第2回 ニュータイプの相談援助職のための読書会 開催!

こんばんは。こころの研究所レタスの三宅です。

8月29日(土)、第2回目のニュータイプの相談援助職のための読書会を開催しました。
ご参加いただいた方、ありがとうございました!
今回は、心理職だけでなく福祉を学んでいる方にもご参加いただきました。


前回の読書会は「ナラティブ」「相手の立場を知る」というのがテーマでしたが、前回から参加してくださっている方が仕事で活かしてみたお話をしてくださいました。
実際に試したお話を聞くと私たちも嬉しかったですし、こういう活かし方があるのかと、新しく発見できました。
こういう輪を広げていきたいと、改めて思います。


★第1回の内容はこちら★


さて、今回読んだ本は、山口周さん著『ニュータイプの時代』
読書会の名前にも付けている「ニュータイプ」。

これからの時代を生きるために必要な思考・行動様式とは何か?

1章は、最近のメガトレンド6つについて。
2章以降は、「ニュータイプ」「オールドタイプ」のキャリア戦略や思考法が対比して書かれています。
これらをアクティブ・ブック・ダイアローグ®(以下、ABD)の手法を参考に、みんなで分担して読みました。

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自分が担当した章を1文で説明し、簡単な解説をしてもらいました。
・未来をどうしたいか考える
・「役に立つ」から「意味のある」ことへ
・新しいことを試し、上手くいったら共有、失敗すれば逃げる
・オピニオンとエグジットで組織を変える

といった具合に。

さらに、読んでみて気になったところも共有しました。
たとえば、
・「構想」と「予想」ってどう違うのか?と思った
・独占することってだめなの?
・理論だけでなく経験をアップデートしていくこと 
など。


補足として、YouTubeにある解説動画から、概要を掴んでもらいました。
最近は、1駅で観終える解説動画が多いですね。
こういうツールも活用して、よりディスカッションの時間を確保したいので助かっています。


レタスが考える「ニュータイプ」とは何か?

結局のところ「ニュータイプ」とは何か?
それは、美意識(アート)にもとづいて行動することだと私たちは考えています。

これをもとに、後半では自分の美意識に気付くためのオリジナルのワークを行いました。


まず、以前から「おかしいな」と思ってきたことを3つ挙げてもらい、そう思った理由を挙げ、理想の在り方をブレインストーミングしてもらいました。

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このワークの目的としては、

①自分の直観や信念を社会通念だからと流さずに気付くこと

②それを現実に落とし込んで考えること でした。

(ちょっと見えづらいですが)皆さんの意見はこんな感じ。

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時間の関係上、みんなでブレストする時間がとれませんでしたが、確かにそう!と思う身の回りの「おかしいな」と思うこと、理想の在り方が沢山挙がりました。


次回、第3回目は安宅和人さん著『イシューからはじめよ』を読みます。
第3回以降は、自分たちの美意識にもとづいて行動するためのヒントを学ぶことを目的に、ディスカッションやワークをしたいと考えています。
皆さんのご参加をお待ちしております。

~日程~
第3回 ニュータイプの相談援助職のための読書会
2020年9月20日(日)9:30~12:00
@きらめきプラザ 大会議室2


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