、エンジンオンで駐車監視を終了して常時録画に入る際に「衝撃録画あり」の警告オンと画面表示が出ます。(ボタン操作で確認しないと常時録画にはならない)

なお、降車・乗車時のドアの開閉にを検知しないように、1分または3分のキャンセルタイマーの設定が可能です。

駐車監視に関わる設定については、全て「ZDR026」の設定画面から変更が可能で以下の通りです。

①録画方式は衝撃クイック録画/常時+衝撃録画/タイムラプス録画

②衝撃検知の感度は0.03~0.15Gで0.01G刻み

③タイマー設定は30分/1/3/6/9/12時間/常時オン

④カットオフ電圧は11.9/12.0/12.1/12.2V

⑤乗車・降車キャンセルタイマーは1/3分

駐車監視の衝撃感度について

駐車監視の衝撃感度は最高の0.03Gに設定すると、ドアの開閉を検知し、半ドアにならないように気を付けて閉めると検知しない事もありました。

外部電源を使用した駐車監視について

「UPS300」を使用した「常時録画+衝撃録画」の駐車監視では、5.5時間の駆動が可能でしたが、通常のドラレコ2台分の電力を消費している為、燃費は悪いです。

■ ドライブレコーダー駐車監視用バッテリー 「UPS300」の使い方

その他の外部バッテリーでの駆動時間の予測は以下の通りです。(駆動の可否のみ確認)

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■ ドラレコ駐車監視用バッテリーMEDIK「UPS400」「UPS500」

■ ドラレコ駐車監視用 急速充電バッテリー ikeep MIGHTYCELL

仕様外のmicroSDでの録画・再生状況

「ZDR026」は仕様上のサポート範囲だと32GBまでのmicroSDカードしか使えません。

こちらで試した限りでは以下の結果となりました。

■ SanDisk Ultra 200GB~フォーマットしても延々と再フォーマットを要求される

■ SanDisk Ultra 128GB~メニューからのフォーマットが可能だが、固まって操作不能になった

■ トランセンド X400~メニューからのフォーマットで1時間程度の録画・再生に問題は認められず

■ 東芝EXCERIA 128GB~メニューからのフォーマットで1時間程度の録画・再生に問題は認められず

■ 偽物に注意!!ドライブレコーダーにおすすめのmicroSDカードは?

地デジへのノイズの影響について

地デジへのノイズの影響に関してはフルセグがギリギリ映る場所で電源をオン・オフしても変化は見られず、以下の4機種を同時駆動でアンテナが3→1への変化がありました。

①「ZDR026」

②「SN-TW80d」

③「PDR800FR」

④「DR750S-2ch」


この辺りの機種はノイズ少な目ですが、カーナビの種類やアンテナ位置、車種によって影響が出る可能性もなくはありません。

■ ドライブレコーダーのノイズ、地デジ電波障害の対策

ファイルの録画形式と再生方法について

「ZDR026」の録画ファイル形式は「AVI」、コーデックはH.264となっていますが、フロントとリアの映像が結合されて一つのファイル内に格納されており、PCの専用ビュワーでなければ原則としてリアの映像は視聴できません。(裏技で再生は可能ですが面倒です)

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ビットレートはフロント分・リア分を合わせて24,000kbps程度ですので、単体だと12,000kbps相当となり、かなり圧縮率が高い為、解像度なりの精細感が出ていないように見受けられます。

「ZDR026」のビット÷(ピクセル×フレーム)は0.111となりますが、ケンウッドの「DRV-MR740」はフルハイビジョンでビットレート16,000kbps、ビット÷(ピクセル×フレーム)は0.281です。

従って1画素の表現に「DRV-MR740」の1/2.5しかデータ領域を使用していない計算となります。

microSDカードの32GB縛りがある為、ハードウェアの性能を殺してますね。(コーデックはH.265にしたら良いと思うのですが…)

専用ビュワーでの再生

「ZDR026」のPCビュワーは機種専用の「ZDR-Viewer Type06」となります。

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主な機能は以下の通りです。

①前後同期再生

②前後再生ウィンドウ入れ替え

③ほぼフル画面での再生

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④ドラッグ操作によるエリア拡大

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⑤前後カメラの天地反転

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⑥リアカメラの左右反転

⑦再生速度変更(1/4~4倍)

⑧地図表示

⑨速度表示

⑩Gセンサー表示

2カメラドラレコのビュワーとしては全部アリの仕様です。

PC汎用ビュワーでの再生

PC汎用ビュワーでの再生に関しては、Windows 7→10にアップグレードしたPCのメディアプレイヤー12でフロント動画のみが再生可能でした。

リア動画に関しては「ZDR-015」と同様の方法でファイル分割後の再生は可能です。

■ リア動画のファイル分割と汎用ビュワーでの再生

スマホでの再生

スマホでは前後動画の分割が出来ませんので、今のところ再生不可と考えて下さい。

各種安全運転支援機能について

「ZDR026」の安全運転支援機能は、以下ので7つの警報となっています。

①先行車発進お知らせ機能~誤報はあるがそこまでうるさくない感じ

②前方信号お知らせ機能~誤報はあるがそこまでうるさくない感じ

③先行車接近お知らせ機能~なかなか作動しません

④車線逸脱お知らせ機能~それなりに精度は高いかも?

