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非情な男

作:山川方夫

国語の教科書にも取り上げられた「夏の葬列」で有名な作家さん。
この方のショートショートが凄く好きで、ちょいちょい読み返してます。

出だしで、何となく展開は見えますが、さすがは山川方夫氏。
もう一つちゃんと話を盛り込んでいるのです。

そしてね。猫かな?と思ったら、まさかの蛾。

さらに蛾だけで終わらない。むしろ、ここからが本題。

まぁね。気持ちが冷めれば蝶も蛾になるかも?なんて、こちらもひねくれて考えてみたり。

蛾を室内に入れないのが非情だとは思わないけど、関係解消の時のアノやり方は非情だと感じます。

「おっちょこちょいでヒステリック」かぁ。
何だか、他人事とは思えなくて、気を付けようと思った次第💦

※青空文庫で読めます。

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