⑤後続車接近お知らせ機能~煽られませんでしたので未検証(誤報はあり)

⑥ドライブサポート機能~加減速ではあまり反応せず、段差越えや急ハンドルで反応しやすい

⑦車速アラーム機能~高速に乗らない人は70km設定にしておくと捕まらないかも

※設定に関しては以下参照(取説55P

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なお、これらの機能のいくつかはキャリブレーションをしっかり行わないと誤報が出まくります。(しっかりやっても多少出ますけど…)

キャリブレーションについては、フロントは赤線を車両のセンターに来るようにボタンで設定、上下はドラレコの角度調整で黄色の線の間に地平線が収まるように設定します。

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まぁ、そこそこ歪みの出るレンズなので地平線が凹型になりますし、マウントの上下の固定ポイントはそれほど細かく刻まれてないので、ど真ん中に合わせるは難しそうです。

リアについては縦線が画面の真ん中になるようにカメラの位置を合わせ、赤線と黄色線の間に地平線がくるように赤線の位置をボタン操作で動かします。

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信号のお知らせはそこそこ実用性は高いかなぁ~と感じますね。

後続車接近お知らせ機能については、50km以上からしか検知出来ない設定ですが、30~40km制限の道路でもやたらと車間を詰めて来るドライバーもいますので、20km以上で設定可能な方が良いように思います。

ゾーン30に指定されているような生活道路だと、場合によっては20km台で徐行しなければならない事もありますし、立体駐車場などでもやたらと車間を詰めて来る鬱陶しい方もたまに見かけますので…

「ZDR026」の総評

「ZDR026」の総合評価はなかなか難しく、とりあえずドラレコとしての各特性を競合モデルと比較すると以下の通りになります。

①録画視野角~前後112°程度なのでまずまず広め

②昼間のナンバー認識精度~ダントツではありませんが、現状単独No.1である

③夜間のナンバー認識精度~コムテックの「ZDR-015」には劣るがそれ以外には負けてない

④昼間の白潰れ耐性~コムテックの「ZDR-015」、ケンウッドの「DRV-MR740」には劣るがそれ以外には負けてないし、実用性の観点から考えると必要充分なレベル

⑤夜間の明るさ~暗視能力はほとんどなく、非STARVISの明るさ特化型と良い勝負、または負けているが、ドラレコ全体から見れば明るい方

⑥WDRモードでは一定以上の明るさがある場面では他のSTARVISモデルと同等の明るさになるが、暗視能力はほとんどない


…という訳で簡単には「ZDR026」はおすすめです!、とは言えません。

ただし、以下の場合には最良の選択になると思います。

①駐車中の当て逃げ対策としての駐車監視のナンバー認識重視の場合

②走行中の当て逃げ、または煽り被害の証拠や追突時の後方ドライバーの挙動を押さえたい場合

③別の角度から考えると、ケンウッドの「DRV-MR740」を第一候補に考えている場合には、ほぼ全面的に「DRV-MR740」を上回っている為、「ZDR026」の方がおすすめ(ケンウッドキラーモデルと呼ばせてもらいます)


駐車監視や走行中のナンバー認識を重視せず、事故の際の状況証拠を最優先するのであれば、「SN-TW80d」「DRY-TW9100d」Blackvue「DR750S-2ch」辺りは視野角も近いですし、なかなか迷うところです。

コスパで考えると「ZDR-015」ですね。


逆に以下の場合には「ZDR026」はおすすめしません。

①STARVISらしい夜間の明るさ

暗視能力を求める場合→セイワ「PDR800FR」、ユピテル「SN-TW80d」、Blackvue「DR750S-2ch」辺りがおすすめ


②景色などを綺麗に撮影したい場合

基本はSTARVISモデルは景色は綺麗に撮影出来ませんが、Blackvue「DR750S-2ch」は60fpsモードがあり景色はそこそこ綺麗に映る、ユピテル「DRY-TW9100d」はフロントは非STARVISで発色も悪くない、ここで比較しているモデル以外だとTHINKWAREの「F750」、「F770」辺りが景色も綺麗に撮影出来ます。

…という訳で「ZDR026」は事前のスペックから期待していた夜間の撮影能力はありませんが、条件付きでNo.1のおすすめモデルである事は確かですね。

今回比較に使用した2カメラドラレコの記事リンクは以下の通りとなります。

①セイワ「PDR800FR」(前後フルハイビジョンSTARVIS

②ユピテル「SN-TW80d」(前後フルハイビジョンSTARVIS)

③BLACKVUE「DR750S-2CH」(前後フルハイビジョンSTARVIS)

④ユピテル「DRY-TW9100d」(前後フルハイビジョン、後方のみSTARVIS)

⑤セルスター「CSD-790FHG」(前フルハイビジョンSTARVIS、後方HD)

⑥ケンウッド「DRV-MR740」(前後フルハイビジョン)

⑦コムテック「ZDR-015」(前後フルハイビジョン)

(ドライブレコーダー専門家 鈴木朝臣)

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こんにちは!カーアクセサリーのポータルサイト「LaBoon!!」管理人の鈴木朝臣です!
コメント (30)
今ではバッテリーが上がるので駐車監視はできません。そこでバッテリーを使おうと思います。
UPS400や500にしようと思いましたが、最近EN6000や12000の記事も目につきました。
どちらが使い良いとかあるのでしょうか?それとも容量の違いだけなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
UPS400と500は家庭でのコンセントでの充電が可能である代わりに、充電時間が長くかかります。(180~240分)、EN6000/12000の場合は家庭で充電できない代わりに充電時間は短くて済みます。(50~100分)
使い勝手は急速充電が可能なEN6000/12000が良いですが、急速充電に必要な走行時間も確保できない場合にはUPS400と500の方が良いと思います。
UPS400と500で迷っております。普段は朝と夜の通勤で片道10キロ程度で往復が20キロほどを田舎の混んだ道をだらだら走る程度です。監視に必要な時間は決めていません。500にした場合のデメリットをご教示ください。よろしくお願いいたします。
500のデメリットは価格が高い、大きいので置き場所に困るかも知れない、満充電に時間が掛かる、の3点になります。
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